1955-10-07 第22回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第9号
この成果は、往時の牧野法によりますところの牧棚を作るとか、あるいは障害除去というものより一歩進んだやり方であり、効果も相当に上っておるということを確信いたします。ただ十分これを見きわめないうちに、ことしもう中絶してしまって、その政策が政府になくなったというようなことになりますというと、せっかく何とかやろうといって張り切っておったのでありますけれども、もうがっかりしてしまった。
この成果は、往時の牧野法によりますところの牧棚を作るとか、あるいは障害除去というものより一歩進んだやり方であり、効果も相当に上っておるということを確信いたします。ただ十分これを見きわめないうちに、ことしもう中絶してしまって、その政策が政府になくなったというようなことになりますというと、せっかく何とかやろうといって張り切っておったのでありますけれども、もうがっかりしてしまった。
つまり只今の御意見の通り、従来のようないわゆる牧道の改良でありますとか、牧棚であるとか、そういうことでなしに、草そのものの質の改善、それが極端に効果を現わしますためには、耕作ということになつて参つて来ると思うのであります。ところが御承知のように現在の牧野はいろいろ長い間の慣行と申しますか、地方々々によりまして使用権利用権、所有権なりというものがいろいろな事情に分れておるのであります。