1981-04-21 第94回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
そういう点で、いま技術会議でも今回予算計上いたしまして、野草の牧草化の研究というものを積極的に推進しようということにいたしておるわけでございます。そういう面で優秀なスモウドリグサでありますとか大分のオオクサキビというのですか、宮崎県か大分県かあの辺で、県の試験場が造成したりっぱな牧草がございます。
そういう点で、いま技術会議でも今回予算計上いたしまして、野草の牧草化の研究というものを積極的に推進しようということにいたしておるわけでございます。そういう面で優秀なスモウドリグサでありますとか大分のオオクサキビというのですか、宮崎県か大分県かあの辺で、県の試験場が造成したりっぱな牧草がございます。
さらには野草を牧草化する研究等にも取り組んでおります。さらにバイオマスといったような新しい分野にも挑戦いたしております。それぞれの優秀な技術者諸君が新しい品種を一つつくるということは、日本の農業進展のためだけじゃなく、農家の収入増にも大きく貢献してくるわけでございます。特に東南アジア等の国々から技術的援助を非常に強く要請をされております。
米をここまで開発してまいりました日本の技術陣というものは世界的にも非常に高く評価されておるわけでありますが、やればできるわけでありますから、麦類についても、大豆類にいたしましても、あるいは飼料作物にいたしましても、あるいは牧草類にいたしましても、あるいは野草の牧草化にいたしましても、やはりそういうものをやらなければならない。
(農業技術の開発) 第六に、農業技術の開発につきましては、未利用資源を食料、エネルギー等として利用するためのバイオマス利用技術の研究に着手するとともに、野草の牧草化、超多収作物の開発等試験研究の充実強化を図ることとしております。
第六に、農業技術の開発につきましては、未利用資源を食糧、エネルギー等として利用するためのバイオマス利用技術の研究に着手するとともに、野草の牧草化、超多収作物の開発等試験研究の充実強化を図ることとしております。
第六に、農業技術の開発につきましては、未利用資源を食糧、エネルギー等として利用するためのバイオマス利用技術の研究に着手するとともに、野草の牧草化、超多収作物の開発等試験研究の充実強化を図ることとしております。
牧草化して当然畜産に活用すべきであると思います。 それから、十アール当たり五千貫の堆肥をやっている大寨、この方式は、先ほど、広島県の五百メーターの山の高いところ、根雪が二カ月半あるところで牧草三十トン取っておるという例を申し上げましたが、そこでは大体十アール当たり百トンの堆肥を入れております。そうすれば十分取れるわけですね。
日本の山野を切り開いてこれを牧草化しろとか、そういう点はなかなかやりにくいのですが、裏作の問題を義務づけるというようなことはできると思うのですね。
要するに、濃厚飼料ばかりにたよって不妊牛を出したり乳の質を低下させるのでなくして、こういう生産費低減方式をとるには牧草化をいかに推し進めるかということが基本的な問題です。ところが、これはあなたを責めても無理だけれども、一つもやってない。アメリカから来た種を若干分けてくれたくらいで、積極的に政府は赤城農林大臣も井出農林大臣もだれもやってないのですよ。
これは実は私もわざわざ八丈へ見に行ってきたのですが、八丈岳士という山を、昔は全部富士山の峯まで灌木がはえていたのを、大賀郷、三根村、末吉村が共同でそれを刈り取って、それを全部牧草化したわけです。八丈富士の頂上まで牧草化しておる。そうして大体八割を牧草でまかなっている。だから、生産費が、酪振法の当時調査したが、三十五円で上っている。
開拓の問題とか、あるいは牧草化の問題、こういうことが相当問題になる。こういう場合にこそ、私は大体町村有林とかあるいは部落有林とか、あるいはそれに連関するいわゆる里山系統のものをまず優先的に考えるということは当然だと思う。今これが軌道に乗っておりません。政府はかけ声だけでやっておりません。
三十三年度におきましても、その点におきましての従来の施策と変りました点は、草地改良、主として牧草地の改良になると思いますが、今までの野草地を牧草化する等の草地改良の面におきましては、従来展示施設というようなやり方にとどめておりましたものを、今度は正式に事業化をいたしましてやっていくという形に切りかえて参ったわけでございます。
なお政府の方として考えました施策といたしましては、この牧草でありますとか、そういうものの種子を確保する方策、それから従来の草地を牧草化するという方策、三十三年度からはこの草地の改良の問題を、従来の一種の見本展示のようなやり方から事業化する方向に一歩を踏み切ってやって参りたい、かような考え方で進んでおります。
○谷垣政府委員 初めの御質問の草地の事業化のことでありますが、これは従来草地を改良いたしまするやり方に、草地を高度に牧草化する経験なり、あるいはそれに対しまする農民の受け答えする形が十分でなかった点がございましたので、従来まではたとえば十町歩の草地がございますると、そのうちの一町歩につきましてだけ見本展示のような格好で、それを牧草化するのに補助金を出したり、あるいは県からも指導する、こういうような形
どうしても水源涵養にあまり関係のない低い山とか、傾斜地とか、山すそ地帯、河川敷や堤防、畦畔や農道を極力牧草化する国民運動を興さなければならぬ。
それから、その牧草化が、土壌その他の関係から見て可能であろう、それから傾斜の関係も十七度以内、まあこういうことで、改良目標といたしましては生草で二十二トン半ぐらいの生産を期待できるような所を考えておるのであります。これにつきましては、改良事業も次の表に書いてありますように、基本的な事項につきましては、政府が補助をして参る。かような考え方で、これが約十三万八千町歩ほどある。
二番目に、野草の育種的研究でありますが、諸外国では、牧草類は初めはそれぞれの国の野草を改良して牧草化したものであります。そういうものが、それぞれの国に幾つかずつあるわけであります。この点日本では牧草といえば外来のものだけで、日本の野草から牧草化したようなものはほとんどないような状態でございます。
政府といたしましても、河川敷等につきましては、これは機械力等を以ちまして高度集約と申しますか、牧草化し得るような、特に高度集約牧野としての特別の助成金も出しておるのであります。