1951-02-23 第10回国会 衆議院 予算委員会 第19号
ただいま爆彈声明というお話がございました。私はあたりまえのことをあたりまえに言つたつもりなのですが、何だか非常に反響が大きかつたようであります。これは私の事業についての信念を初めに申し上げておきたいと思いますが、私は戰時中及び戰後にわたつて、無理な統制をして、きわめてルーズな仕事のしぶりをしておつて、それで国民が満足しておるという風が見えて、業者の反省の気分がはなはだ乏しい。
ただいま爆彈声明というお話がございました。私はあたりまえのことをあたりまえに言つたつもりなのですが、何だか非常に反響が大きかつたようであります。これは私の事業についての信念を初めに申し上げておきたいと思いますが、私は戰時中及び戰後にわたつて、無理な統制をして、きわめてルーズな仕事のしぶりをしておつて、それで国民が満足しておるという風が見えて、業者の反省の気分がはなはだ乏しい。
○松本政府委員 小坂総裁のいわゆる爆彈声明ですか、そういうようなことを聞きまして、委員会の方でもはなはだ驚きまして、いろいろ調査をいたしました。すでに数回調査を重ねたのでありますが、大体今までわかりましたことで申すと、二十四年度の決算においては十七億円ほどの利益が出ております。それに対して七億数千万円税が拂われております。しかしながら当時の状態においては、石炭界が非常に不確定な状態であつた。
併しながらこれはポツダム宣言受諾に伴うて当然何らかの措置に出なければならないことは十分分つておるのでありまするから、期間中には通る見込であり、通すべく努力した際に、いわゆる首相の爆彈声明というものが発表されて、そのために審議が却つて遅れたという結果になつた。会期が終つたために次の国会、第七国会が開会されたにも拘わらず、国会で審議し終らないうちに声明を出された。