2005-05-17 第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
ペットボトルを牛乳容器として使用することにつきましては、牛乳保管のための温度管理が必要であることから、安全性を確保するのが難しいということと、いま一つは、紙パックに比較いたしまして、倍以上の製造コストがかかるということであります。
ペットボトルを牛乳容器として使用することにつきましては、牛乳保管のための温度管理が必要であることから、安全性を確保するのが難しいということと、いま一つは、紙パックに比較いたしまして、倍以上の製造コストがかかるということであります。
先ほど述べましたように、去る二十二日に第二次の助成決定をいたしましたが、その助成先の二十三団体の中にオゾン層保護対策産業協議会、全国牛乳容器環境協議会、ペットボトル協議会、こういう三団体が含まれておりまして、これらの三団体が業界団体であるから、これに助成をするのはいかがかと、こういう御批判の記事ではなかったかと思います。これらの三団体が助成先となっていることはそのとおりでございます。
○浦田政府委員 乳酸菌飲料あるいは牛乳容器等のポリ容器化に関連いたしまして、昭和四十六年の五月に条件づきで認可を与えたといういきさつは、御案内のとおりでございます。
私ども厳重に指導いたしまして、年々多少は改善されてきているのでございまして、ことにいま牛乳容器、加工乳容器につきましては九六%と、あと一〇〇%までわずかなところまであがってきたわけでございますが、乳酸菌飲料の件につきましては、これは容器等の性格もございましてなかなか思うように回収率があがっていないという状況でございます。
この牛乳容器切りかえ、あるいは乳酸菌飲料等のプラスチック製容器への切りかえという問題でございますが、昨年の五月二十九日に許可しましたものにつきましても、それからその以後新たに許可したものにつきましても、これはすべてその該当市町村の清掃当局との間の協議と申しますか、その同意を得て、それを各都道府県を通じ、わがほうにその申請がきておるわけでございまして、先ほど御指摘の高知市、私いまさだかに高知市がどのようなこの
○浦田政府委員 昨年の五月二十九日に牛乳容器等プラスチック製のものにかえるということについての承認を与えましたのは、先生御指摘のように七社十三工場でございます。現在やっておりますのは、実はこのうち一工場が操業を停止いたしましたので、結局は七社十二工場ということになっております。 それについての回収の状況を申し上げます。
○浦田政府委員 プラスチックの全般の問題に関連いたしまして、ことしの五月に牛乳容器あるいは乳飲料の容器のプラスチック化ということにつきまして特別の条件をつけまして、つまり回収を義務づけまして大臣の承認を与えたわけでございます。御指摘のように確かにほかにプラスチックの容器類はたくさん野放しでもって使用され、さらに廃棄されております。
○山中説明員 今度の牛乳容器のことで、結局それが発火点になりまして現在すでに廃棄物の中に入り込んでいる、そういうものが引き出されたわけでございます。それで、これが廃棄物の処理対策の非常な重要な問題になったということで、これは一つの取っかかりとしてわれわれは前向きにこれで進んでいきたいと思います。
○桑名委員 今回の牛乳容器の許可の問題と、それと同時に、この問題を解決するためには、いわゆる個別的に配布をしておる牛乳、乳酸菌飲料よりも、店頭販売の何とかサワーとかいろいろありますね、それとか、先ほど申し上げましたように、マーガリンあたりもそういういろいろなプラスチックの容器に入っておる。
○神林説明員 牛乳容器あるいは乳酸菌容器以外のものは私たち担当が乳肉衛生課でございましてわかりませんが、とにかく乳酸菌飲料で従来承認されたものがございます。これはこの問題が起こる以前から食品衛生法上の立場から許されたものがございますが、これは全国的に見まして年間二・五万トンと推定されます。それから、今回承認した牛乳あるいは乳酸菌飲料の容器は一応〇・三万トンということになっておるわけであります。
最近の牛乳、乳製品の消費は伸び悩んでいるものの、長期的には需要増大の傾向にあり、これに対応して消費地に対する生乳供給を確保するとともに、牛乳流通の合理化に資するための新型牛乳容器の開発等、生産施設を整備改善することが、従前にも増して強く要請されているのであります。
ところが、それをつくるべからずという規定は、廃棄物処理法の中ではもちろんのこと、いろんなこれから物質が出てまいりますので、こういうものをつくっちゃいかぬ、ワンウェイの牛乳容器でも、ヤクルトの容器でもつくっちゃいかぬということは私は言えないんじゃないかと思いますが、たまたまきわめて幸いなことに、乳製品の容器については、これは全く衛生上の見地から、透明なガラスびん以外ものを使おうとする場合には、許可ですか
ただ先般来問題になりまして、私どもとしては許可をしない方針にきまりましたたとえば牛乳容器における合成樹脂製品の容器の採用問題等でも非常に明らかになりましたように、そうしたものが必ずしもこれは企業の必要というような形で出されてきたものばかりとは私は思いません。いわゆる消費者に実際の価格を少しでも安くしていくということ、いわゆるワンウェイ方式の容器等も従来採用してまいったわけであります。
たとえば、その牛乳容器、たまたまこれは現実にないものでありますから、ないものに例をとって考えてみたいと思いますが、牛乳容器を、要するに人件費というもののコストを少しでも下げたいということで業者は採用をした。そしてまたそれによる価格の引き上げがないということで消費者もそれを歓迎する、そうしてメーカーがそういう要求を開発し、それを牛乳屋さんのほうに販売をし、そしてそれが採用された。
○佐藤隆君 次に、産業廃棄物についてお尋ねをいたしておきたいのでありますが、最近、ポリエステルによる牛乳容器がいろいろ問題になっております。あるいはプラスチックなどは新建材としても相当な成果をあげ、あるいは本の表紙にもプラスチック・ペーパーなんということで使われておる。いろいろな点でプラスチックによる生活革命というものが行なわれておる現況であります。
あるいは関係閣僚の中で、いま言ったような牛乳容器としてばく大なポリエチレンの容器を使うようなことは、今日の公害問題の発生あるいはいろいろなきびしい批判から見て、これはいろいろ事情もあるがやめようじゃないか、こういう政府の方針としてとられるのか。いまのお話を聞いておると、厚生大臣だけはいばっていて、あとは何とかしてくれ、こういう頼むようなかっこうにきておるのかどうか、それはどうなんですか。
そればかりではありませんが、連合審査会でもお話がありましたように、これは農林省のほうでは、従来はそういうプラスチック類によるワンウェーの牛乳容器の奨励さえもやっておりました、しかし厚生省の御意向もありますので、今後は厚生省の言うことによく相談に乗って、そして方向転換をいたします、こういうことを言っております。
第二項におきましては、第三項との関係におきまして、産業廃棄物というもの以外のものは一般廃棄物として扱うという考え方で整理されておるわけでございますが、お尋ねのプラスチックに具体例をとりまして、メーカー、加工業、ユーザー及び家庭という四段階におきまして、同一のプラスチックが一体どのような区分で産業廃棄物、一般廃棄物になるかという点につきましては、いずれもメーカーあるいは加工業、ユーザー——たとえば牛乳容器
一方、まあこの問題につきましては、そもそも牛乳容器のワンウエー化という話で物価問題として出ました問題でございますけれども、こういう事態になってまいりますと、新しく廃棄物の中に加わってくるものとして公害問題としても見なければならないという観点に立ちまして、ただいま関係各省の意見を聞いております。
それから、牛乳容器につきましては、その後ずっと承認をしておらなかったのは、やはりもっぱら食品衛生の立場で、特に牛乳は乳幼児の主食であり、病人の主食であるという観点から、いやしくも食品衛生上の危害があってはならないということで、それを、ではどこで衛生上の安全性をものさしにしてはかるかということで、私たち牛乳はずっといままで承認はしておらなかったわけですが、これも約二年間の研究の結果、一応食品衛生上の安全性
○山口(鶴)委員 きょうの新聞を拝見しましたら、トレインさんと厚生大臣がいろいろ会談をして、そのあと厚生大臣がOECDからもらいがかかるのじゃないかと非常に意気盛んだったそうですが、私は、生活環境廃棄物の処理の問題を抜きにして、このポリエチレン容器の牛乳容器への許可をするようでは、私は厚生大臣はOECDからもらいはかからぬだろうと思います。牛乳につきましては、紙の容器もございます。
最近新聞で拝見しますと、厚生省が、衛生上害がないというようなことから、牛乳容器に対してポリエチレンの容器を使うことを近く許可するのではないか、こういう報道がなされました。現在ヤクルト等でこれが使われておりますが、事牛乳びんということになりますと、日本全国で一日五千万本、東京都において、一千万本とはいかないけれども、数百万本というものが出回ることになるわけです。
牛乳のびんをポリ容器に変えるという問題が現在非常に表面化しまして、種々の論議を呼んでいるわけでございますが、昨日の新聞紙上によりましても、浦田環境衛生局長のお話の中に、「ポリエチレンの牛乳容器承認は、国立衛生試験所の毒性試験などでも衛生上安全と出た以上、いずれ承認せざるを得ない。」
そこで、こういったことを抜本的に解決いたすためには、何と申しても、牛乳容器の軽量化をはからなければならないが、びんから紙容器に切りかえる際、できる限り大型容器に切りかえていくというようなことを実施いたしまして、牛乳の省力化流通をはかることが必要であります。
○岡田(覚)政府委員 ただいまお話のものでございますが、ポリパックはプラスチックチューブを利用した水まくら状の牛乳容器でございます。このプラスチックチューブは、製造時摂氏百八十度の高温で処理され、殺菌されたと同じ効果がありまして、その後空気に触れませんので衛生状態は良好であるということであります。心配されるプラスチックの毒性有機微生物もなく、牛乳への臭気の移行もないようであります。