1953-12-04 第18回国会 衆議院 法務委員会 第3号
申し上げましたように事の起りは火炎びんでありまして、火炎びんが爆発物でないととなると、火炎びんをやたらに持たれては実は困るのでありますから、そうかといつて軽犯罪法でも一千円以下の罰金であるし、放火予備も本人が違うと言えばそれつきりだというので、それに適した何か新しい措置が必要だ、こう火炎びんの際に考えて、今考究中であります。
申し上げましたように事の起りは火炎びんでありまして、火炎びんが爆発物でないととなると、火炎びんをやたらに持たれては実は困るのでありますから、そうかといつて軽犯罪法でも一千円以下の罰金であるし、放火予備も本人が違うと言えばそれつきりだというので、それに適した何か新しい措置が必要だ、こう火炎びんの際に考えて、今考究中であります。
○犬養国務大臣 一々ごもつともと御返事することになるのでありますが、実は最近の動機は火炎びんでありまして、どうも火炎びんは爆発物でないということになりますと、放火予備、軽犯罪法、どれもまことに不適当なんでありまして、やはり法律が古くできて犯罪が非常に近代的に進んだ場合のことを痛感させられたのでありますが、このたびもいろいろな問題で同じような感想を抱くべき問題がございますので、ごく最近の研究をやつておる
これは確かに言いにくいことだと思いますけれども、独立した日本の八千四百万人の国民の代表者として、どういう考えを持つているくらいのことは言えないはずはないと思いますが、それはこの広島と長崎に原爆を落してこの大きな歴史的な惨禍を与えた、世界の人道を無視し、毒ガスでも国際的に禁止せられているときに、あの爆発力の強いものを無警告のままに落したアメリカの司令官、関係をしてB二九を飛ばさした諸君、みずからB二九
ところがこの火焔びんの事件が無罪になり、又この火焔びんではございませんが、カーバイトを使つてラムネ弾と称するやはり爆発物のような兇器を使つた事例がありまして、このものにつきましてもこれは九州のほうの裁判所で無罪になつた事件がございます。かような罰則につきましては、これを統一的な法律を作りませんと、一つの罰則を作りますとこれを潜るいろいろな方法を講じます。
それでお尋ねしておくのでありますが、この爆発物についても単に新らしい法律を作るとこれを潜る、結局頭脳的な動きというものが現われて来るととして躊躇される。例えばペニシリン、ストレプトマイシンが日本に入つて来まして当時は非常によくききました、輸入当時は……。これは今はきかん、それは黴菌に抵抗性ができるからです、これはわかり切つた理論なんです。
○中山福藏君 このたび火焔びんの問題について最終審である最高裁判所が火焔びんは爆発物でないという判決を下したことは御承知の通りでありますが、この火焔びんが爆発物でないとすれば、その手段方法、被害ということにつきまして刑法上の規定をこれに適用するかどうか、従来ありきたりのままにこれを適用するかどうかという問題なんで丸が、私はこういう判決の結果、いわゆる火焔ぴんというものは爆発物でないとして無罪の判決が
ことに、先ほどからも論議がありましたように、公共企業体等労働関係法によりましてだけ考えましても、当然仲裁裁定に両者が拘束され、また拘束される両者、ことに相手側である公社あるいは政府側は、当然予算的な措置をせなければならない義務を負うておるにかかわりませず、これを十分行おうとせないというようなことから起つて参ります労働組合側の不満が、一つ間違えますと、爆発せざるを得ない。
これはしようせん清作の力によつて何らかてこ入れを行うことなくしては——これをごらんください、十月の九百八十枚のものがこの十一月に飛んで千二百三十五枚ということは、これは十二月末に入りますと、もはや爆発するくらいな、いわゆるゼネラル・パニツクを思わしめるような、そういう大きな恐慌状態がこの数字の中に現われて参つております。そこで今にして政策金融というものの必要性が特に痛感される。
一方私はこの機会に大臣によく御判断と御検討を願いたいことは、恐慌というものは、じりじりと悪くなるのありまするが、しかし一定の限界に達しますると爆発をいたします。突然変化のような現象を生じまして、これがゼネラル・パニツクになるのでございます。ここで私が一番心配することは、十月に九百八十枚、これまで大体五分とか七分とかいう割合でふえて来た不渡り件数が、十一月に入りましてから一躍三百件を越えております。
今中山君の言うように、これは何どき勃発して、爆発して、一朝に顛覆しないとも限らんというような、とにかく危機に直面しつつあるならばですね。これは一つその憲法の十九条に違反なんというようなことじやなくて、若しこれが障害があれば、憲法を改正し、こういうものを取締つて、禁止するのが私はいいと思う。
昔から政治のことはすぐ国民がこれを率直に言えない場合には、川柳でもつて不満を爆発しておつたのですが、そういう時代では、ございませんから……。
例えば大火山の爆発によつて、それで成層圏のほうに非常に噴出物の細かい粒子が上つて、これが成層圏でぐるぐる廻るというふうな形からして、それが太陽光線を遮断しまして、それによつて、これは局地的とは必ずしも考えられないのですけれども、全世界的に日照不足を生ずる。これは現にクラカ島火山の爆発等においてその結果が出ております。これは全世界的であつたのです。
たとい微量でありましても、御承知のごとく、有機質の繊維が混入されておりますと、当該石綿セメントは爆発するおそれがあるのであります。破壊するおそれがあるのであります。現に爆発の結果破壊せられておる、自爆でございます。さような例もないではございません。現に町村によつてはさような結果が、今回の水害、災害等の結果、破損された跡よりセメント管を出してみて、そういうことがはつきりわかつて参つたのであります。
生活に追われておりまするところの職員に対しまして、何らの報いるところがございませんでしたならば、職員は賃金に対する不満が絶えず爆発いたしまして、労使間の円満な関係の樹立というものは維持できないと存ずるのでございます。 どうかよろしく御審議賜わりまして、仲裁裁定完全実施をくださいまするよう、お願いいたす次第でございます。
そういうものが大きなものでありますが、そのほか被害の状況、公務執行中の犯罪ではありまするが、日本に多数の被害が起つたというような場合、たとえば火薬の公務上の取扱いが間違つたために大きな爆発事故を起して、日本人あるいは日本の財産に多大の損害を与えたというような場合はこれに含むというふうに考える次第であります。
たとえばクラカトアの火山が大爆発をするというようなことがございますと、その噴煙が非常に高い成層圏の方まで舞い上りまして、そうしてその噴煙のために世界中にそのちりがばらまかれる。そのために、明治十七年でありますか、日本あたりでも、クラカトアの噴煙のために太陽が赤く見える。真昼間でも赤く見えるというようなふうになりました。
ただ私どもといたしましては、最近の財政の状態、あるいは金融の状態、あるいは基本的な経済の関係、こういうものから見まして、一万円札を発行いたしてみても、そのために出かかつておるインフレを爆発させるというような影響はない、基本的な情勢といたしましては、十分にインフレというようなことを起さずに、乗り切つて行ける状態であるというふうに考えておりますので、一万円札を出しましても、そういうような心配はないのじやないかというように
政治の貧困によつて国民の不平が生れて、その不平が爆発することを、刑罰をもつて圧迫して行くというやり方は、これは専制政治のやり方であると思いますから、取締りの強化ということについて慎重な態度をとらなければならぬとはもとより考えておるところであります。
草加に所在いたしまする鈴本日本堂トクホン工場で爆発事件が起りまして、即死二名、入院直後三名死亡し、六名の死亡者が出ており、重軽傷死亡を合せまして十一名の被害者が出ておりますが、その中で五名までが十六歳という少年であります。聞くところによりますと、高等学校のアルバイトのようであります。そういう人々が、この事故のために五人まで死亡しております。
鈴本日本堂におきまする爆発事故の概況につきましては、ただいま御質問の中にございましたように、去る八月一日午前十時四十分に、この事故が起つたのでございます。事故の原因としまして、われわれが調査しました結果発見しましたことは、ここで製造しておりまするいわゆるトクホンという貼付薬は、その使用しまする原料の中に、石油ベンジンを含んでおるわけであります。
○淡谷委員 それでは質問を始めておりますが、読売新聞の八月四日の記事でございますが、ただいま問題になつております関根の演習地におきまして、米軍の演習地に青森と秋川の保安隊の両部隊が入つて演習をいたしまして、秋田部隊のジープが草原につつ込んで、草原の下にあつた米軍の不発弾に触れて爆発いたしまして、このためにジープは大破し、十三名が重軽傷を負い、さらに二十一になります保安隊の隊員が、その七時に死亡したという
その後私は青森の方へ出張し、またこつちの方へ出張いたしましたので、今回の爆発事件は新聞紙上で承知したのみでございまして、はつきりその状況はわかつておりません。
○淡谷委員 保安庁にお伺いいたしたいのですが、米軍の演習地に保安隊が入るときに、あらかじめ何か地元と打合せがあり、あるいはまた米軍の方とも打合せをいたしまして、不発弾がころがつて爆発する危険があるようなところへどんどん入れるなんということを、一体あなた方が了承してやられておるのかどうか、実は今日は長官に出て来ていただきたかつたのでありますか、代理と考えましてお聞きしたいのですが、その点御答弁願いたい
後者の方は、不用意な爆発事件であつて、他意はなかつたのじやないかと思つております。おそらくこの三者会談で了解が得られたのではないだろうかと私は想像いたしておりますが、その結果については、まだ報告を受けておりません。
いわゆる大衆によつて止むを得ず発生せざるを得ないというような、曾つての何がしの某帝が、汝ら生活をすることができなければ草を食えと言つた、それに対して忽然として大衆が憤激して一大革命を起したと同様なる、間接的にはこの税制の上に不満が爆発いたしまして、我が国家が如何にこの一部の人々によつて、下を甘く見るというような態度が、一時はそれが続いても、やがてそれがひた隠しに隠し得ない結果に陥つて、国家に不測の災禍
これに非常に似たことが、二十八年昔、北海道の上富良野というところにありまして、ここは十勝岳の大爆発で泥流が数百町歩に亘つて流れまして、人命も百二、三十名亡くしたのでございましたが、当時あそこは不毛の土地と言われておりましたが、客土いたしまして、今日では大体平均の反収を上げるようになりました。これは爆発によつて雪融けの水その他を含めて大洪水になつたのであります。
今お話を聞いて私ども了解いたしましたが、御存じのように、この内灘の問題については、四月いよいよ試射が開始されてからは、隣接の町村、ことに着弾距離に近い町村が非常に反対の気勢をあげて来ておるのは、一つには現実に撃たれてみて、自分の働く場所、自分の家のすぐ近くで爆発をするということから、その被害を物心二面にわたつて大きく受けたという体験から反対して来たということと、さらには、射程を延ばされてはいよいよもつてその