1948-04-06 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第18号 けれども事態は事実上今日まで物價体系等決定前においては種々遺憾の点があつたわけであります。そこでこの國会の承認を得られるとしても、その時期を失するようなことがあるならば、お説の通りに財政補給金を出す等のことによりまして財政膨脹を來すことがあろう。あるいは経営の面から見ますれば、赤字金融、赤字経営といつたようなことも起つてくるようにわれわれは考えられるのであります。 梅林時雄