1983-03-25 第98回国会 参議院 決算委員会 第5号
○和田静夫君 預貯金金利と物価上昇の関係なんですが、現在のような物価上昇水準ではまだしも、今後物価が上昇するような事態、いま予算の総括でも、また二十八日の一般でも大蔵大臣ともっと突っ込んだ論議をするつもりでいますけれども、たとえば大型間接税の導入などというようなものも、そういう一因になるだろうということを考えて論議してきたわけですけれども、今後も物価上昇が見通せますよね。
○和田静夫君 預貯金金利と物価上昇の関係なんですが、現在のような物価上昇水準ではまだしも、今後物価が上昇するような事態、いま予算の総括でも、また二十八日の一般でも大蔵大臣ともっと突っ込んだ論議をするつもりでいますけれども、たとえば大型間接税の導入などというようなものも、そういう一因になるだろうということを考えて論議してきたわけですけれども、今後も物価上昇が見通せますよね。
それから消費者物価上昇水準でございますが、今日確かに非常に高いです。ことしの消費者物価の年間上昇率の目標は七・七%、こう置いておるわけでございますが、七・七%なんというのは、これは非常に高いんです。しかし、国際物価が上がってくる、それから賃金も八%、九%上がりますと、そういう環境の中で、これは物価をそう低位に安定させるということはむずかしい。
主要の公共料金につきましては、早くこれを一回りいたしまして、そして身軽になって、消費者物価上昇水準というものを一刻も早く定期預金の金利以下の水準だというところに持っていきたい、さように考えております。
これも私は、将来におきまして物価上昇水準というものを、これは預金金利の水準以下に下げ得るものであるし、また下げなければならぬ、こういうふうに主張しているゆえんでございます。(拍手)