1977-04-27 第80回国会 衆議院 商工委員会 第18号
不当廉売ということは、私は長く牛乳運動を自分で続けてきたことでその原価は幾らか知っておりますが、それだけに、百五十八円でということは原価を割って売ったものじゃないということであるにもかかわらず、公正取引委員会は不当廉売という名のもとに、百六十五円で売れということでそれを売らした事実がございますが、これはいかがにお思いになりますか。
不当廉売ということは、私は長く牛乳運動を自分で続けてきたことでその原価は幾らか知っておりますが、それだけに、百五十八円でということは原価を割って売ったものじゃないということであるにもかかわらず、公正取引委員会は不当廉売という名のもとに、百六十五円で売れということでそれを売らした事実がございますが、これはいかがにお思いになりますか。
私どもといたしましては、昭和三十年から十円牛乳運動を、婦人団体あるいは団地の自治会等と組みまして、生活協同組合としましてやってまいりましたが、これは主食に次ぐ国民の主要な食料であるという観点で、やはりそれを国内で自給すべきである。
酪農行政の貧弱さは、私がちょうど昭和二十九年に十円牛乳運動を始めましたその当時と全く条件は同じでございまして、いまもって多くの問題点をかかえております。そして最後にはいつも消費者の犠牲において値上げされ、その値上げ分を酪農、メーカー、小売りと三者で分配しているのが常でございます。
私ども十円牛乳運動やその他農民の立場からいろいろやりましたが、どうもうまく参りません。途中でもって絶えてしまう。これは多くの場合大資本の妨害がおもでありますけれども、そうでない場合でも、実際にやってみましてなかなかうまく参らないのが実情でございます。