1999-03-15 第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第5号
しかも、サービス価格というものが多分余り急激には動かないでおる結果、生鮮食料品という非常に動きやすい部分が物価構成要因としてウエートが小さくなってきた、あるいは逆にそれ以外のマニュファクチャリングの対象が大きくなってきて、その大量生産による価格下落というものが大勢を占めるに至っておるというふうに言えるのではないだろうかと思っております。
しかも、サービス価格というものが多分余り急激には動かないでおる結果、生鮮食料品という非常に動きやすい部分が物価構成要因としてウエートが小さくなってきた、あるいは逆にそれ以外のマニュファクチャリングの対象が大きくなってきて、その大量生産による価格下落というものが大勢を占めるに至っておるというふうに言えるのではないだろうかと思っております。
しかし、それはどういう意味かというと、公共料金は物価構成の要因でありまするし、また国民生活にも密接な関係があるからでございまして、むやみに料金の改定をはかればよい、こういうことは考えておりません。しかし同時にまた、私どもが物価に対処する態度というものは、昔の物価の構成そのままの姿において今後の物価を抑制すれば済むものとも考えません。
○加藤(清二)委員 物価構成を破壊すると申しましょうか、日本の物価の体系をくずすと申しましょうか、もっと端的にいえば、値上がりの原因がもう一つございます。 そこでそれについて申し上げますが、それが止め柄、返品というのでございます。
われわれといたしましては、かような点につきまして、もちろん、これは関税が物価構成のすべてではございませんのですけれども、それが少なくとも契機になって下がるという面も多大にあるということを期待をいたしておるわけで、現実にもそういう例があるわけでございますが、全般といたしまして、物価全般の問題は、やはりこういつたものが下げられるということを契機といたしまして、さらに、それがいかに小売り価格まで浸透するか
床屋さんの場合には、実は私から御説明するまでもなく、床屋さんの料金は、この種価格の中で、消費者物価構成品目のうち戦前比が一番高いわけです。なぜ一番高くなっているか。それで、一番高くなることによって床屋さんは楽になったかというと、そうではない。と申しますのは、日本人の男の頭の数はそんなにふえていないのですけれども、床屋さんの数は非常にふえている。
これを物価構成のメカニズム、こういうような表現もしておられます。そこで、このメカニズムにやはり手を触れなければなかなか物価問題は片づかないのじゃないだろうか。ただいまは、ただ単に受益者負担じゃいかぬ、こういうような御議論でございましたが、やはり物価構成のメカニズムに手を触れることが必要ではないかと思います。私は、いわゆる所得政策を採用しようというのではありません。
○水田国務大臣 いま物価構成の中における関税の比率というものはそう多くございませんということが一つと、もう一つは、これがケネディラウンドの実施が年を追ってやられることでございますので、一挙に全部これを実行するわけではないというようなことから、物価への影響というものはそうすぐに目に見えて出るということはないと思いますが、長期的に見て、はっきりと関税が下がることは消費者物価に響くことでございますし、さしあたりは
物価を問題とする場合、私どもは国民として常に念頭に置かなければならぬことは、一面において消費者であり、他面において生産者として、物価構成の要素をなす賃金、所得の獲得者であるという因果関係にあるということであります。しかしてまた、賃金、所得の向上は、常に生産性の向上によってのみその実現が期せられるということを忘れてはならないのであります。
(拍手) およそ物価問題を考える場合、国民の全部は一応消費者であり、他面において、大部分は生産者として、物価構成の要因をなしておる因果関係を否定することはできません。この点に着目するならば、自由経済のもとにおける物価の安定は、全国民的課題として、政府、国民一体となってその解決に努力することが、最も望ましい姿であります。
また原則はそうなきゃならないものだと思いますが、経済の実情はそういうものを許さなかった、こういうところに物価構成上の欠陥も生じてきた。ただいま言われるように、名目賃金と実質賃金が違う、こういうようなことがだんだん出てくる。だから好景気で物価の上がることはいいけれども、それが適正でなきゃならぬ、それが適正であるということは非常に低い率だと私は思います。
私の申し上げましたことを要約いたしますれば、私の物価高問題解決の結論は、物価を引き下げる努力より本、今日の物価をこれ以上に上昇させぬ努力をすると同時に、むしろいまの物価に合わせた物価構成のいろいろな要因のバランスを総合的にはかっていくことが大切であろうと思う次第でございますので、この点は高橋長官から、高橋長官に出席要求を申し上げなかったんでありますが、幸いおられますので、御答弁お願いできればしあわせです
私は、物価構成の面で、しばしばお話がある通り、最近は産業の合理化が非常に進んで参りました。産業の合理化の利益というものが、それを物価の面でどういうふうに取り扱ったらいいか、今までの考え方からみますると、とかく合理化を進めて参りますと、それが資本や労賃というような分配がありますけれども、最終需要者に対する分配というものがあまり考慮されておらない。
次に、われわれは買手市場をもう少し政治的にこれを育成強化するという方向をお取り上げ願いたい点は、さいぜんその問題の一点として大根の件を参考に申し上げましたが、生産者と消費者のこの要望を物価構成の中において何らか政治的にお取り上げを願える機関を作っていただく。
(拍手)ただ、この場合、小売物価構成上、労務の対価の占める割合は通常さほど大きなものではありませんから、その値上がりの程度はおのずから限定されるものと申さなければなりません。 次に、サービス等の料金でありますが、この部面における労務の対価の上昇は、商品の場合よりも、能率の増進等によってこれを吸収し得る余地は少ないといわざるを得ないのであります。
もう一つは、どなた様かの質問に対して、酒税全般にわたって考えてみるという御答弁があったように記憶しておりますが、その酒税全体にわたっての検討と同時に、税を公平にしていくという建前からいたしますと、今取っております税金というのは、戦前と比較して、いわゆる物価構成の推移といったようなものも加味しながら、どういうふうになっておるのか。
また交通費の問題も家計費に占める割合というものから見ますと、やはり同様でありますし、それから一般物価構成の中における電力費とか、あるいは運賃というものは、ものによって大きい比率の構成もございますが、全般的に平均いたしますと、物価をそう特に上げるということにもなりませんので、さっき申しましたように需給の逼迫からくる物価高というようなものは、経済の均衡のとれた発展を阻害する一番大きい要因になりますので、
これは非常に複雑な物価構成の恰好には……、これは私見なんですが、なつておらんようであります。私セメントが独占価格と言い切れるかどうかは別にいたしまして、私自身の研究といたしましては、セメントなどは政府のやり方或いは業界の協力によりまして、先ほご申上げた通り比較的取扱いやすい問題だと思つております。
なるほどこの率からいえば、負担できると思うのでありますが、ただこの点につきまして、運輸省または国鉄でもけつこうでございますが、承りたいことは、この一%なり二%上りました物価構成上の負担増加が、現在の物価の中に吸收できるものとお考えになつているのか。これだけ上げたものは、必ず物価騰貴として現われて来るとお考えになつたのか、その辺を承りたいと思うのであります。
それから物価構造のところで御注意願いたいのは、原料一局、生産安ということが言われておりますが、七十ページの五十九表を見て頂けば分りますように、原料と製品の物価構成に、原料がまだ安くて製品の方はまだ高いという割合に出ておるわけでございます。それは補納金が附いておるからということで説明されます。