1981-05-06 第94回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
最近でも四十八年、四十九年の物不足パニックのとき、あるいはまた昨年の大冷害の際等にも存在価値が再確認されてきているのではないかと思うのです。
最近でも四十八年、四十九年の物不足パニックのとき、あるいはまた昨年の大冷害の際等にも存在価値が再確認されてきているのではないかと思うのです。
もう少し時間があり、かつまた、もう少し議論を尽くしたかったなと思います点は、先ほど物不足パニックであるとかいろいろなことを申し上げましたけれども、ああいったことに関連して、需給調節の仕組みというふうな点についてもう少し分析したかったということ。
まず、物価行政につきましては、政府の総需要抑制政策や個別物資、物価対策と相まって、両県とも四十八年秋以降の物価の高騰、物不足パニック等による物価情勢の混乱に対応して、迅速かつ適切に行政組織の整備を行ったのを初めとして、各種の緊急対策を講じてきております。
第一の問題は、四十七年八月からの長期にわたる不況カルテル、物価値上げによる利潤拡大を目的とした共同行為による供給制限、それによって引き起こされた卸物価、大企業製品の価格上昇、さらに、それに便乗した物不足、パニックという物価上昇の基本的背景をなしていたことであります。
昨年秋以降の物価の高騰、物不足。パニックの頻発に対応するため、各県とも、県民の強い要望を背景として、緊急を要する物価行政に迅速かつ積極的に取り組み、生活関連二法等の法令や行政措置の運用、そして県の実情に即した独自対策の実施など、短期間のうちに広範な対策を講じ、多くの成果をあげております。