1954-10-20 第19回国会 衆議院 農林委員会 第76号
輸出にも役立つておるのだから、硫黄の増産を大いにやるのはいいけれども、しかしそういう面で片寄つた考え方を持つていないかという感じを、いろいろ鉱毒の問題について受けるのです。そういう点については、簡単な机上プランによるところの施業案じやなく、事前にもつと具体的な、現地調査をするなり意見を聞いてやらなければ、こういう問題は今後も全国至るところに起ると思うが、これについてあなたはどうお考えですか。
輸出にも役立つておるのだから、硫黄の増産を大いにやるのはいいけれども、しかしそういう面で片寄つた考え方を持つていないかという感じを、いろいろ鉱毒の問題について受けるのです。そういう点については、簡単な机上プランによるところの施業案じやなく、事前にもつと具体的な、現地調査をするなり意見を聞いてやらなければ、こういう問題は今後も全国至るところに起ると思うが、これについてあなたはどうお考えですか。
けども極左とか極右というものは、全体の中の極めて小部分の人の非常に極端に片寄つた考え方というものを私は極左と極右と言うものであろうと思います。これはそれらの人々がそういう考え方を持つておることは何ら差支えない。けれども、その人々が自分らの信ずるところを以て、これが一番いいことだ、国家も国民もこの線で動かされなければならん、この線で引きずろう。
この連合審査は結局今平井君が指摘したように、国家公務員法の改正を人事委員会で審査することに関する関連的なものならという言葉さえもあつたのでありますが、そういうようなはなはだ片寄つた考え方だけの連合審査であるならばこれは意味をなさぬと思います。この委員会の取扱いについての平井君の発言に対して、委員長の適切なる措置を願いたいのであります。
自分の片寄つた考え方に偏して、これを子供に教えるというところに問題があるのであつて、思想の自由とはこれは別問題であります。先生自身の思想がいかようであろうとも、それは何にもこの法律の関知するところではありません。もしあなたの言われるように共産党の思想を持つている人は共産党的な教育以外はできないはずだ、こういうことをおつしやるならば、これは教育基本法第八条の二項というものは不可能である。
ただ私が言いたいことは、その場合に先生が片寄つた考え方、自分の極端に片寄つた考え方に偏して子供に返事をしてはならぬ、こういうことをさつきから言つているのです。だからそういう質問を受けた場合に、ただいま私が申し上げたような返事をすることはこれに偏向教育であつて、許されざることであると思う。しかしどういうふうな返事をしたらいいか。それはその先生の言い方がそれぞれあります。
私はよく言うのですが、非常にこの先生が片寄つた考え方を持つた人で、非常に巧妙に世間にわからないような方法でもつて片寄つた教育をかりにやつたとします。これはだれにも発見することはできない、従つてほんとうの意味の教育の政治的中立性というものは、先生の良心に期待する以外にないということを私考えるのでございます。そういう意味で先ほど申したわけです。
むしろ逆に純真である、まだ判断力のない純白な児童生徒、これを相手として先生が自分の考えで非常に極端な片寄つた考え方だけを子供に教えるということは、これはむしろ子供の自由、つまり思想的にあるいは政治的に子供の将来を方向づける結果になるのであります。これはさようなことがあつてはならぬ。
先生全体が非常に片寄つた考え方をしておるのだとは世間では認めておらぬ。丹頂づるであるということを言われることは、日本の多数の学校教職員が自主性がないということを言われておるのと同じことであつて、これは教職員自身が反省せらるべきことである。少数の人々によつて牛耳られておる、その人々の思う通りになつておるということが世評の一般であります。
要するに、子供にある政治的な非常に片寄つた考え方を植えつける。その公民としての良識を阻害する。
○国務大臣(大達茂雄君) 私はいわゆる大多数の小学校、中学校の教職員の人々はいわば極めて穏健な考え方を持つており、特に片寄つた考え方を持つておるとは思わんのであります。ただ教職員の団体であるいわゆる日教組と申しますか、この日教組の団体としての動き方には、これは世間にもすでに相当批判もありますし、行過ぎな点があろうかと思います。
法人になることによりまして、経理関係が非常に明確になる、経営もそれによつてはつきりするとか、いろいろな理由がございますので、あまりわれわれといたしましても、全部が税負担のゆえに法人になるのだというふうに考えるのも、少し税の方だけの片寄つた考え方じやないかと思つております。
それよりも田中長官のこういう反共的な片寄つた考え方をまず直して行くという、ここに裁判の秩序維持の根本問題が私は横たわつておる、かように考えるのでありますが、これはもう私の意見にわたりますから、私の質問はこの程度にします。
特に広く人材を見る場合、一部の内閣の片寄つた考え方、見方から見るよりも、広く国民代表の国会の人たちの見る見方というものは、より広いし、より有能な人材を見るであろうし、従つて、やはりいずれにしてもその方が民主的だと、こう私たちは見ます。
ただそれが私どもといたしまして、片寄つた考え方なり、そういうものから曲げられておつてはなりませんので、地方財政委員会の方にもその数字を御検討を願つておるという次第なのであります。
(拍手)もちろんわれわれは、盾の半面を見のがすほど片寄つた考え方を持つてはおりません。されば、われわれは、インフレーシヨンが解消し、通過の安定が保たれたことの功績は、一応これを認むるものであります。しかし、これは明らかに借物の衣装の成功であつて、本物ではない。