1948-05-22 第2回国会 参議院 治安及び地方制度委員会 第15号
このことが非常におかしいのでありまして、これは警察法ができるときに、政府と自治體警察の關係、そういうことについて、片山總理大臣でしたか、木村内務大臣でありましたか、そういうことじやとても本氣になつて守れんぞということを注意をしておいたのでありまするが、案の定、大阪の府廳、神戸の縣廳、これを守るのは市の自治體警察でありまして、これでは本氣になつて守れないのであります。
このことが非常におかしいのでありまして、これは警察法ができるときに、政府と自治體警察の關係、そういうことについて、片山總理大臣でしたか、木村内務大臣でありましたか、そういうことじやとても本氣になつて守れんぞということを注意をしておいたのでありまするが、案の定、大阪の府廳、神戸の縣廳、これを守るのは市の自治體警察でありまして、これでは本氣になつて守れないのであります。
そこで私はこの前の片山總理大臣に質問したのでありますが、國家の治安維持ということは國家自身のやることじやないか、國家が自分の生命を維持するのに人にやつて貰う、自治體警察にやつて貰うという建前は、それは當然採り得ないじやないか。軍隊のある國は別である。軍隊のない國においては國家自身が強力な警察を持ちまして、自分の生命を維持するという建前をどうしても採らなければならない。
更に私は日にちを忘れましたが、以前の片山總理大臣がたしか何かの教育関係の大會の席上において、この問題は職を賭してもやるというふうなことで言われた。要するに我我は今まで何回か職を賭してこの問題はやりますというふうな言明を聞いておる。而もこの度の追加豫算にはそれは載らなかつた。でこれについてはいろいろの問題があるということは私は知つておる。先日も大藏大臣から聞いておる。
今回の豫算に關連してでございますが、前内閣のとき片山總理が言明せられ、森戸文部大臣が更に本委員會においても他の機會においてもしばしば言明せられ、そうして更に文部省内部においては、各地方廳に大體の内示さえ與えたところの新制中學校舎建設費の三十一億なにがしかの金額の内、七億を國庫が補助しておりますが、殘額六億四千萬圓は最も近い機會に追加豫算として計上する。こういう言明があつたのであります。
この前の第一囘の國會におきまして、片山總理は十一月頃であつたと思いますが、參議院の本會議におきまして、六・三制のあとの殘額六千四百萬圓、いや六億四千萬圓については、必ず第二追加豫算か、それとも何らかの豫備金か、こういう形で、何らかの形で出すということを言明されたのであります。そうしてその機會を待つておつたのでありますけれど、政變に會い、それが今度の内閣に確實に引繼がれたと思うのであります。
今日は片山總理大臣、若しくは西尾國務大臣の御出席を願うように政府の方にお願いしたのでございますが、いずれも御旅行中で、今ここへ曾祢官房次長と林内事局長宮がお見えになりまして、現在に至りますまでの人選についての經過を御説明下さるそうでございます。
その點は私の片山總理との話の中でも實は念を押したのであります。それで今丁度おつしやつたように、兩院にやはり協議をする、兩院で収拾をしてくれと、こういう話でございました。ちよつと新聞などに出ております情報では、何か衆議院の方に言つて來て、それを参議院がただ横から相談に與かるというようなことも見えておりましたけれども、片山總理の話では、そうでなく兩院にということを言われておりました。
併しながら今日まで資金資材その他の面において幾多の隘路あり、これに又論議が交されておりますけれども、この問題に對して積極的に乘り出すにはどういたらいいかといえば、即ち九月十八日にマツカーサー元帥が、片山總理宛に寄せられたあの書簡に基いて、政府がすでに石炭非常増産對策なる案を出されている。あの案一本でも私はこの目的は貫徹できる。
ただ先般片山總理大臣が、或る一委員の質問に對しまして、この法案による警察制度によつて、國の治安は十分に保たれるということを御答辯になりましたけれども、それは平常時におきましては、或いは十分であるかも知れませんが、一旦國家非常事態に際しては、甚だ憂慮すべきことではないか。私はこの制度によつては甚だ不安がある。治安を十分に維持することはできない。こう私は思うのであります。
そこでお聴きしたいのは、つまり内閣は、建設院でなく建設省にするためには、そのために厖大な経費がぱつと出るようなお考えのように聞いておるのでありますが、片山總理は建設院を省に直したら、どれほど金がよけいかかると一應お考えになつておるのでありましようか。それをちよつとお聴きしたい。
片山總理は建設省の主管事務というものは院の程度でよろしいものだと考えておられるというほどがわかりました。まことにおぼろげない内閣であることは、これでいよいよ國民の前に明かになつてまいつたと思うのでありますが、次にお聴きしたい。省にしかねるという大きな原因が、何かこの経費を厖大に要して…。
○今村(忠)委員 いよいよもうとんでもないことになつてまいりまして、つまり片山總理の御答辯は根據がないということがわかりました。今日のような日本の状態においては、経費を要するような省というものをつくつていくことはどうかというように初め聴きとつたのでありますけれども、實際どのくらい院を省にしたら経費がかかるかということは知らない。
また八月六日の石山賢吉君の産業科覺機關の設置に關する質問に對する片山總理大臣の答辯書を讀んで見ますと、まずもつて既存の研究機關を最大限に活動できるようにすることが、實際上最も時宜に適した有效な方途であろうと考えられる。それに重點を置いて施策を進めておる。緊急を要するようなものがあるとすれば、これに對してできるだけの努力を拂いたいと考えておる。こういう答辯があるのであります。
固より國民は、新内閣が生れたことによつて、忽ちにして生活が樂になり、經濟が再建されるであろうというふうな期待を繋いだとすれば、それは國民の期待が誤つておつたものと思うのでありまして、しばしば片山總理の言う通りに頓服藥のように新内閣の性格が一月や二月或いは半年くらいなことで効果を擧げることはできない。
政府は先般マツカーサー元帥より片山總理大臣に寄せられました書翰に基きまして石炭非常増産對策要綱を決定、著々これが實施に當りつつあるのでございますが、本年度三千萬トン達成の成否を決します冬期を迎えまして、増産歩調の急速化のため、今や一瞬の遅滯なく、一部の餘すところもなく、朝野を擧げて努力する時期に立至つたと判斷せられるので、今般連合軍司令部と一體となりまして、石炭増産特別調査團を組織いたしまして、向う
九月十八日付マツカーサー元帥より片山總理宛の書翰につきましては、これは非常にバイブルのような名文でありますが故に、或いは國管を支持するものであるという見方もあり、又そうでないという見方も生じて來るわけでありますけれど、私はこの點についてこの書翰が國管案を支持するとか、支持しないとかいうことに對する大臣のお考えをお尋ねするのではありませんが、本月二十五日付の或る新聞によりますと、石炭の特別調査團を各地
從いまして、われゝは當時の片山總理の答辯もまた、おそらくそういうことを前提といたしまして、政府がこの政策を續けるからには、どういうふうな生活の保障をするというようなことは、相當に勘案した上でおそらく處置が講ぜられることだと考えますので、この機會にこれをわれわれがただちに取上げて、決定だけを數によつてきめようという態度につきましては、私はまだ政府の答辯がもう少し明確になるまで、この問題を取上げてよいか
しかも生活權であり、生存權であるものが脅威されるのでありますがゆえに、何とぞ賢明なる委員各位とお諮りを願いまして、營業權を確保されることができるように、いかなる性質の條件かわかりませんけれども、片山總理の御答辯と、ただいまの政府委員の御答辯の間には格段の相達が本質的にあることを發見いたしました。
しかるに去る本月の十八日追加豫算の採決をする前の日でございましたが、豫算常任委員會の委員長鈴木茂三郎君が片山總理に對して、かような質問をしたのであります。
しかして本案が計畫せられた以後において、マツカーサー元帥から片山總理にあてられたる書簡によれば、本案は國會がそれ自體の價値について審議することは、何ら異存がないと言い、もし國會がこれを採用したならば、政府は現在立てられたる生産目標をさらに引上げなければ、本法案を行う理由がないと言われておる。
新生民主日本の黎明を告げるところの新憲法発布は、比類なき戦争の放棄と文化国家建設の理念を、国民の至高至大の目的として、世界に宣言したのでありまして、かつまた片山總理大臣も「国民に訴う」という書籍の十五ページに、「これからの日本人」という見出しのもとに「ただ口先だけで平和国、文化国というだけでなく、眞實の平和国民となりきらなくてはなりません。」と申されておるのであります。
○福田委員長 片山總理が来られましたので、一言總理に申し上げます。今日は文化行政を議題といたしまして、どうしても總理の御所見を伺いたいという委員の御希望がございますので、御多用中御出席願つたわけでございます。どうぞそのおつもりで、よろしく委員の質問にお答え願います。
○佐藤(觀)委員 今片山總理が来られましたから、總理の文化政策に對する質問に移りたいと思いますが、日程變更の御許可を得たいと思いますが、いかがですか。
○來馬琢道君 只今高田君の言われました通りのことで我々異議ないのでありますが、片山總理大臣から費用の問題についてお話がありましたが、從來の國立公園というような整備につきましては、大變金をかけて一ケ所に相當の資金を集中しなければ觀光施設ができないように考えておりましたが、今窮乏なる國におきましては觀光地というようなところを連絡する道路を作つて貰うことに主力を盡して貰うことが一番よいのではないかと思います
請願の問題にも拘わらず、片山總理大臣、和田國務大臣、苫米地運輸大臣揃つて御出席願い、そうして觀光の審議會乃至委員會のようなものを作るということについての可なり明らかなお話がありました。
片山總理も御臨席でありますからぜひ望んでおきたい。今囘のこのただいまの追加豫算は、御提案以來比較的時間の割當を多く私ども自由黨なんかも頂戴しましたけれども、總括の質問なんかたつた五時間であります。本日各黨の代表の二十分を加えて五時間二十分、これは片山さん御承知の通り、あの東條の言論統制抑壓の時代でさえもあり得なかつた。
○野坂委員 それではまず私は片山總理が、總理であると同時に、社會黨の首領である。その意味においてまた今度の内閣の總理におなりになつた。國民が社會黨を今度の選擧で第一黨にしたのも、もし社會黨が政權につくならば、今までの幣原、吉田内閣とは違つた政策、すなわち社會黨が公約されたような政策をおやりになるだろう。こういうことを期待して社會黨を第一黨にしたのだろう、こういうふうに私たちは皆考えております。
これに全力をあげていかなければならないことははつきりしていますが、しかしここに問題があるので、片山總理が今まで主張されたところのこの再建は社會主義でなければできない、資本主義ではできないということが、片山總理の社會主義者としての信念であつたと思います。そうしますと、この點において産業再建のためには、社會主義というものは必ず固持しなければならないものであるかどうか。
一人當り平均五千六十二圓として二百十二萬人、合計しますると百七億圓、これが今中勞委の裁定案として發表されたものだそうですが、これについて片山總理の御見解をお願いしたいと思います。これは總理もまた米窪勞働大臣も繰返し申されましたように、中勞委の裁定はあくまでもこれを尊重する、こういう建前を堅持される。
ただいまの馬場君の御説のごとく、わが文化委員會の所管全項目に関連して、片山總理、西尾官房長官、芦田外務大臣その他の關係官僚を招致いたしてお尋ねをいたしたい。こういうお申出でありますが、これに對して御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕