1948-05-21 第2回国会 参議院 予算委員会 第25号
それで一體本豫算をいつ出すかという御質問なんでありますが、これはこの委員會において数度お答え申上げた通りでございまして、率直に申しますと、中旬に是非出きねぱならんということで、相當の馬力を掛けて急いだのでありますが、御承知のように只今賃金べースの變更を要するということは、物價全體に一應の補正をしなければならんという事情に追られているのであります。
それで一體本豫算をいつ出すかという御質問なんでありますが、これはこの委員會において数度お答え申上げた通りでございまして、率直に申しますと、中旬に是非出きねぱならんということで、相當の馬力を掛けて急いだのでありますが、御承知のように只今賃金べースの變更を要するということは、物價全體に一應の補正をしなければならんという事情に追られているのであります。
さればといつて物價全體の関係に非常に影響いたします。この點いろいろ考究中であります。恐らく又餘り遠くない内に具對的な成案を以て御審議を願うことになるかと思いますが、この程度でお許しを願いたいと思います。
最初に安定本部から、今囘の新物價體系策定に關する大體のお話を聽きまして、その後の施策と、さらに物價全體に對する將來の見透しについて御説明を願いまして、その後で各委員からの質疑應答に移りたいと思うわけであります。
○政府委員(井上良次君) 今板野委員からの御質問につきましては、單に農産物價だけではなしに、農産物價を決めますのには、物價全體の綜合的な見地においてこれを扱わなければならんというのでございますから、米價なら米價だけをやる場合ではそういうこと、或いは農産物價なら農産物價だけを扱う場合はそういう行き方も十分採用して、農民も納得するような方法を採るということは、政府としてはやらなけりやならんことであろうと