1994-05-27 第129回国会 衆議院 決算委員会第三分科会 第2号
こうなると、それは牛ぐその段々みたいなものです。要するに、これが同和問題でいうところの人権感覚の、上見て暮らすな下見て暮らせという、人々の意識を触発する経済的基盤なんです。それをやりたいほうだいにやっておって、そこから出てくる矛盾を、ちょっと融資で手だてをするのだとか、ちょっと経営相談員を出して帳簿のつけ方を指導するのだとか、そんなことじゃ解決しない。
こうなると、それは牛ぐその段々みたいなものです。要するに、これが同和問題でいうところの人権感覚の、上見て暮らすな下見て暮らせという、人々の意識を触発する経済的基盤なんです。それをやりたいほうだいにやっておって、そこから出てくる矛盾を、ちょっと融資で手だてをするのだとか、ちょっと経営相談員を出して帳簿のつけ方を指導するのだとか、そんなことじゃ解決しない。
したがって、先ほど私が同和問題で経済の二重構造ということを申しましたが、こういう実態というものが国民各層にそれぞれ、言葉は少し露骨でありますが、牛ぐその段々のような形の差別意識というものが定着をしてくるのであります。したがって、ぜひそういう点に目を向けていただきたい、こういうふうに考えます。