2001-06-05 第151回国会 参議院 内閣委員会 第14号
○椎名素夫君 けさ以来、この道交法の改正についてはいろいろな角度から御質問が同僚委員からありまして、もう余りつけ加えるような質問はないんですが、最近、アメリカあたりで複雑系の研究をやろうというのが始まりまして、これが全くおもしろいと思うんですが、一緒になってやるのは原子物理学どころかもっと下の素粒子の物理学者から始まって、それからいろいろ物性論、金属の構造の研究をやったり、あるいは生物学、分子生物学
○椎名素夫君 けさ以来、この道交法の改正についてはいろいろな角度から御質問が同僚委員からありまして、もう余りつけ加えるような質問はないんですが、最近、アメリカあたりで複雑系の研究をやろうというのが始まりまして、これが全くおもしろいと思うんですが、一緒になってやるのは原子物理学どころかもっと下の素粒子の物理学者から始まって、それからいろいろ物性論、金属の構造の研究をやったり、あるいは生物学、分子生物学
それからやはり今世紀の初めの出来事では半導体の研究、磁性材料、強誘電体材料という物性論がその機能性材料として大きく導入され、材料がそれ自身の持っている特性を単に強度材料とかなんかではなくて使われるという道が開けたわけです。 この中で注目していただきたいことは、磁性材料の中の特に酸化物磁性材料は日本の創意になるものでございます。
基礎的な研究がたことに重要なものであるという点は、例えば今を時めくエレクトロニクスの生みの親は半導体工学であったでございましょうし、このもとには物性論があっただろう。またバイオテクノロジーの根源には分子生物学、あるいは地震の予知の問題には地球物理学、地質学等々、すべての技術部門の進歩発展の根源には基礎科学があることは明らかなことであろうと実は考えるものであります。
○志村哲良君 ライフサイエンスを初め、殊に先端的分野におきましては、例えばニューメディアにおける物性論、地震の予知における地質学、地球物理学、殊にプレートテクトニクスあるいは火山活動の解明等々、基礎科学部門の研究の充実が極めて肝要であると考えるものであります。この点に関しまして文部大臣の御所見をもお伺いいたし、私の質問を終わらしていただきたいと思います。
そうなれば、どう考えても、厚生省の疫学研究班並びに食品衛生調査会のほうで出した結論が——物性論やその他専門的なことを言われますと、困りますが、私自身もよくわかりませんが、どう考えても、これはやはり、すなおに、昭和電工が少なくともおもなる原因になるということだけは言っても間違いではないのではないかという感じがされてならないのであります。
たとえば動力炉開発ということになりますと、核物理や物性論はもちろんといたしまして、抽象数字であるとか、生物物理であるとか、あるいは流体、伝熱、構造、自動制御、あるいは金属、化学工業、さらには微気象でありますとか、海洋学、地震、こういうものにまで関係してまいります。 こういう非常に広範囲のもの、広範囲の研究者が一つの目的を意識の中に置きまして、そして協力していく。
たとえば二号答申でも——私はよくわかりませんが、物性論というような問題が全然抜けているじゃないですか。僕らしろうとでさえ、ソビエトがロケットを打ち上げた。その打ち上げたものが異常な高熱に耐えるためには、どういう物質の研究が必要かということくらいは感じるわけですよ。これがいろいろなものの基本になることもわかるわけです。
原子核の研究所とか物性論の研究所とか高電圧の研究とかというように相当分化されております。しかし、それらの研究所は、その研究所だけで成果を上げられませんので、全国の研究組織の中に協力態勢を求めて、お互いの研究班を作るとか、そういうようなことによって、不足を補う、足りない点を補っていっているわけであります。
さてそれをやっておりますと、物性論をどうしてももう少しやらなくてはいけない。原子力々々々であらゆる物理学者が原子力の方に向いておったのですが、振りかえって見ると、物性論の研究者がいなくては仕事にならない。また大騒ぎをして物性研究所ができるといったように、あとからあとを追っているわけです。従って、私は全体としてのレベルは一様に上げていかなくてはならないと思います。
これは学問的には非常にむずかしいので私も十分説明ができませんが、経緯から申し上げますと、昨年の五月日本学術会議で物性論の研究を総合的、基礎的に行なって、わが国の科学水準を高め、工業力の発展に貢献する必要がおる、そのためにはわが国の物性研究所をすみやかに設置するように要望がございまして、この要望に基きまして科学技術審議会で審議いたしまして、文部省で取り上げまして、これを大学附置研究所として設置するように
たとえば国立の原子核研究所、あるいは物性論研究所というものが最近計画されておりますが、そういうふうな意味合いにおきまして、やはり工業技術、科学技術そういう方面でも多少まとまった形の研究所あるいは研究の連絡機関、そういうものを助成していただいたらよいのではないかと思いますが、会社などは割合特許とか、会社自身の秘密と申しますか、利益を守るために、分離した形でやっておるのではないか、そういうことがかなり研究
大へん耳なれない言葉なのでございますが、われわれの方では、物性論という名前で相当前からこの言葉を使っております。これは、現在では、物理学の中の非常に大きな部門でございまして、現在の物理学の重点が原子核物理学と物性物理学の両方にあるというふうに申すことは、非常に実情に合っていると申しますか、実際その通りであると考えるのでございます。