1949-04-18 第5回国会 衆議院 経済安定委員会 第7号
たとえば経済五箇年計画とか、あるいは総合資金計画とか、米國対日援助見返資金計画、貿易計画、物資需給計画、生産計画、物價対策等その他経済安定本部の関與する計画立案等に対しましては、まず他の委員会等に先だつて本委員会に御説明が願いたいと思うことが一つ。
たとえば経済五箇年計画とか、あるいは総合資金計画とか、米國対日援助見返資金計画、貿易計画、物資需給計画、生産計画、物價対策等その他経済安定本部の関與する計画立案等に対しましては、まず他の委員会等に先だつて本委員会に御説明が願いたいと思うことが一つ。
○國務大臣(小澤佐重喜君) 千葉君にお答えしますが、先ず第一点でございますけれども、現在の六千三百七円のベースを改訂する用意があるかという御質問でございますが、大体当時この賃金物價対策に対しましては、政府は現在の物價、現在の賃金というものを標準にしてすべての施策をやつて参つたのであります。併しながら御承知のように、今回鉄道料金を改訂され、郵便料金も改訂され、又主食の價格も改訂されております。
政府はいかなる物價対策をとらんとするのであるか。これでは、官職職員に対し給與改訂は約束したものの、政府はこれをまじめに支拂うつもりであるかどうかわからないと言われてもいたし方あるまい。
次に物價対策について申し上げて見たいと思うのであります。すなわち、今回配給タバコは値上げされまして、物價の引上げをせないということの経済三原則の一つも、またここに破られておるのであります。
次に物價対策について申上げます。昨年来の物價趨勢は、一般物價指数、実効價格指数を見ましても、明らかに騰勢にはありますが、その進行は比較的緩慢でございます。又この物價騰勢の緩慢化と相並んで、家計の安定度は最近やや増加したやに見えるのでございまするが、國民経済の赤字は決して解消しているわけのものではないのであります。
(拍手) 次に、物價対策について申し述べます。昨年來の物價趨勢は、一般物價指数、また実効價格指数を見ましても、明らかに騰勢にはありますが、その進行は比較的緩慢であります。また、この物價騰勢の緩慢化と相並んで、家計の安定度は最近やや増加いたしたようには見えまするが、國民経済の赤字は決して解消しているわけでないのであります。
では全然値上げしないかというと、後日賃金という面につきましても、大体公正な賃金が決定され、またこれに対する物價対策という問題が、全面的に蒲欟討される場合は、やはり運賃の値上げはやむを得ない。こういう見地から全般的な物價改訂、あるいは賃金の安定性をここで大きく結論づけるまでは、ただ運賃値上げだけをやるということに対しては、これはとるべき措置ではない。從つて私どもは反対だという結論なのであります。
最後にもう二点ほど承つておきたいのは、今後の物價対策に対する大藏大臣の積極的な方針、これを簡單に伺つておきたいのであります。他の議員からもいろいろ國民生活の不安、並びになおインフレのはげしくなるであろうとういような予想の御議論も二、三拜聽いたしたのでありますが、われわれもこの感を深くするものであります。大藏大臣はこの点についてどういうふうなお考えをもつておられるか。
しからばこの補給金を受ける限界は百億でなければならぬという、その理由はどうかというお尋ねでございますが、その点に関しましては、結局補給金の額からそう申しますよりは、むしろ物價対策なり、社会政策面なりから、旅客、貨物をどの程度の負担力と見るのが妥当であるかということから考えるべきではないかというふうに思う次第であります。
まず二十三年度総予算、特別予算案を物價対策と賃金水準について拜見いたしますと、運賃、通信料金を大幅に引上げ、さらにタバコの値上げ、一般公定價格の七割値上げを行いますならば、公定價格以外、いわゆる市價、やみ價格を三・六%の上昇に止めることは、絶対に不可能であると存じます。現在すでに五月初めより一〇%上つておりまして、物によりましては、一割上つておるのがあります。
從いまして、さらに私は現在の物價対策——これは安本長官に聽く方がわかり易いのでありますけれども、一應大藏大臣にもお伺いをいたしますが、物價を抑えるということのために、いわゆる紙幣増発からくるところのインフレーシヨン、それがさらに物價騰貴となつて現われてまいります場合に、この物價を一体どうやつて止めるか、これは非常に重要な問題であろうと思うのであります。
私はそこで時間に余裕を與えることは、好ましい物價対策でないと実は考えるわけでございます。従いまして、委員長の御斡旋になりまして、午後でも物價廳の役人がここへお見えになりまするならば、あらためてそのときに物價廳の御方針を伺いたいと存じます。從いまして、私の意見をここで申し上げて、政府当局の御意見を伺う機会は、午後の会議に讓りたいと思いますから、さよう御了承願います。
この管理委員会におきまして、炭價問題のごときは、当然能率発揮のことと連関して論議され、そうしてそこで立てられました意見というものが、勿論綜合的な物價対策との連関において、政府は御決定になるでしようが、相当重要視されるということになりますならば、炭價問題の解決のごときは、非常によい効果を齎らすのではないかと思います。
次に、物價引下運動促進に関する陳情、物價対策として統制を最小限度の主要物價だけに止め、緊要なる生産に対し資材及び資金を確保し、一方行政の能率を高め、官営事業の値下げを断行せられたいとの趣旨であります。
物價対策として統制を最小限度の主要物資に止め、緊要な生産に対し資材及び資金を確保し、行政の能率を高め経費を節減し、官営事業の値下げを断行せられたいとの趣旨であります。これも内閣に送付を要するものと認めたのであります。 十、請願第五百四十一号、慈善事業團体のため臨時資金調整法及び相続税法を改正することに関する請願、請願者東京都千代田区三年町日本社会事業協会長中川望、紹介議員中平常太郎君。
その原因はいろいろあつたかと思うのでございますけれども、要するに経済の動き全体が然らしめたということになるのと、それから一方は今お話のように物價と申しますか、公定價格と申しますか、それがなかなか機動的に参り得ないといつたようなところから出てくると思うのでございますが、併し一遍決めました公定價格を次ぎ次ぎに変えるという前提で物價対策をやりますると、これはどうも今の緊急状態に対應する物價政策としましては