2004-03-18 第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
この方の場合に、現在手取り賃金が三十九万二千円でございますが、これに対しまして年金給付が二十三万三千円、これが現在の物価価値で申し上げますと、将来四十七万二千円に対して二十三万七千円という形になる。
この方の場合に、現在手取り賃金が三十九万二千円でございますが、これに対しまして年金給付が二十三万三千円、これが現在の物価価値で申し上げますと、将来四十七万二千円に対して二十三万七千円という形になる。
一つは、いまのような緩慢なるインフレ政策を大蔵大臣おとりでございますけれども、そうやって物価価値が漸減していることを知りつつ保険料を払っているわけですね。それは貯蓄をしようという意味ではなくて、まさかのときに備えたいということ、これはやはり社会保障に対する欠陥があるという認識だからと思うのです。現在価値が三万七千五百円しか保障されていない。保障はそれだけ返ってくるわけですね。
その意味ではなるほど先ほど私が申した意味で安定しているかもしれませんが、やはり物価価値がだんだん変わっていくわけでありますから、その物価価値の変動に即しつつ、それからいまのような社会保障制度の完備の時間のずれ等を勘案しつつ、大蔵大臣やはり検討してほしいですな。どうですか。
前に二千円という貧弱な生活保護水準で二十五年払い込みの金額を設定をして、その半分の金額で福祉年金を設定されたわけだけれども、現在の問題であまり物価価値が変動するというので追及をしたら、おくればせに百円、二百円を上げた。ところで今度改定期、基本の拠出制年金が五千円になったならば、二倍半になったならば、そこで福祉年金のほうも二倍半にしなければいままでの政府の考え方をここではずすことになる。
物価価値の問題もございますが、昭和二十三年創立当時の人権擁護局の人件費を除く事業予算でございますが、最初は百三十四万二千円、しかも、木曾の人権擁護局の定員が、その当時二十五名であります。それから昭和二十四年には三百八万六千円にふえました。それから二十五年には飛躍的に増加いたしまして、一千百十二万円、その当時の本省の定員が二十名に減っております。
しかし、ただいま申し上げましたように、当時の物価価値から考えますと、いささか低いのではないかとも思いますが、それをいつの時期にどうしていいかは、なお慎重に考えるべきものであろうと考えております。
従って、私は、政府が言うように、その人たちの所有権だから返すというだけで考えられないような、時代の変遷に伴うところの物価価値の変動が与える影響というものを、国民全般の立場で、しかもそれが戦争行為の中で出てきた一連の関連性だというふうに把握しますと、そのまま政府の言うように聞きとれないものがある。
○藤田藤太郎君 だから、他意はないけれども書かなかったということになって、生活水準ということとの関連においては、物価価値の変動という問題も、その他の事情というところに入っておるということですね。そういうことならそれで理解ができますけれども、そんならなぜそういう工合にお直しにならないかということが言いたくなるわけですね。そうした方がより明確ですね。回りくどい説明をせられなくても私はいいと思う。
○藤田藤太郎君 そうすると、きのう坂本君がここで質疑をしておったん、だが、郵便年金の問題が、今の物価価値にして四千何百億というのがほってきぼりにされている、これに何ら打つ手がないということが現実行われているわけですね、きのうの質疑の中から。大臣や小山さんもお開きになっていたと思う。そういうものが片一方にあるわけですね。
○政府委員(小山進次郎君) その他の出精という中に、先ほど先生がおっしゃいました物価価値の著しい変動というのは当然含まれると、そのことを意識してこれが規定されております。
この種のものは御指摘の地区以外にも残念ながら実は数カ所あるのでございまして、これを是正して参ることについては、数年来特に努力をしてきたつもりでございますけれども、残念ながら戦後の十年は物価価値の変動が大きかったために事業費の変動がまことに大きいのでございます。
それも非常に当時安い値段で、今のお話では一カラットにあたり五百円、今日とは非常に物価価値も違っている。返すならば、買い入れた先が国民なんだから、それがそういう証明書とか書類も戦災がひどかったからほとんどないと思う。
というようなわけだから、その当時の物価価値その他から見て、大体五千円というような罰金は至当であつたかと思いますが、今度三年というふうなぐあいに体刑まで科し、また三十万円の罰金として来たのですが、これだけ取締り面の罰則が苛酷になつた。
今御承知のように新聞社などが出します新聞などは、一円で運んでおるわけでありますが、今の物価価値から考えまして、一円という金の持つ値打ちというものはきわめてわずかなものでありますので、これは相当程度赤字を生じておるというような事情もあるので、引上げることができるのではないか、このようなことを考えておるわけであります。そのほか赤字を生じておるものはたくさんあります。