1982-05-12 第96回国会 衆議院 外務委員会 第13号
したがって、そういう政府・与党の立場に立って考えてみれば、そういう攻撃がないとは言い切れないということになるわけですが、そのときに、いま言いましたように、たとえば原子炉がねらわれるというふうなことがあった場合に、最近もF4ファントムに爆撃照準装置をつけられましたが、ああいうふうな照準装置をつければまさに百発百中的な効果があるんだ、こう言われておる、そして、非常に厚い防護物を突き破るだけの貫徹力を持った
したがって、そういう政府・与党の立場に立って考えてみれば、そういう攻撃がないとは言い切れないということになるわけですが、そのときに、いま言いましたように、たとえば原子炉がねらわれるというふうなことがあった場合に、最近もF4ファントムに爆撃照準装置をつけられましたが、ああいうふうな照準装置をつければまさに百発百中的な効果があるんだ、こう言われておる、そして、非常に厚い防護物を突き破るだけの貫徹力を持った
いまF4ファントムで爆撃照準装置をつける問題ね、これ同じように国会軽視ということで問題になっておりますけれども、私は国会軽視もはなはだしいと思います。マスコミの報道でも、すでに防衛庁の技術研究本部では、長射程化を図るため、推進力にはジェットエンジンが採用され、四台の試作エンジンが技術研究本部第三研究室で運転試験を受けていると、こういうことですけれど、このとおりでしょうか、お答えいただきます。
○秦豊君 その装備の近代化の中に、たとえば対地支援のために国会でもさんざん問題になった例の爆撃照準装置、附属のコンピューターシステム、レーザー照射装置等の換装も含まれますか。 ○国務大臣(大村襄治君) お答えいたします。低高度目標対処能力、搭載ミサイルの改善等の装備の改善でございますので、先生の言われたような点は含んでおりません。 以上でございます。
○秦豊君 では防衛局長聞くがね、すでに昨年の十一月二十六日、この段階で爆撃照準装置、つまりいま問題になっている試改修の方針は、では確定していたのかいないのか。
○政府委員(塩田章君) 質疑応答はいまお読み申し上げたとおりでありますが、きのうも衆議院でもお答えいたしましたが、秦先生の最後の質問の、その装備の近代化の中に、たとえば対地支援のために国会でもさんざん問題になった例の爆撃照準装置、これこれの換装も含まれますかというお尋ねがございまして、当時、私もその場におったわけでございますが、その後、当時の大村長官にもお聞きいたしましたが、先生のこのお尋ねを受けたときに
政府は、昭和四十三年以来三度にわたって、F4ファントムに爆撃照準装置等は装備しないと繰り返し、最近では、昨年十一月二十六日の参議院行革特別委員会において、改めて明言していたのであります。この答弁が全くの偽りであったことは、今日の事態で明らかです。
秦委員が、「国会でもさんざん問題になった例の爆撃照準装置、」こうしたものの換装も含まれるかという質問について、大村防衛庁長官は、「先生の言われたような点は含んでおりません。」ということを答弁しているじゃありませんか。これは全く国会にうそをついている、当時の防衛庁長官は、ということになるわけです。 こういう問題では、当然私は五十六年度のこの十三億、これは予算から削除すべきであります。
「さんざん問題になった例の爆撃照準装置、」「さんざん問題になった」というのは、四十三年に大論争してこれは外したのでしょう。この論争になった問題であることは事実なんです。五十三年のF15のときもこれは大論争になった。いまのは全く詭弁だと思う。 最後にもう一問。先ほど増田長官の問題を言いましたけれども、四十七年の増原防衛庁長官の答弁資料で出されている文書ですね。
ということで、何のためかということがありました後で、「その装備の近代化の中に、たとえば対地支援のために国会でもさんざん問題になった例の爆撃照準装置、附属のコンピューターシステム、レーザー照射装置等の換装も含まれますか。」こういうお尋ねでありました。
それから爆装の問題でございますが、爆撃照準装置のための計算装置はついておりません。 それから爆装、つまり爆弾を搭載できるかということにつきましては、搭載できます。
○秦豊君 その装備の近代化の中に、たとえば対地支援のために国会でもさんざん問題になった例の爆撃照準装置、附属のコンピューターシステム、レーザー照射装置等の換装も含まれますか。
けど、実際私が一つ申し上げておきたいのは、一応ファントムも外した、対地攻撃用の爆撃照準装置。今度イーグルはつけている。ファントムは一応外している。しかし、対地攻撃はF1に任せまして実はF15は空対空ですと、空対地は使いませんというふうな運用はこれは実態的でないので恐らくそれは無理、詭弁。そうなると、パイロットの高度な訓練のカリキュラムを組んでいくと対地攻撃というのは重要な科目になってくる。
なぜ爆撃照準装置付F15を採用し、日米防衛協力小委員会で日米共同作戦のガイドラインづくりを進め、核空母ミッドウェーを海上自衛隊が護衛する対潜合同訓練まで行うのですか。対米従属の軍事大国化に向かう大またの一歩一歩以外の何物でもありません。
たとえば空中給油にしたって、空中給油装置はつけないというのが空中給油装置がついた、あるいは爆撃照準装置について、ファントムは外したけれども、F15はつける、こういうふうに防衛庁はなし崩しにしてくるわけですよ。既定の事実を押しつけながら来るわけです。そういう考え方の中に歯どめをしておかなければならない。いまはそういう考え方がないと言っても、それじゃ将来はそういう考え方をする場合もあるんだね。
福田内閣は、爆撃照準装置をつけたF15戦闘機の新規購入を決定しました。一昨年の国会で三木前総理は、わが国の防衛力は近隣諸国に脅威を与えるようなものであってはなりませんと述べていたのに、福田総理は、もはやそういう言葉も捨て去り、もっぱらアメリカに従属した、安保条約下の自衛隊の増強を推し進めようとしているのであります。
何といいましても、ファントムのときに核爆弾を積んで攻撃できるというようなことから、この誤解を与えないというような意味で爆撃照準装置を取ったわけでございますが、F15にはその爆撃能力といたしましては核爆弾を積むこともできません。そしてまた、現時点におきます能力としましては、相対的に見ましてファントムのときの爆撃機能というものに比べますと飛行機自体としては低下しているわけでございます。
また、F15は、航続距離の長さ、爆撃照準装置、空中給油装置の常備などから見て、侵略的攻撃能力を持とうとするものであり、どのように解釈しようとも、わが国の憲法のもとでとうてい許されるものではありません。現に、ブラウン国防長官は、訪米した三原防衛庁長官に、P3C、F15の導入計画を高く評価したと報道されています。
第二に、F15には空中給油装置及び爆撃照準装置がつけられており、この装置はそのまま取りつけておきたい旨の防衛当局の答弁がなされておりますけれども、この二つの装置につきましては、かつて現在のF4ファントム導入の際、わが党が衆参両院において追及をいたしまして、その結果これは取り外すことになった経緯のあるものであることは、長官も御承知のことと存じます。
○伊藤(圭)政府委員 この爆撃照準装置といいますか照準装置は、これはとることはできませんので、つけておきます。 それから空中給油装置も、将来の運用を考えましてつけておきたいというふうに考えておりま
なお、その爆撃装置の問題でございますけれども、この技術的なことは装備局長から御説明申し上げますけれども、私どもがいま知っております範囲では、いわゆるファントムのときはずしたような爆撃照準装置というふうに分けてあるものではない。空対空の戦闘の場合にも、地上を攻撃するときも同じように組み込まれてあるというふうに聞いております。
繰り返して申し上げておるように、ファントムも、何といいますか、相当給油によって足を長くし、あるいは爆撃照準装置をつけまするならば、いわゆる相手国の基地を爆撃、たたくというような能力ももちろんあって、そういう使い方をしておるところもあるわけですけれども、わが国は、これをもっぱらインターセプター、要撃戦闘機として使うということで、爆撃照準器ははずした、給油装置があるのは、ついておるものをわざわざはずす必要
ファントムの場合には長距離爆撃機ではありませんが、相当の航続距離を持っておりまするので、この周辺の国々の、ごく一部ではありましても、いわゆる相手国の基地を爆撃するというふうな能力を一部持つということもありまして、もともとこのファントム・F4Eは戦闘機、ファイターとして採用するものでもありまするので、そういう憲法上の疑問を生ずるようなおそれを起こしてはいけないということで、爆撃照準装置は取りはずすということに
「ところがこのT2改の場合には、慣性航法装置、あるいはレーダー、あるいは電波高度計というものがあることに加えまして、管制計算機をつけました爆撃照準装置を持っております。したがいまして、天候が悪くても爆弾を投下することが可能であるのみならず、精密な攻撃ができるといったようなこと。」云々。
FST2改には、いま読み上げましたように、そしてまた増原長官が確認したように、爆撃照準装置というものが取りつけられているのです。しかも、これはF4ファントムを採用する際に、攻撃性を弱める必要があるといってわざわざ取りはずしたものなんです。いいですか。この点については私が当時の増田長官と、昭和四十二年の三月二十五日から二十九日にかけて、同じこの予算委員会で論議した問題なんですよ。
ところがこのT2改の場合には、慣性航法装置、あるいはレーダー、あるいは電波高度計というものがあることに加えまして、管制計算機をつけました爆撃照準装置を持っております。したがいまして、天候が悪くても爆弾を投下することが可能であるのみならず、精密な攻撃ができるといったようなこと。