1983-04-04 第98回国会 参議院 本会議 第10号
さらには、最終需要拡大に結びつく公務員の人勧完全実施、年金、恩給の物価賃金スライド制の見送り等、これで政府の言う内需中心の回復はとうてい望むべくもありません。 反対理由の第四は、赤字国債脱却の目標を明示しないで、いたずらに引き延ばそうとしている姿勢であります。
さらには、最終需要拡大に結びつく公務員の人勧完全実施、年金、恩給の物価賃金スライド制の見送り等、これで政府の言う内需中心の回復はとうてい望むべくもありません。 反対理由の第四は、赤字国債脱却の目標を明示しないで、いたずらに引き延ばそうとしている姿勢であります。
制度ですと、物価が値上がりをすれば、それに伴って積み立て金の減価がされていくという実態がございますので、当然これは賦課制度に改めていただきたいと思いますし、なおまた、今回の政府提案の中に賃金スライド制が入っておりますけれども、これは、四十八年の公務員賃率が一年六カ月おくれた今日実現しようということは、あまりにも時宜に即さないスライド制であると思いますので、当然これは去年とことしのものを含めて物価、賃金スライド制
私たちは、物価・賃金スライド制が導入されなければ、減税、減税といっても、結果的には実質増税ということになっています。私たちは、基礎、扶養などの諸控除及び所得税率など、税制の仕組みは現行のままでも、物価上昇による税の負担増をやわらげるインフレ調整減税をしてくださいと皆さんに要求します。 四十九年度予算は、物価に重点を置き、十分な予算を計上するべきであります。