2011-08-03 第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
内部被曝の線量を評価するにはどのようにするかといいますと、一つは、体の中に入った放射能そのものが、物理的半減期といいますけれども、この物理学的半減期に従って減少してまいります。放射能そのものの減衰と、体の中に入った放射性物質が代謝などによって体内から体外に排出されていきます。
内部被曝の線量を評価するにはどのようにするかといいますと、一つは、体の中に入った放射能そのものが、物理的半減期といいますけれども、この物理学的半減期に従って減少してまいります。放射能そのものの減衰と、体の中に入った放射性物質が代謝などによって体内から体外に排出されていきます。
また、次のページに行きまして、セシウムは体内に三十年もとどまるからこれは大変だというお話もありますが、確かに、セシウムは、物理学的半減期というのは三十年ですけれども、もう一つ、生物学的半減期というのがありまして、セシウムはカリウムとかナトリウムと同じようにどんどん体から出ていくということで、一歳までのお子さんだったら九日で半分になってしまう。九歳までだったら三十八日。
実効半減期、物理学的半減期、生物学的半減期に関しましては、ここに書くような数式の関係があるというふうに分かっております。
沃素131、物理学的半減期が八日、生物学的半減期が八十日、実効半減期が七・三日であります。甲状腺への取り込み約三〇%ということで、ちょっと私が計算してみたところ、残留量、今、半月たって七%ないし八%ぐらいであります。十五日前の放射性の雲、プルームが影響したということであれば、既に七%から八%に下がっていまして、かなり検出することが難しい状況にあります。 次のパネルをお願いします。