2015-03-27 第189回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
次に、法案第十八条の二第七項では、段階的に返還される、例えば牧港補給基地などを想定しているものだと思います。同条の趣旨はどのようなものでしょうか。
次に、法案第十八条の二第七項では、段階的に返還される、例えば牧港補給基地などを想定しているものだと思います。同条の趣旨はどのようなものでしょうか。
○吉田忠智君 牧港補給基地については、段階的な返還では細切れで使い勝手が悪いということで、地元から七年以内の全面返還を求められていると思いますが、政府としてどのように対応されていかれるのか、伺います。
この行程表を公表したこと自体については高い評価があるわけでございますが、沖縄の地元には、率直に、この行程表の中には、キャンプ・キンザー、牧港補給基地もそうですけれども、二十数年後に返しますというものもありまして、もう少し返還時期を前倒しできないのかという声が非常に強いです。
牧港補給基地の七年以内の全面返還をする。オスプレイの県外の配置だとか、県外の訓練をふやしていく。 この五つと、三千億円を、五年間、十年間ですか、お入れになる。それと、那覇空港の第二滑走路の予算については別枠でやる。 この七項目を安倍総理と仲井真前知事との間で、全閣僚出席のもとに決めてあるんですよね。 私は、この辺も不満なんですよ。
○赤嶺委員 知事側は、牧港補給基地の七年以内の全面返還を求めているわけですね。そうなると、去年の統合計画は全部見直さなきゃいけないわけですよ。 少なくとも、統合計画を見直さなきゃいけないような、それにかかわる沖縄県側の要望が出ている、それについて日本政府としても取り組んでいきたい、このようにはおっしゃらなかったんですか。
今度は、牧港補給基地、それも全部ではない、倉庫地区だけ移転する、知花地区に移転する、トリイに移転する。しかも、知花については、知事に宛てた文書を見ますと、ここでは何と言っているかといいますと、侵害物件、こういう言い方をしているんですね。まるで沖縄県民が侵害していったかのような物件。侵害してきたのは米軍の側ですよ、国際法に違反して基地をつくって。侵害物件という表現は極めて屈辱的であります。
○赤嶺委員 あなた方は、黙認耕作地で農家が現に耕作している地域に、今から牧港補給基地を移転する。そこでも黙認耕作地は影響を受ける、倉庫地区だけですが。さらに、米軍がやっている工事でも黙認耕作地が影響を受けている、これは二十ヘクタールですよ。皆さんの計画は今は二十ヘクタール。全部で四十ヘクタールです。
○赤嶺委員 この図を見る限り、あるいは地元で防衛局が示した三つに分けた図を見る限り、知花弾薬庫一帯の黙認耕作地のほとんどがキャンプ・キンザー、牧港補給基地の代替施設になっていくんじゃないかという不安が耕作者の皆さんに広がっております。 それでは次に、トリイの通信施設について聞いていきます。
牧港補給基地を皮切りに、できるだけ早期に、順次結果を出していきたいと考えています。
この中で、牧港補給基地、キャンプ瑞慶覧、グアム移転が進行しないと、こういった基地の返還というものに明らかに支障を来してくるのではないかと思います。 ですから、計画どおり二〇二〇年に米海兵隊等々のグアムへの移転が完了するかというのは、これは大幅におくれるんじゃないかと思いますけれども、その点については何かお考えはありますでしょうか。
そこには県民の八割の約百十四万人が暮らす人口密集地でございますけれども、そこにも普天間基地、牧港補給基地など米軍の枢要な基地が密集をしております。これらの基地は市街地を分断するような形で存在をしておりまして、都市機能、交通体系、土地利用に大きく影響を与えております。また、環境問題や事件、事故なども発生し、地域において大きな負担となっております。
それを、私たち沖縄県民は、であれば、この牧港補給基地やいろいろな基地の返還は、どこに移すのかという疑問が出てくるわけですね。土地は返還しましょう、沖縄県民の皆さん、ぜひ使ってください。では、そこにある、米軍が必要としている四つの部隊構成、一つは地上部隊、一つは空輸部隊、そして司令部と兵たん部隊、この四つが機能して、米軍がきちんと、いろいろな演習にも、それから赴任地にも出かけていく。
○岸田国務大臣 どのぐらいの規模という御質問でしたが、例えば、地元の皆様方の関心が高いと言われている牧港補給基地、キャンプ・キンザーの部分におきましては、面積的には一ヘクタール、また、労働者の数からいきますと千六十三人、こうした数字になるかと存じます。
個人的には、特に牧港補給基地、キャンプ・キンザー、それからキャンプ瑞慶覧、かなり広大ですけれども、ここの一部の返還、この二つの返還を早期にかち取るということを日本政府として、外務大臣として、ある意味、日米の社会に対して宣言をして、そこの部分は退路を断って交渉に臨む。
牧港補給基地という施設だったんです。百九十二ヘクタールという膨大な面積を返還されたんですが、返還するのにも十年掛かったんです。で、地権者の合意形成するのに六年掛かった。
浦添市は、この嘉手納以南の米軍施設の中でも最大級のキャンプ・キンザー、別名牧港補給基地というものを擁しておりまして、実に浦添市全体の一四%を占めるわけでございます。
それから、先ほど申し上げたように、所有権は返還されておりますけれども、牧港補給基地というのは米軍基地として利用されて旧地主に地代が支払われております。
そして、嘉手納以南のキャンプ桑江、普天間飛行場、牧港補給基地、那覇港湾施設、陸軍貯油施設第一桑江タンク・ファームの五施設を全面返還し、キャンプ瑞慶覧については部分返還と可能な限りの統合としました。さらに、SACO合意による移設・返還計画について再評価が必要となる可能性を示しました。 米側のよく言うパッケージ論について、ただいま述べた詳細な返還計画の作成もまたパッケージの構成要素であるはずです。
今言った、那覇軍港の全面返還あるいは牧港補給基地の全面返還、キャンプ桑江の全面返還、来年三月までにはっきり決まったとしても、何年後のことかわからない。この三カ所について日米の協議の中でその方針を決めたわけだから、わからないでは済まされないと思います。この三地区の全面返還の可能性について政府の見解を聞きたいと思います。
それは、キャンプ桑江と普天間飛行場、そして牧港補給基地と那覇軍港、この四基地の全面返還と、そのほかにキャンプ瑞慶覧の部分返還及び陸軍貯油施設の返還をするとなっている。その面積はおよそ千五百ヘクタールということだから、これが実際に返還されれば、沖縄の基地は現在全国の米軍基地の七五%ですが、大体七三%程度に軽減されると思う。これは大いに歓迎される話だ。
○大田昌秀君 新聞報道によりますと、最終報告の中に、浦添市にあります牧港補給基地の二百七十四ヘクタールが返還されるとなっていますが、これは米軍の軍事物資を貯蔵している極めて重要な兵たん基地とみなされています。 この施設が新たに予定されておりますキャンプ・シュワブ施設に新たに造られるという、そういう可能性はないんですか。
政府は、那覇軍港や牧港補給基地、キャンプ・キンザーのように、それこそ遊休地になっている、今ほとんど米軍が使用してない、そういう基地を返還すると言っております。
牧港補給基地は、恐らく那覇軍港、浦添の埠頭の横になるだろう、コートニーはすっぽりあくんですよ。遊休化するんじゃないですか。そういうことを政府は念頭に置いていませんか。アメリカの出方を待っているだけですか。
ダブっていない牧港補給基地についても、その機能は県内に移設するというお話ですから、これは何だと言いたくなるわけですけれども、その中で陸軍貯油施設が言われました。陸軍貯油施設というのは県内各地にあるわけですが、その全部を返還するということですね。
では、具体的にお伺いしますが、この具体的な今基地問題の中身として、例えば那覇軍港と牧港補給基地、キャンプ・キンザーですね、それにキャンプ桑江の三施設の全面返還は合意されたのでしょうか。沿岸案とのパッケージではなく、個別に三施設の全面返還を合意されたということですか。これは防衛庁にお伺いいたします。