1953-07-01 第16回国会 衆議院 大蔵委員会 第12号
こういう片寄つた金融状況の中に置かれておる中小企業が、やむにやまれず高利のやみの金融にたよつてようやくその日を切り抜けておるというこの実情を、あなたは一体どう見ておるかということ、すでに全国に約一万のやみ金融業者があり、これが取扱う金融高は現在のところでもつて約四、五百億といわれておる、これをあなたはどう見るのですか。この実情をこのままほつておいていいとお考えになりますか。
こういう片寄つた金融状況の中に置かれておる中小企業が、やむにやまれず高利のやみの金融にたよつてようやくその日を切り抜けておるというこの実情を、あなたは一体どう見ておるかということ、すでに全国に約一万のやみ金融業者があり、これが取扱う金融高は現在のところでもつて約四、五百億といわれておる、これをあなたはどう見るのですか。この実情をこのままほつておいていいとお考えになりますか。
例えば或る種の方面に片寄つた金融がざれるということで、相当政治上のスキヤンダルを起しておる。