2016-04-28 第190回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
今回の法案というのは、基本的にはこれ国内の物流を対象にしているとは思うんですけれども、これからの日本の経済発展を考えた場合に、やはり物流自体が今非常にグローバル化、ボーダーレス化してきている中で、国際物流にしっかりとつながった、そういう国内の生産サイドから諸外国までの一貫した物流を高度化し効率化していくということは、日本の競争力のためにも非常に大事な点であるかと思います。
今回の法案というのは、基本的にはこれ国内の物流を対象にしているとは思うんですけれども、これからの日本の経済発展を考えた場合に、やはり物流自体が今非常にグローバル化、ボーダーレス化してきている中で、国際物流にしっかりとつながった、そういう国内の生産サイドから諸外国までの一貫した物流を高度化し効率化していくということは、日本の競争力のためにも非常に大事な点であるかと思います。
結局、五十年以上前の昭和三十年代の駐車場問題、その当時はまだトラックというのは特別なもので、トラックを優遇する余裕があった、あるいは、路上駐車でもいいから、まずは経済成長を追い求めていた時代ですけれども、今では都市内のこの優遇措置がかえって物流自体にとってマイナスになっている。
また、当然、これは物流自体が停滞するわけでございます。この物流の停滞ということが、これは相当大きなインパクトを持つということは想像に難くないわけでありますし、また、冬場に供給が途絶すれば、灯油やあるいはLPガスが枯渇をして寒冷地で国民の命に関わる問題となりかねないということであります。
物流自体をコントロールするとか、そういう全体的にコントロールするという役割は非常に難しいと思いますけれども、それの調整機関として、今回の我が国の交通基本法でも、自治体がいろいろな施策を打ち出しても、隣の市町村にはどうやって行くかとか、またそれとの相互流通等がありますので、そういったいろいろな役割というのをどこが担うか、都道府県になるのか国が行うのか、そんなことの組織も必要ではないかと考えています。
私は、先ほど望月先生が言われた、あこがれていた神戸港がある神戸市の選出の議員でございますが、阪神・淡路大震災等々もありまして、物流自体が大変激減をして、かつては世界に冠たる神戸港というわけでありましたが、先ほど御紹介にありましたように、コンテナ取扱量は世界の三十位程度まで落ち込んでしまっている、こういった状況でございます。
これも私は世界的には通用しない話だと思いますので、そういうあらゆる物流コストあるいは物流自体の効率化を図っていくのが国土交通省に課せられた大きな役目だと思っております。
そこで、物流自体が本来広域的なものであるというようなことで、都道府県の圏域を超えるという観点も含めて調整が必要になる場合があろうと思います。そしてまた、この法律によりまして業務地区を定め団地を造成するというような過程におきましては、もちろん建築制限、土地の収用等によりまして強い権利の制限というようなものも伴ってまいります。
この際、物流自体は本来広域的なものであり、都道府県の区域を越える観点から調整が不可欠であること、さらに本法による手法は強い権利制限を伴うものであり、そのときの採用については、全国的なバランスを欠くと不適切であるということ等から主務大臣の承認を要するとしているものであります。
我々としては、とりあえず複雑な許認可業務をできるだけ簡易化していくという形に力を注ぎ、また流通自体、物流自体に当たっておられる皆さん方にもできるだけ空海陸の一体体系を阻害しないような方向で行政の運営に当たりたいなということを基本的に念頭に置いております。
その意味で、いわば物流自体がウエートの増大を見ているわけでございますけれども、それに対応いたしまして、私どもといたしましてもできる限りそういった物流の流れに可能な限り機動的に対応できるように対処してまいりたいというのが、基本的なスタンスでございます。
それでも対前年ではかなり物流自体が鎮静化している中で伸びております。そういうものを踏まえ、かつトラック業界の方々のお話をお伺いいたしますと、やはり五、六百キロを超えるとかなり苦しいというお話もございます。そういうことを踏まえますと、我々が今後一生懸命頑張っていいダイヤを引き、コストを下げていけば十分競争ができるというふうに思っております。
○永江委員 そういうふうに料金を値上げすることによって利用者の減少、そしてまた、さらにその収支を穴埋めするために料金を値上げしていく、まさに拡大再生産じゃなくて縮小再生産的な、物流自体は総体的にはふえていることは数字でわかるのでございますけれども、極端に言えばこれは第二の国鉄になるというおそれなきにしもあらずと思うのでございます。
物流と鉄道輸送は全然別であって、その結合点に非常に大きな節があったのではだめなんであって、世の中の物流自体の中に鉄道輸送が溶け込むにはどうしたらいいか、これは流通ターミナルの問題でもあるし、また輸送力自体の問題であるというふうに考えます。それが第二点であると存じます。