1949-04-27 第5回国会 衆議院 外務委員会 第8号 、日ごとに生活の脅威を受け、社会から落伍するの実情にあり、かかる家族は全國多数に上り、未復員將兵の送還促進や家族の救済扶助等の施策について、種々御盡力せられておらるることは感謝いたしておるところでありますが、われら家族の多くはもはや一日の遷延もできない窮状にあり、またこの悲境にありて夢にも忘れ得ぬは、酷寒の異郷にありて強制労働に服し、明日の命をも知らぬ身を抱きながら、ひたすら祖國を夢見、帰郷を思う父兄子 村瀬忠夫