1965-08-06 第49回国会 参議院 決算委員会 第2号
そういう判断のもとに返還要求がなされ、不法占拠であるという判断がなされ、そして、いま交渉の主体は東京都に正式に払い下げをするか、この問題をはっきりした形におさめたいというので、本省のほうでは努力をされているように私は了解しているのですが、いまの局長さんの答弁によりますと、さらに、これは正式な手続を経て牛込支会長の中野四郎氏に正式に貸し付け契約がなされるような、そのための手続が未済のような答弁ですが、
そういう判断のもとに返還要求がなされ、不法占拠であるという判断がなされ、そして、いま交渉の主体は東京都に正式に払い下げをするか、この問題をはっきりした形におさめたいというので、本省のほうでは努力をされているように私は了解しているのですが、いまの局長さんの答弁によりますと、さらに、これは正式な手続を経て牛込支会長の中野四郎氏に正式に貸し付け契約がなされるような、そのための手続が未済のような答弁ですが、
同胞援護会と何らの関係もない、社会福祉事業として、法人として東京都知事の認可も受けてない、しかも、ありもしない東京都支部牛込支会長中野四郎、こういう名前が少なくとも国との契約の場合に生きるということが私はふしぎなんです。
さらに、先ほどちょっと例をあげましたけれども、社会福祉事業法二十三条では、まぎらわしい名称をつけてはならぬ、こういう規定がありますにもかかわらず、三十二年の二月の二十二日に、この牛込支会長中野四郎と国は貸し付け契約を結んでおります。これはいかなる理由によるものか。
○鈴木市藏君 そうすると、具体的にいうと、つまりかつての牛込支会長であった中野四郎氏が貸していることになるのですね、東京都へ。これは念を押しておきますよ。そんなばかなことが許されるものですか。中野四郎なる人がとにかく国から二千四百坪の土地を借りて——それだって不当だ。そのうちのまた半分を個人名義でとにかく東京都に貸して、その地代はだれが取っているのですか。
○政府委員(江守堅太郎君) 半年くらい前までの情勢は、仰せのとおりあまりはっきりしないまま事態が推移しておったのでございますが、最近東京都のほうにも、また同胞援護会の牛込支会長名の方にも、そのようなお話をいたしまして、おそらくそのような方向で解決できるというふうに私どもは思っております。