2003-06-26 第156回国会 参議院 農林水産委員会 第18号
そうすると、牛乳業界というのは最大の消費先を失ってしまうという産業界の問題というのが一つあるわけですよ。つまり、米飯給食の拡大というのは、要するに様々な利害関係に影響を及ぼしてなかなか進まないというのが、これは一つの状況があるわけです。だから、これをどう解決するのかということがないと無理だと思うんですね、これ以上は。
そうすると、牛乳業界というのは最大の消費先を失ってしまうという産業界の問題というのが一つあるわけですよ。つまり、米飯給食の拡大というのは、要するに様々な利害関係に影響を及ぼしてなかなか進まないというのが、これは一つの状況があるわけです。だから、これをどう解決するのかということがないと無理だと思うんですね、これ以上は。
そういう中で、牛乳に対する非常なイメージダウン、酪農業界というか牛乳業界に対する非常な不信感、これが大きいです。 私たちは知っておりますから、加工乳というのをただ成分無調整と偽ったということだけで済みますけれども、テレビとか新聞を見ますと、変なものがまじっているから気味が悪いとおっしゃる方もおられます。
○荒木委員 金子議員の関連質問がありますから、私はもう一問で終わりますが、いま副総理の言われた方針で、いま問題になっている、通産大臣は鉄鋼業界に対し、また農林大臣は牛乳業界に対し、いまの時期に値上げをするな、こういう行政指導する方針であるかどうか、これを伺って、私の質問は金子議員にかわることにいたします。
○政府委員(浦田純一君) 業界に対しましては、これはやはり内部的な自主態勢、あるいはさらに私どものほうはそれを監視の立場から牛乳業界についての監視は最重点としてやっておりますので、再びこのような問題が起こらないように今後とも十分の努力をしてまいりたいと考えております。
それらの知識に基つきまして具体的な面で、たとえば石油工業界の方々あるいは私ども直接関係の牛乳業界の方々もお呼びしまして、いろいろとその点についてのこちらからの要望も申し上げておる、こういったような段階でございます。
と同時に、そういう評価もあったでしょう、最近私のところに、牛乳業界においてもかなり問題がある、それは牛乳に植物性の油脂が混入されておるといううわさがある。これは時間もございませんから多くを申し上げることはできませんけれども、たとえば、さきに筑波乳業、守山乳業が、バターをつくって、そのバターに植物性の油脂が入っておったというようなことで、不当表示ということで摘発されたという事例もございます。