1948-05-24 第2回国会 参議院 財政及び金融・労働連合委員会 第3号
この前三月二十日の日の點につきまして、特に私につきましてお話がございましたが、常時私が曖昧なことを申上げたようにおつしやいましたか、或いはそうかも知れませんが、現に當時政府として、ああいつたような展開をなし、ああいつたような爭議形態、ああいうような交渉になるということは全然豫想して治りませんでした。
この前三月二十日の日の點につきまして、特に私につきましてお話がございましたが、常時私が曖昧なことを申上げたようにおつしやいましたか、或いはそうかも知れませんが、現に當時政府として、ああいつたような展開をなし、ああいつたような爭議形態、ああいうような交渉になるということは全然豫想して治りませんでした。
次は、生産管理の問題が違法であると鈴木法務廳総裁が言われたことに対しての御質問のようでありますが、これは私からよりも、法律的な專門的なことにわたりますから、法務廳総裁のお答えにまつことといたしまして、全財の現在の爭議行為に対して断圧が行われておる、こういうような状態では、なお今後こうした爭議形態が発展するであろう、やがては職域の離脱が行われるであろう、こういうことを御心配でありまして、私もまた、そうした
たとえば下部組織の労働大衆は、今回とられた二千九百二十円のであるが、これを誤つて、その金額に六・六時間、これは官廳労働者の勤務時間でございまするが、これを掛けたものが現給與として支給されるのだというような、これは意識的のデマではないと存じまするけれども、こういう点が下部組織の労働者大衆に徹底しておらないために、今日のいまわしい爭議形態とならざるを得ないことになつたのではないかと考えておるのであります
今日御承知の通り、経済的な点におきまして、労働者、勤労者大衆は実際生活の苦しい状態にありまして、その経済的な苦しい状態から様々の爭議形態が生れておりますが、その上更にそういう直接経済的な問題と関係のない労働関係法規が、労働者側から見て改惡と思われるようなことが若し行われるとするならば、一層今日の経済的不安から生れて來る爭議形態、即ち言葉を換えて申しますれば、労働者諸君の生産意欲を昂揚せしむるという上
これは爭議形態といたしましては、一番長いので七十二時間、一番短いので三時間という罷業で、全体を通じましては二十四時間ストというのが爭議の形態でございます。
これを結末をするならば、内金として支拂つても同じようなことになるのではないかという御意見もあるかと存じますが、内金として支拂われて、過去の闘爭形態がそのまま將來に継続されるというのではなくて、一應これによつて過去の爭議形態が清算されて、そうして次の新しき事態に應ずる賃金その他の給與関係については、その段階において新しき交渉の途がまた開かれるであらうということが考えられますので、この問題はぜひともひとつ
○加藤國務大臣 たびたび恐縮ですが、その点はやはり今日までの行きがかりの爭議形態というか、闘爭形態というものが打ち切られるということが、ぜひとも必要なのです。だからそういう点からいつて、了承してもらうまでは、どうしてを支拂いが遅れる、こういうふうに御了承願いたいと思います。
○加藤國務大臣 それは野坂君の解釈がどういう解釈であつても、私の解釈はそうではなく、今日まで爭議形態と思われるような事柄を一應この際やめてもらいたい、こういう点にあるのです。
昨年の爭議形態は、集中的であり、きわめて画一的であつたようでありますけれども、このごろ行われております爭議は、地方分散的闘爭方法ともいえるのであつて、共産党の諸君が分散闘爭を指令したと傳えられているのと、きわめてこの点において符合するのであります。政府はこれに対していかなる観測を下しておられるか。
幹部の者の指令がなくして、下部の地方組合が爭議形態にはいるということは、どうして悪質であるか。それから爭議行為というものは、本部幹部の命令がなくしては、絶對に地方組合というものは爭議形態にはいれないかどうか。この二つの點をお聽きしたいと思います。
○林百郎君 二・一ストの際政令は、統一ある大規模な組織全體が爭議形態にはいるということは不健全である、これは國家秩序を亂すということで爭議が禁止されたのであります。そうすると、そういう爭議形態もいけない、またそれが部分的に行われる爭議行為もいけないということになれば、爭議權というものは保障されないと思う。
その爭議行爲、勞資の爭議行爲に對する不當な對象と相成るのではないか、これは現状から言いまして、同盟罷業なら同盟罷業という爭議形態が多いということでございまするならば、これは勞働者の立場から言いまして、この規定は必ずしも惡くない結構な規定であると存じますが、これが勞働者の方で今後經營を擔當して行くという爭議行爲の形を考えて參りますと、これが非常な不利益になる場合がありやしないか。