1978-06-14 第84回国会 衆議院 大蔵委員会 第30号
○貝塚説明員 物価にスライドした保険ということをこの前大分御議論さしていただきましたけれども、物価指数保険といいますのは、保険金額も物価にスライドすると同時に、いただく保険料の方も物価にスライドしなければいかぬということで、システムといたしましては、五十年に物価指数保険というものを発足しております。
○貝塚説明員 物価にスライドした保険ということをこの前大分御議論さしていただきましたけれども、物価指数保険といいますのは、保険金額も物価にスライドすると同時に、いただく保険料の方も物価にスライドしなければいかぬということで、システムといたしましては、五十年に物価指数保険というものを発足しております。
○貝塚説明員 先ほど申しましたのは、十年以上長期継続したものでございまして、それ以外にも、物価指数保険でございますとか、あるいは転換制度、途中から転換するとか、中途から増額するとか、いろいろな制度を設けまして、物価上昇に対する対策は講じております。
五十年の六月に保険審議会の答申が出まして、クーリングオフの制度についてあったわけですけれども、これは今度取り入れられたということで、私ども、それはそれなりに評価いたしておるわけでありますが、それに伴って物価指数保険それから中途増額制度とか転換制度、こういうこと等についても民保ではなさっておって、当然、簡保でもいろいろ御検討なさってるんだろうと思いますけれども、こういう具体化ということについてはどうでしょうか
○政府委員(永末浩君) 物価指数保険のお話があったわけでございますが、これは民間保険では何社でございますか、実施しているところがあるわけでございますが、私たち、その動向を見てみますると、実は、余り売れ行きは芳しくないわけでございます。 これは私たちも検討はしているわけでございますけれども、たとえば毎年毎年の物価指数に応じて保険金を引き上げていくというようなことでございます。
○政府委員(永末浩君) 物価指数保険でございますが、物価指数保険というのは保険金を物価指数等にリンクさせて変動させる保険でございます。物価の上昇によって保険の価値か逓減することに対処しようとするものでございます。
たとえば物価指数保険というのがございます。これは、物価指数の上昇に応じて保険金それから保険料、両方とも上げていくというものでございます。わが国では、五十年の七月中旬から住友生命から発売され、以後、大手の会社がこれに続いて発売いたしております。それからまた、保険金を増額させるという制度、これは、これまでの積立金を繰り入れまして保険金、保険料を増額させるというものでございます。
○永末政府委員 物価にスライドさせるということ、先ほども申しましたように、民間保険が行っておりますところの物価指数保険ということがまず考えられるわけでございます。これは保険金を物価にスライドさせて上げていく、と同時に、払い込み保険料も物価にスライドさせて上げていくということになるわけでございますが、これも民間はやっておりますので、私たち検討はしたわけでございます。
これが現在実施中のものでございますが、なお検討中のものといたしましては、保険金増額保険、物価指数保険、中途増額保険、既契約の転換制度等でございます。
で、去る六月二十七日に、保険審議会から、「今後の保険事業のあり方」ということについて大蔵大臣に答申がございまして、その中で、物価指数保険の開発とか、中途増額制度の拡充と転換制度の開発、これは先ほど案納先生もちょっとお話で触れておられたようでありますけれども、こういう保険審議会の答申もありまして、こういうものについても検討してはどうかという指摘があったわけですね。
最初に先生御指摘になりましたのは、物価指数保険というものであろうかと思います。要するに、保険金額を物価指数にリンクさせるというような保険というものが一つ要望されておるわけでありますが、外国の一部にそういうものがございます。日本ではまだないという話でございます。
○徳田説明員 先生御指摘の物価スライド保険あるいは物価指数保険につきましては、これも昨年末の保険審議会の中間報告にも載っておりまして、その方向で検討しているわけでございます。仕組みといたしましては保険金額が前年の物価指数の上昇にスライドして上昇していくということを考えておりまして、したがいまして、保険料もこれに準じて上昇するわけでございます。
○小沢(貞)委員 それは過去のことについて、これからお尋ねしますが、今後のことについても、物価指数保険、要するに物価の上がると同時に保険金額も上がっていくようなインフレ対応の保険をつくれ、こういう保険審議会からの答申があったはずだ。これについてはどう考えるか、それが一点。 それから、既契約分についても、中途増額、自動車で言うと下取りみたいな保険、こういうものもつくれという答申があったはずだ。
また、保険審議会の生命保険部会は、昨年十二月二十五日の中間報告で、物価上昇にスライドした物価指数保険の採用を提案いたしております。さらにイギリスでも老齢者少額貯蓄の物価スライド制を実施に移そうといたしております。また、先日の報道では、わが国の佐々木全銀連会長も、老齢者の預貯金に対して目減り保障を行う用意があることを発表しておるのであります。
また、生命保険の目減り、きわめて大きいので、これに対する補償措置ということに対しては、物価指数、保険及び既契約の中途の増額ということを検討中でございます。これは保険審議会、この審議会などにおいても検討を加えておるわけでございまして、これに対して、その審議会の答申などを待って、この問題は一つの問題として検討を加えておる次第でございます。