1949-08-09 第5回国会 参議院 建設委員会 閉会後第2号
從つて公共事業費において失業者を吸收するのであるといつたような言い方は甚だ間違いでありまして、むしろ昨年度四百九十五億という、約五百億という公共事業費があつたのでありますが、今年も同じ金額でありまするので、物價、賃金等の値上りから考えまして、むしろ公共事業費のうちから失業者を今年は出しておるというのが正しい言い方ではないかというふうに私は考えております。
從つて公共事業費において失業者を吸收するのであるといつたような言い方は甚だ間違いでありまして、むしろ昨年度四百九十五億という、約五百億という公共事業費があつたのでありますが、今年も同じ金額でありまするので、物價、賃金等の値上りから考えまして、むしろ公共事業費のうちから失業者を今年は出しておるというのが正しい言い方ではないかというふうに私は考えております。
しかして、この点におきまして、このたび出ましたところの経済九原則の内容は、財政金融、それから物價、賃金等につきまして、その施策というものはすでに発表した民主自由党の施策とかわつておらぬことは当然であり しかして、諸君から今御質問がありましたが、民主自由党は、物價統制におきましても、従來発表いたしておりますものは、あくまでも必要なる統制については、有効適切なる方向に集中いたしてこれを行う、しかしながら
○内田政府委員 國民所得の推計を十一月の物價賃金等をベースにいたしまして、概算いたしました結果が、先般発表せられまして、それによりますと、本年六月の物價賃金水準で推算いたしましたものは、御承知のように一兆九千六十億円でありましたものが、十一月ベースによりますと、二兆三千九百三十億、約四千八百七十億ほどの國民所得の増加が推定せられる、こういうことに計算が出て參ります。
それで今回私どもは非常に困難ではありますけれども、財政の実情と、それから物價、賃金等を均衡的ににらみ合わせまして、こういう観点から予算の編成に当つたのであります。そこで問題になりますことは、ただいま御指摘になりました物價と賃金の問題が非常に大きな問題になるわけであります。
それでもしさようだといたしますと、これはいろいろ考えようがあると思うのでありますが、現在私どもはたびたび申し上げましたように、予算の上において、財政し物價賃金等との相関性を考えて、いろいろの材料に基いて、一つの決定点に達しまして、これから見透しの線をたどつて前途を見透して、そうして予算全体を編成したのでございますから、ただいまこれでやつていけるかという重ねての御質問でございますけれども、私どもはこれでやつていけるということを
第二には、物價、賃金等の急激なる膨脹騰貴に伴いまして、財政の需要が飛躍的に増加したことであります。これに対應するために租税收入を確保するということが税制改正の狙いであるように考えます。
公正妥当、原價、物價賃金等の関係をうたわれております。どれにもあてはまらぬということでございますが、これは私らといたしましては、どれをも参酌いたしまして、今日の困難な日本経済の過渡期的現状にマツチいたしますような考え方から、今回の倍率を決定した次第でございます。
從いまして、本年度の予算は、いろいろな観点から考えまして、物價・賃金等の惡循環を断つというような点に力を入れたつもりでおります。
一般会計において歳入予算の見積りが非常に過大ではないかというようなお説でありましたけれども、これは一々物價、賃金等、経済の諸情勢の推移を十分に勘案いたしまして、その適正を期したのでございまして、過大であるとは考えておりませんのであります。
從いまして物價、賃金等は、これは既定の方針に從つてやつて行く。本豫算において革新すべきものは革新する。こういうような態度で、一應とにかく暫定豫算を急いで、處理をして行く。こういうような方針でありますから、早く申しますと、既定の歳計の十二分の一を、例えば六月分とすればそれではいかない。
そこで、たとえば國家財政において、物價の値上りに対して補給的にこれを抑える点をどの線に引くかということと、あるいはまた物價が國家財政の負担をどこまで吸收するかというようなこと等々が、物價賃金等と関連をもちまして、現下の経済事情では、これはなかなか困難な問題でございます。從つて一旦これをかりにまずくきめるようなことがありますと、あとでただちに全経済界に及ぼす影響が大きい。
ただこれにつきましては、まだ予算の総額も決定いたしておりませんし、それから物價賃金等の水準も、大体どの程度のところにいくか、確たる見透しもまだつきかねておりますので、案を得て御審議を煩わす段階にまで至つておりませんが、諸般の事情を考えまして、できるだけ所得税については軽減をはかりたい、かように考えておる次第でございます。
そうしますと、物價、賃金等の歳出の面、あるいは運賃等の歳入の面におきましても、二十三年度においては思い切つた予算の編成によつて、最低限、歳出の方途につきまして、新内閣のもとでいろいろ政策を出されるだろう。してみると、われわれ属僚どもが、一年間の予算をこれぐらいですというので組んでみても、すぐ御破算になるべき性質のものだ、そこで一年間の予算は組めない。
だから、どうしてもこの際普通からいえば三倍程度の料金の値上げをしていただきたいと考えたのでありますが、三倍ということになつてきますと、國民経済に與えます心理的な影響、そういうことも考えて、二倍程度にこの際は止めまして、さらにその後の問題は今いつた増收、節約等も一層徹底いたしますとともに、新しく新物價の体系が改訂されるような場合に、一般の物價、賃金等の水準とにらみ合わせて次の料金というものを考えたい。