1949-04-28 第5回国会 参議院 本会議 第20号
即ち物價中に含まれる貨物運賃の割合は、十一年に比較いたしまして却つて低位でありまして、実質におきましては或る程度の値上りは物價に殆んど影響せずと、政府の資料においても発表されておるところであります。
即ち物價中に含まれる貨物運賃の割合は、十一年に比較いたしまして却つて低位でありまして、実質におきましては或る程度の値上りは物價に殆んど影響せずと、政府の資料においても発表されておるところであります。
即ち物價中に含まれておるところの貨物運賃の割合は、十一年に比較して却つて低位でありまして、実質的には、或る程度の値上りは物價に殆んど影響しないと政府の方でも資料を発表しております。
次に貨物運賃については二十五割の値上げをするも、なお物價中に占める運賃の割合は戰前に比して低位にあると言われるのでありますが、よし運賃が物價のうちに占める割合は、その個々について見るときは低いとしても、関連資材の價格中に占める運賃を合算すれば、雪だるまのごとく運賃は増加するのでありまして、運賃の値上げが物價に影響するところは少くないと考えられるのであります。
○加賀山政府委員 貨物運賃に関しましては、今までしばしばお尋ねを受けておる次第でありまして、物價中に占める運賃の地位、比率が問題になるようであります。私どもの見解といたしましては、國有鉄道の貨物運賃といたしましては、非常に物價中の比率で低いということを、これは数字をもつてお示ししておるわけであります。
また今日の物價中には、統制のわくをはずす段階にあるものが相当あるのでありまして、それゆえにこそ三党政策協定は、自由と統制の限界調整という一項を設けたわけであります。
物價中には必ず運賃が含まれておる、これは確かでございますが、われわれの調べといたしましては、そのありのままの姿で、一應各品目について運賃がどれくらい含まれておるかということと見るわけであります。これを平均してみますと、たとえば米について比較してみると、昭和十一年は一・一%でありましたものが、昭和二十二年度には〇・二八%というふうになつております。