1996-03-01 第136回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
両施設は、それぞれコンピューターの高集積化や高速化と放射光ビームによる物性研究などを主たる研究目的とするものでございまして、ともに最先端の学術研究を切り開くものとして大きな期待が持たれている分野と承知しております。
両施設は、それぞれコンピューターの高集積化や高速化と放射光ビームによる物性研究などを主たる研究目的とするものでございまして、ともに最先端の学術研究を切り開くものとして大きな期待が持たれている分野と承知しております。
さて、放射光とは高速で直進する電子を磁力を利用して曲げる際に発生する極めて明るい光であり、この光を活用して従来より多くの物性研究が行われてきました。しかし、近年、新分野における放射光の利用の蓋然性の高まりに伴い、原子や分子レベルの解明を可能ならしめる高輝度光の開発が要請されてまいりました。
これはもう先生御承知のように宇宙環境利用でいろいろ物性研究するということで、これをどういうふうに大学の方も基礎物理の方も参加していただくかということが非常に大事なことでございますが、この部会におきましても大学のそういった方が入っていただく、それから大学からもいろいろ公募しましてテーマをいただく、こういうことで、そういうものもきちっと進めていきたいと考えているわけでございます。
このために今私ども想定しておりますのはほぼ五十二億円程度でございまして、基礎的な物性研究その他、あるいはバイオ等にも活用できる施設でございます。 二つ目の鉱工業海洋生物利用技術研究センター、いわゆる海洋バイオでございますが、これにつきましては総事業費六十億円程度考えておりまして、岩手県の釜石市と静岡県の清水市に立地を想定しております。
それから二番目には、やはりBCS理論がもう崩壊した以上は、新しい理論体系をつくって物性研究が非常に進歩するであろう、そういうふうに思っています。それから三番目には、少なくとも現在既に実用可能の素材があるわけでありますから、これをいち早く実用化するという実用化研究が進歩するであろう。これは後で荻原さんからいろいろ御説明があるかと思います。 これが今後の研究動向でございます。
それから海外で国際学会が開かれるときなんというのは、アメリカで開かれた物性研究者のゴードンリサーチ会議に、電子技術総合研の研究者は、十四日間の休暇届を出し、五十六万円、私費を使って出席をしたというようなことが報道されております。 また、いろいろこういう機関に働く研究者の方々、博士がいっぱいおるわけですが、こういう人たちからも非常に深刻な状況が訴えられ、私のところにも陳情がございます。
科学技術庁におきましては、原子力研究所におきまして溶融塩の物性研究といった基礎的な研究をやっている次第でございます。予算は今年度、五十五年度ともに七百万円を予定しております。
この中身といたしましては、一つは魚礁漁場をつくる上で基本的に必要な構造部材の強度あるいは安定性、こういったものに関する設計指針をつくるといったような面、それからもう一つは魚礁の計画配置に関する指針づくり、さらには魚礁の効果を明らかにするための調査研究、こういった中身の調査研究を実施しておりまして、いわゆる物性研究、新しい素材それ自身の開発研究というのは実施してないわけでございます。
そうして今日筑波におきましては、特別の大規模なプロジェクト研究といたしましては、「加速ビームによる核物性研究」、それから「自然環境と文化に関する研究」、これを幅広く総合的に、いままさに御指摘がございましたような当大学の研究者に全国の研究者あるいは海外からの研究者も加えて、充実した研究ができるようにという考え方でおるわけであります。
そういう点の特徴が無機材質に望まれておりますので、そこから考えまして、まずできやすいものから考えるとしますと、いま日本で一部やられておりますのは、酸化アルミで、一部名古屋の工業試験所あるいは物性研究等で一部の物性の研究がやられております。しかし、酸化物以外に現在方向といたしましては、窒化物それから炭化物、そういうものに非常にそういう特性のあるものがあり得るという点が出ております。
○政府委員(緒方信一君) それは、先ほど矢嶋委員の御質問に対してお答えもしたんでありますが、設置の初めから学術会議の勧告によってできたものでございますし、今日まで進めて参りますにつきましても、学術会議の物性研究者の人々に十分相談をしてやっておりますので、それらの方々の意見をさらに徴しまして、十分効率的にただいま言われましたような弊害のないような運営の方法を考えてもらいたい、かように考えております。
○政府委員(緒方信一君) これは、物性研究者の共同利用の研究所でありますので、特別に研究生ということじゃございません。学者が部門々々に属しまして、そうして担当部門において研究を進めていく、さらにそれを総合して物性の研究の実を上げる、かような組織になって参るわけでございます。
○緒方政府委員 まだこまかい運営の方法は、これから関係者で十分検討していきたいと存じますけれども、とにかくここに実験装置も総合的に設置いたしまして、全国の物性研究者の利用に供したいということでございまして、初年度は、先ほど申し上げたように三部門でございますけれども、全国の研究者が研究できるように、運営の方法につきましては、物性の学者を中心といたしまして、十分これから具体的に検討いたしたい、かように考
○平田委員 実験設備を置くということでございますが、河野委員のこの間の御質問に対して、緒方局長さんは、物性研究のためには相当大規模の実験設備が必要であるから、この物性研究所に集中的に施設する。