1948-06-07 第2回国会 参議院 財政及び金融・商業連合委員会 第1号
併しこれは今もう少し、七十乃至二五〇と申しますのは今の物便價體系でのお話でありまして、物價體係を大幅に變えられた暁には、これが又變つて來るかと思います。大體そういうようなことであります。
併しこれは今もう少し、七十乃至二五〇と申しますのは今の物便價體系でのお話でありまして、物價體係を大幅に變えられた暁には、これが又變つて來るかと思います。大體そういうようなことであります。
これはむしろ逆に物價體係の値上りという手品によつてごまかされているのである。そこで先ほど建設院總裁は、すでに支拂われた三十一億餘りの復舊工事費の新單價による改訂ということを考慮すると言われましたが、三時半から閣議があるそうでありますが、これはこの際ここで確約をしていただきたい。最小限度三十一億のすでに支拂われたと稱する豫算的措置をされているかもしれませんけれども、現實には地方の手に渡つていない。
こういう點につきまして政府の確信ある總合對策というものが、十分に伺えないということに關連いたしまして、本豫算が實施の曉には、はたして新物價體係が維持されるかどうか。從いまして千八百圓ベース堅持ができるや否やということ。
もし能率が増進した場合には、給與を引上げても物價體係を崩すものではないというふうに考えてよろしいかどうか。私たちから言うならばむしろ健全財源があるのかないかということに、おそらく官公職員の給與問題がかかつていると思う。從つて徴税機構を強化し、自然増收というものが行われ、それから今度は官公吏の待遇をある程度改善することによりその能率が増進する。
最近の實情を申し上げますと、先般の新物價體係に基きます重要醫藥品の價格の改訂が最近行われるわけでございますが、大體二倍ないし三倍の値上げが行われるのでありまして、この結果、局方品あるいは重要醫藥品をさらに原料といたします賣藥についても、いきおい價格の改訂の問題が出てくるわけでございます。
すなわち農民は、これによつて物價體係が崩れてくるのではないか、從つてわれわれの米價も近いうちに改定せられるのではないかと言つておるのであります。これは非常に重要なる問題でありまして、今日のインフレの問題、あるひは食糧政策の問題、かつまた、ただいま審議せられております追加豫算の上にも、重要なる影響を與えてくるのであります。
御説の通り一本のレートができれば非常にいいのでありますけれども、わが國の現状——こういうふうな非常な物價體係がでこぼこになつておりますので、一本にいたしましては、とうてい引合わない仕事がたくさんできるというようなことがありまするから、今少しくこの調子が、足並がそろいますまで、やはり複數レートにしてやつていきまして、だんだんと單一レートへ乘せていくということでなければ、ただちに單一のレートで貿易を始めるということは
殊にただいま御説明を伺いますと、新物價體係を定める一つの基準としては、大體昭和十一年當時における基準年度の價格の今日の價格、竝びにその當時の通貨と現在の通貨との開きからみて、大體六十五倍くらいのところをとつて。ひとつ地ならしをする。もしそれ以上になつたものについては引下げる。あるいはまた地の方策をもつて一般大衆に對する負擔を輕からしめるようにする。