1985-06-24 第102回国会 衆議院 本会議 第38号
また、社会党が第一党となり政権を担当したとき、与党三派で選挙法改正案をつくることとし、片山首相私案として報ぜられたのは、選挙区制は二人区、三人区の中選挙区制とするというものでありました。また、昭和三十八年の選挙制度調査会の答申及びこれを受けて政府から提案された案は、さきに述べたとおり、二名区、六名区、八名区をつくるというものでありました。
また、社会党が第一党となり政権を担当したとき、与党三派で選挙法改正案をつくることとし、片山首相私案として報ぜられたのは、選挙区制は二人区、三人区の中選挙区制とするというものでありました。また、昭和三十八年の選挙制度調査会の答申及びこれを受けて政府から提案された案は、さきに述べたとおり、二名区、六名区、八名区をつくるというものでありました。
そのかわり、昭和二十二年九月、マッカーサ院元帥から当時の片山首相にあてられた、警察権力の政府からの分離と名づけられた警察制度改革に関する覚書の趣旨は、根本からくつがえざれたのであります。過去の日本の警察制度が、極度に中央集権化され、軍閥政府の民衆支配の支柱となつて日本を戦争にかり立てる上に重要な役割を果した点に着目して思い切つて改革を断行したのであります。
併しながら日本の警察官は納税者の納税によつて生活しているのだ、納税者の我々は、公僕である……一九四七年の九月十六日にマツカーサー元帥が片山首相に送られた書簡というものの趣旨を果して常に念頭に置いておられるのか。警察官は国民の公僕である、口で言うだけでなく、警察国家を復活しない、国民を脅迫しない、そういう点に今後もどうか御努力願いたい。一朝一夕にこういうことができるとは思わない。
○吉川末次郎君 それからこの新らしい警察法が制定される基礎になりましたのは、マツカーサー元帥の片山首相に対する書簡というのが基本になつておるのでありますが、それからマツカーサー元帥がこれについてステートメントを出しておられますが、そういうものも頂いておるかも知れませんが、これはこの際是非皆様にお見せしたいと思いますから、何か我々が今まで入手しております中にありましたら結構ですが、若しなければ一つお願
この点では、片山首相も、芦田首相も、吉田首相と同様の責任を負わなければならないのであります。(拍手) そこで、円の切下げについて、吉田首相は、円を切下げることは、すでに三百円あるいは三百三十円という意見があつたが、特に三百六十円まで、あらかじめ下げておいたから、この際下げる必要はないと言つた。この後で、こういうことを言つております。
その際片山首相並びに農林大臣から今後の機構改革については將來委員会の意向を尊重するということを特に申されまして、今までの処置に対しては了承して貰いたいという釈明があつたのであります。その結果でありましよう、今回政府においては水産物の統制機構の改革を企画されて目下その方面と折衝中のようであります。まだ正式に私共は何にも聞いておりませんが、今日そのお話があるだろうとかように期待いたしております。
次に社会党に参りますが、曾て片山首相は、某方面からOKボーイという名前を頂いたそうであります。片山首相は平和々々ということを言われておりますが、平和擁護とは、その裏に、平和的手段によつて國民の生命と國民の福祉を守り得るということを実際に証明して、國民に成る程平和國家でもやつて行けるわいという自信を持たせなければ擁護できないのであります。
これは第一回の國会に片山首相が申された、看板はどうでもいいんじやないか、実質的に國家のためになることならという言葉がありましたが、何だか実際の根柢のない項目だけを看板に並べて、そうして実際に仕事をする國家の建設を図るための根本というところが、つまり魂がないというような仕事ばかりしておる。こういうような考えを持つておるのであります。
当時の片山首相は我々の要求するところの建設省というもの、即ち建設省という面においては、総合的な日本の復興に対するところの大きな役割を特つところの省を設けたいという答えでありました。
昨年も片山首相は、やみを撲滅するには労働組合諸氏の協力を求めなければならぬということなども、しばしば言明された通りである。
第一國会において片山首相は、この旧弊を打破するために総合建設省の設置を公約されました。然るに片山内閣の継続たる芦田内閣は、この建設省の設置計画に当り、建設院に加える僅かに運輸建設本部の吸收を以て局面を糊塗せんとしておるのであります。かくのごときは院議の無視であり、公約に対する裏切りであり、國土再建に対するサボタージュであると断言せざるを得ないのであります。
当時において、片山首相は誠にこれは遺憾である。今後そういうことは絶対にいたしませんという陳謝の意を表されたのでありまするが、現芦田内閣といたしましても、恐らくその構成分子というものは、殆んど前内閣を引継いだ一つの構成分子であるところの芦田三党内閣であると私は承知しております。
日本の政府の立場は、これは曾つて細川議員が本会議で質問いたしましたときに、そのときは確か片山内閣でありましたが、片山首相が答えられましたように、決して一國に偏しておるということではなく、連合國諸國と親しく付き合つて行くのが、日本政府の建前であるというふうなことを申されましたし、その点は現在の芦田首相だつて同じことだと思うのであります。
即ち片山首相然り。又芦田総理もその施政演説において、共に電源開発を取上げまして、経済復興と失業救済の手段とするの意見を述べられております。併しながらいずれも口頭禪に終わり、一向にいその糸口も付かないのが現状であり、甚だ無責任のことと言わなければならんのであります。
○岡部常君 私は前内閣時代に總理大臣に對しまして、刑務所に入つておりまする囚人の勞働力を利用することを提唱いたしたのであります、その際に片山首相は、そのことを考えておるが、只今のところでは、その用意ができておらないからというお答えがあつたのであります。輕く扱われたわけでありますが、今囘の暫定豫算におきましては、北海道開拓のための豫算が計上せられておりますのであります。
陳情書 政府出先機関の整理調整については、数次にわたつて知事会議の要望するところを政府に具申し、政府においてもその必要性を痛感せられ、前片山首相並びに芦田首相におかれても、卒直にその実施を公約せられたのであります。しかしながら從來の状態を顧みまするに、國会の公約、自治法の改正あるにも拘わらず、実情はむしろ出先機関の強化の一途をたどつておりますことは、誠に遺憾とするところであります。
○明禮委員 実は私どもは片山首相の時分にも御協力を願わなければならない御本体であるから、ここへ出てもらつて、いろいろと御懇談申し上げ、遺憾の点も言うておるのであります。本日は芦田首相が出られるというので私ども期待しておるわけでありますがゐ議長から大体の話はありましたから、一部の了解はつくと思いますが、この委員会がいかに重大かということを実は芦田首相御承知ないのじやないかと思われる。
過日片山首相の名前を以て、官吏の服務紀律の励行をすべきことを指示せられておりますが、これはどういうふうに取扱つておるのでありまするか、この実際を見ましても、官吏が多数組合を作つて、そして法規的には差支えないかどうか知りませんが、計画的にサボをやり、計画的にストライキをやつておるというような事実は、実は國民が甚だ迷惑とするところであります。
(拍手)片山首相は、この点十分御認識の上、用意をせられておることとは思いますが、なるべくお急ぎになつたがよろしい、こういうことを、國民の名においてここに要請しておく次第であります さて、政府施策のよろしからざるために、インフレはますます高進しつつあるのでありますが、このインフレの重大なる要素であるところの厖大なる官廳事務に対し、一大整理を断行しなければならないということは、國民の輿論であつて、最も
第三者的に見まするときには、当然片山首相にかかる事件であると思うのであります。とはいえ、官印の内容については、眞偽のいかんによりましては、官房長官も当然官記紊乱の責任を追究さるべき重大なる問題であると思うのであります。
そしてまた鍛冶委員から、片山首相の私邸の玄関で金を渡したというようなお話もありましたが、私、事実聽いたのですが、玄関までも行かないで、單に門前で金を渡したというようなことで、ほんとうにこれはよく市井にありますかご抜け事件でありまして、何ら本委員会において論議すべきほどの事案でもないし、またそういう人物でもないのであります。
これはさつき片山首相をここに呼び出せというお話がありましたが、むしろ官房関係に関することであると思いますので、呼ぶならば西尾官房長官を呼ぶ。これを不問に附すというようなことは、われわれは考えないのであります。
過般の片山首相の施政演説におきまして、総理は、政界刷新のために、選挙公営の徹底化を中心とした選挙法改正の方針を明らかにされたのでございまするが、日本の現在の至上命令となつておりまするところの、あらゆる方面における民主化を達成する見地からいたしまして、われわれは、特にその指導的部面を占める政界刷新の急務中の急務なることを痛感するものであります。