2017-05-23 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
結果、何が起こったかというと、圧倒的に生産者の力が弱くなり、酪農家の協同組合が日本のキリンの子会社に買収されたりあるいはニュージーランドのフォンテラに買収されたりということで、生産者がばらばらになって、スーパーでは牛乳戦争ということで一リットル当たり一ドル以下で売り続けられているということで、非常に酪農家が苦境に陥っているという事例があります。世界どこを見てもそういうふうな事例がある。
結果、何が起こったかというと、圧倒的に生産者の力が弱くなり、酪農家の協同組合が日本のキリンの子会社に買収されたりあるいはニュージーランドのフォンテラに買収されたりということで、生産者がばらばらになって、スーパーでは牛乳戦争ということで一リットル当たり一ドル以下で売り続けられているということで、非常に酪農家が苦境に陥っているという事例があります。世界どこを見てもそういうふうな事例がある。
少なくとも今日牛乳戦争ということばが流行しておるという事実を見ても、いかにこの牛乳問題が国民の中できわめて重要視されておるかということは、これはよく御承知であると思うのです。 そこで私は、きょうは時間がないので端的に質問をいたしますが、前回農林省の皆さんに、ぜひ大臣にその旨を伝えて次会答弁をしてほしい、こういう点を申し上げたのであります。
なかなかその方向に近づきませんで、わいわいとお互いがけんかするみたいな牛乳戦争というものが毎年起こることは、きわめて不幸なことです。その部分はおくといたしまして、基本的に、まだ真剣な腰入れがないということを残念に思う次第でございます。 時間がまいったようでございますから、一わたりここらで、あと御質問があればお答えいたしたいと思います。ありがとうございました。(拍手)