1957-07-03 第26回国会 衆議院 法務委員会閉会中審査小委員会 第2号
すでにお手元に「神通川ダムに関連する片掛部落紛争の真相」という一文を差し上げてございますので、その内容はこれをお読みいただけばおわかりになると思いまするが、一通り私からいきさつについてお話を申し上げてみたいと思います。 片掛部落というのは富山県の岐阜県寄りの山間の一小部落であります。鉄道線から申しますると、高山線の猪谷駅と楡原駅の中間にありますので、家数が約五十五、六軒でございます。
すでにお手元に「神通川ダムに関連する片掛部落紛争の真相」という一文を差し上げてございますので、その内容はこれをお読みいただけばおわかりになると思いまするが、一通り私からいきさつについてお話を申し上げてみたいと思います。 片掛部落というのは富山県の岐阜県寄りの山間の一小部落であります。鉄道線から申しますると、高山線の猪谷駅と楡原駅の中間にありますので、家数が約五十五、六軒でございます。
大沢野署と片掛部落の距離は四里あるのです。おそらく十時ごろ終って、それから自動車で送ってきた。山道ですから時間がかかります。それからの様子は、腰巻一つになって、はち巻をしめて、夜の夜中、庵谷の方に行く一里半くらいのところに隧道がありまして、非常に危険なところでありますが、その隧道の山道を歩いたり、目は血走って何を言っているかわからないそうです。
私たちは、この問題は決算委員会の問題として、片掛部落の農民の方々に損害をかけてはならない、これに対しては電気会社は十分の補償をしなければならない、補償しないのはいかぬじゃないかというので、現地調査もやり十分なる審議をいたしました。その後においての解決の問題であります。
○山田委員 あなたはさっき何回も片掛部落の人たちが総会を開いて、その総会の席上で発表しておるというようなことを言われましたが、その総会の席上でどういう発表をしておると聞かれておりますか。
片掛部落の産業開発助成金です。
従ってこれに対する各般の御方針もあることと存じまするが、実はここの委員会でも取り上げまして、今問題になっておる片掛部落の件につきましても、現地調査までしたのであります。そういうことでやっておりますので、やはり積極的に問題がどこにあるか、どう解決すればよいのかということにつきましても、政府は格段の御注意になって、そして何か解決の示唆があればいいのじゃないか、こういうことすら考えるのであります。
会計検査院事務 官 (第五局長) 上村 照昌君 証 人 (北陸電力株式 会社社長) 山田 昌作君 証 人 (北陸電力株式 会社建設部部 長) 鵜飼 孝造君 証 人 (片掛部落沿岸
これもこの発電の計画から生まれてきた一つの現象で、私は片掛部落の人々にその家をさして、委員長もごらんになったが、ああいうものを求めていることならば私は協力をしない、ああいうものを現出したいという希望を持って、こういう問題についてあなた方が委員会に助けを請われるならわれわれは協力をしない、この点は私は重ねて証人に申し上げておきたい。
ところがこの片掛部落の住民は全部がけはくずれる、土地は陥没していく、村は水底に没していくというような、心細い気持になっているのです。あなたが健康で部落に行って住民にお会いになれば、言うまでもなく賢明なあなたはわかるのです。最近あなたは不健康なために多くのスタッフの人たちがあなたにほんとうのことを報告してないのでしょう。
○松岡(松)委員 山田さんにお尋ねいたしたい事項は、問題の片掛部落のがけくずれしているところの六ヵ所、それから陥没している地点、これは二ヵ所といいますか、一体といいますか、この箇所に対して護岸をされなかった理由を明らかにしていただきたい。
これに対して地元片掛部落においては、崩壊第一号ないし第六号の六カ所、陥没一カ所であると主張しております。地質調査所の調査によると、崩壊は沿岸の不安定な砂礫層の存在と、工事用の地山荒しといいますか、いろいろな建設用材料を流して、地はだの荒れた跡が雨水のために崩壊を生じたもので、湛水が崩壊の原因とは考えられない。
○林参考人 私は本委員会の委員様方、また御先生様方が、第二十二国会の七月二十九日の本会議及び本臨時国会におきましては去る九日と、引き続き片掛部落の沿岸ダムによる崩壊事項につきましていろいろ御審議をいただいたことにつきまして、片掛部落三百名を代表いたしまして心から厚くお礼を申し上げる次第であります。
果して片掛部落の人たちは北陸電力との間にそういう小作契約をしたのかどうか、ただ判こだけを押したのかどうか、この点をお答え願いたい。
本件に関し富山県婦負郡細入村の片掛部落沿岸保全期成同盟会会長林唯義君及び本問題について実地調査をせられた調査員斎藤大六君の二名を参考人として、本問題についてその実情を聴取するに御異議はありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕