2011-07-13 第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第27号
日本銀行としては、インフレーションターゲティングの持っている長所は最大限取り込み、それから欠点と呼ばれているものについては十分目配りし、その上で政策の透明性を高めた政策運営を行っておりまして、こうした政策運営のもとで、デフレ脱却し、物価安定下の持続的な成長経路をできるだけ早く実現したいと思っております。
日本銀行としては、インフレーションターゲティングの持っている長所は最大限取り込み、それから欠点と呼ばれているものについては十分目配りし、その上で政策の透明性を高めた政策運営を行っておりまして、こうした政策運営のもとで、デフレ脱却し、物価安定下の持続的な成長経路をできるだけ早く実現したいと思っております。
それから、この議決延期請求権等に関しましては、平素私どもは日銀と意見調整を十分にしておりまして、この議決延期請求権というのは、基本的には法文ではそうなっておりますが、原則として行使をしない立場で、金利の決定等の具体的政策については日銀にお任せするという考え方でございまして、現在の物価安定下での順調な経済成長を金融面から支えていただきたいということは申し上げておりますけれども、具体的な金利の水準の在り
実際、世界経済は一昨年来長期にわたる不況から抜け出し、物価安定下における景気拡大という望ましい状況にありまするが、他方、主要国間における貿易収支、経常収支の不均衡、特に米国の赤字と我が国の黒子が拡大をたどっております。現下の大きな問題になっておることは御承知のとおりであります。
先ほど大臣からもお答えがございましたけれども、六十年度は内需中心の景気、物価安定下での生産活動が活発になり、物価安定下で内需中心で景気がよくなる、こういうふうな経済を期待をする。期待をするとともに、そうしたことに対する障害になるようなものを除去していく、こういうことだと思います。
このような内外情勢のもとで、私は、今後とも適切かつ機動的な経済運営によって我が国経済の潜在的な活力を生かし、物価安定下の今回の景気回復を、内需中心の持続的成長として中長期的にも安定させるとともに、世界経済における我が国経済の地位と役割を自覚して、世界経済に積極的に貢献するように努めてまいりたいと存じます。
このような内外情勢のもとで、私は今後とも適切かつ機動的な経済運営によって我が国経済の潜在的な活力を生かし、物価安定下の今回の景気回復を内需中心の持続的成長として中長期的にも安定させるとともに、世界経済における我が国経済の地位と役割を自覚して世界経済に積極的に貢献するよう努めてまいりたいと考えております。
また、景気回復のかぎを握る個人消費は、四月ないし六月こそ伸びたものの、七月ないし九月には、物価安定下にもかかわらず、経済先行きの不透明から再び大幅に鈍化し、景気回復の牽引車となるどころか、逆に景気の足を引っ張りかねない状況にあります。 しかるに政府は、三十カ月にも及ぶ内需不振の経済を、もっぱら世界経済の停滞によるものとしてはばからず、みずからの政策努力の欠如を一顧だにしようといたしておりません。
また、個人消費は、物価安定下であるにもかかわらず、一向に回復してきておりません。国民総支出における民間最終消費支出は、四月から六月〇・三%の後、七月から九月期はわずかに〇・一%の上昇にすぎません。