1949-04-16 第5回国会 衆議院 本会議 第18号
おそらく、この予算にかかわりませず、物價並びに賃金は安定を欠き、本予算の実行は動揺をいたしますとともに、予算面に現れております数字と現実との間に大きな食い違いができて参りまして、おそらく事志と反する結果に至るであろうと私どもは思うのであります。 まず第一に、歳入見積もりの過大を指摘しなければなりません。
おそらく、この予算にかかわりませず、物價並びに賃金は安定を欠き、本予算の実行は動揺をいたしますとともに、予算面に現れております数字と現実との間に大きな食い違いができて参りまして、おそらく事志と反する結果に至るであろうと私どもは思うのであります。 まず第一に、歳入見積もりの過大を指摘しなければなりません。
さらに風説かどうか知りませんが、物價並びに賃金の凍結というような説があつて、それが今明日中にそうした指令といいますか、命令が出るというような話であります。
況んや政府の拵えました新ベース五千三百三十円には、ひとり財政下の均衡に留意するのみならず、他の一面におきまして各物價並びに賃金との関連を考慮いたしたのでございまして、さようの意味に御了承願いたいと思うのでございます。
○國務大臣(泉山三六君) その詳細の点につきましては、後刻政府委員より御答弁申上げますけれども、尚只今申上げました物價並びに賃金の面の値上り並びに賃上げの殊に労働賃金のごときは前回は三千七百円程度になつておりましたところが、約六千円くらいのものになつておりますので、この点につきまして相当の賃上げになつております。
國民所得の算定につきましては、私も詳細を承知しておるわけではございませんが、併しこの建前におきましては或る一定の建前があるのでございますが、その中に物價並びに賃金の要素、この要素につきまして前回の一兆九千億に対するものは六月の物價並びに賃金の水準、かようのことでございましたが、それが本追加予算に関しましては、これを十一月の水準に改算をいたしますことが適当である、かようの前提の上に立ちまして、これを改算
しかしながら財源との見合いという観点に立ちますことは、これまた当然でありますが、他の一面におきまして、物價並びに賃金との関係、この点には深く留意をいたしたのでありまして、もしかりに上げ過ぎるというような結果に相なりますときは、島上さん御承知の通り、物價も高騰をいたしまして、せつかく上げました賃金もその効果は逆効果と相なる。
第二の理由は、今回の法案は、旅客貨物共一律に大幅の運賃引上げでおりまして、この運賃の引上が一般予算中の物價並びに賃金の算定に織込まれて計算してありまするし、又この運賃の引上でまだ不足する分は、一般会計から鉄道会計へ繰入填補することになつておりますから、この法案の動きの如何によつて、一般予算も変更を受けざるを得ざるという結果になるのでありまして、待つて密接不可分の関係にあるからであります。
この予算を審議するに当りまして、国会側よりいたしまして物價並びに賃金に関するいろいろなる統計その他の資料を要求しておつたのであります。然るに、これに対しまして政府の方では、賃金の統計につきましては今日に至るまで未だ出しておりません。
これに対して、その一つの科目ごとにこれを調整いたしておりますと、相当時間を要しますので、從つてこれは方法においては根拠のある具体的な方法によつてやつたのでありますけれども、また一應ただいま指摘のありましたような方法で、物價並びに賃金に対する、補正ができるというような、ここに彈力をつけた次第であります。
○本間委員 大藏大臣は、物價並びに賃金に対する補正の費用、こういうふうに説明されておりますが、これは賃金とは関係がないのではありませんか。
若し年度初めの四月一日から物價並びに賃金、鉄道運賃、同時に改訂実施がせられましたといたしましても、やはり今の倍率で参りますと、赤字になるのであります。ただ一般会計から今回の案は百億円を繰入れをして頂くことに案を決めておりますが、それは実施を六月十五日以降ということにいたしておりますので、ニケ月半分の赤字が減ぜられておることに計算がなります。
國鉄の赤字の原因につきましては、戰時中以來、殊に終戰後になりまして急激に物價並びに賃金が高騰をいたしまして、(「誰がやつたんだ」「賃金じやない」と呼ぶ者あり)戰時中以來数回に亘りまして鉄道運賃を改正いたしましたが、併しその都度低物價政策等のために賃金の引上げが抑制されて参りましたことが一つの原因でございます。
(拍手)ゆえに政府は、一般物價並びに賃金の改訂に伴いまして、二十二年度米價をも比例的に引上げますると同時に、これによつて生じます差益金は、改訂当時より二十二米穀年度末までの分を農民に還元するの措置を速やかに講ずるよう要請するものであります。
これを防ぎますために、今回物價並びに賃金の改訂が必要に迫られて参りましたのでございます。その結果は、鉄道の企業の收支に大なる変革を新たに実現することに相成りますので、企業としての根本原則を喪失することに相成ります。
この点について通勤者に対する苦痛を與える心理的の影響ということにつきましては、私もこれを認める次第でございますが、しかし今日の物價並びに賃金の引上げられた倍数、実施されます倍数と、鉄道旅客運賃の上りました倍数、これを戰前の基準年次から起算をいたしましたならば、大きな変革にはなつておりませんので、眞の國家の経済並びに物價及び財政の現状から考えまして、やむを得ないものとしてこの案を策定いたしました次第であります
しかしながら、物價並びに賃金が上げられるにつれまして、やや経営採算の水準に近寄らしめて運賃の改訂を行う、こういう構想で研究を続けたわけでございまして、いわゆる独立採算制も全然無視しない。
林君の御質問の主要なる点については、ただいま総理より答弁がありましたので、私から申し上げる必要はないと思うのでありますが、林君のおつしやるように、物價は物價、賃金は賃金と、なぜ出さなかつたかというお話でありましたが、かようなことをやつておつたんでは、とうてい間に合いませんので、急いで物價並びに賃金を総合的に勘案いたしまして、これを國民経済に結びつけてやつたものが大綱であります。
運賃を旅客、貨物ともに三・五倍に引上げた根拠いかんという御質問でございますが、御承知の通り、ただいまの鉄道運賃が物價並びに賃金に大きく影響いたしますことは申し上げるまでもないのでございます。
第二は「我が國経済の実勢に鑑み現在の物價並びに賃金水準はあく迄これを堅持するものとし炭價の引上は当面これを行はない。從つて経営の收支均衡、労働賃銀の増收は、專ら炭鉱経営の徹底的改善及び生産効率の向上による生産の増大によることとする。」