2019-11-20 第200回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
それから、法律改正以前から、農業競争力強化支援法に基づきまして、窒素、燐酸、カリといった配合肥料、いわゆる汎用性の高い肥料につきましては、銘柄集約等によりまして一定の成果が上がっている、一割から三割、引下げが行われているというふうに聞いているところでございます。
それから、法律改正以前から、農業競争力強化支援法に基づきまして、窒素、燐酸、カリといった配合肥料、いわゆる汎用性の高い肥料につきましては、銘柄集約等によりまして一定の成果が上がっている、一割から三割、引下げが行われているというふうに聞いているところでございます。
一方、営農面では、土壌診断に基づきまして、燐酸、カリ成分を抑えた肥料の使用の推進、家畜排せつ物等の堆肥の利用、下水汚泥から回収した燐酸の肥料化の推進等に取り組んでいるところでございます。 これらの施策を通じまして、農家への肥料の安定供給に取り組んでまいりたいと存じます。
○重徳委員 肥料に必要な燐酸、カリというのは、特に国内での生産はゼロというふうに聞いております。これは輸入に一〇〇%依存しているという状況ですから、今局長が言われたような、やはり危機意識を持っていかないと、自前の肥料というのはなかなか考えづらいということでございました。 これはこれで一つの大きな論点ではあると思いますけれども、次に参ります。
それから、大事なのは成分に関する事項でございますが、ここはいわゆる三つの成分、窒素、燐酸、カリの含有の成分量、それから炭素と窒素の比率等々を表示事項として考えております。
窒素、燐酸、カリ、こういう主要な成分について仮に分析をするということを想定しているわけでございますが、業者の方、例えば株式会社でございますとかいろいろな方で幅が大きくてなかなか難しいのでございますが、一万円から二万円ぐらい、もうちょっと具体的に言いますと、八千円から一万八千数百円みたいな価格を私ども把握いたしております。
○新間正次君 大変個人的なことで恐縮でございますけれども、実は私の兄が有機農法に取り組んでおるわけでございますが、今回の場合も、窒素、燐酸、カリの各化合物のうちで燐酸化合物をバランスよく吸収させた食物に関しては、そうでないものに比べて丈夫であったというようなことも聞いております。
窒素、燐酸、カリ、いろいろありますけれども、吸収されるときは同じなんです。ただ、堆肥の場合は土が肥えていくんです。土がいい土になっていくということなんです。 ところが、一般の方の有機農業に対する理解ということを見ますと、どうもそこのところがごっちゃみたいなんです。
燐酸肥料につき ましては先進地域、発展途上地域ともに生産が増加するというような見通しになっておりまして、中長期的に見れば、窒素、燐酸、カリ、いずれにつきましても需給が国際的にタイトになるという可能性は小さいのではないかというふうに見ている次第でございます。
化成肥料は国内で使われておりますものは粒剤がほとんどでございますけれども、各粒の中に窒素、燐酸、カリをそれぞれ一定の割合で含んでいるというものでございまして、公定規格上は三つが必ずそろっていなきゃいかぬということにはなっておりませんで、二つ以上がそろっているということになっておりますが、流通しているものの大半はこの三成分を含んだものというふうに理解しているところでございます。
○関谷(俊)政府委員 今お話しの中にございました我が国の農業の金肥依存、いわゆる化学肥料依存が行き過ぎておるのではないかということで、これはFAO等の資料を使いまして十アール当たりの施用量についても私どもで多少世界比較をして見ておるわけでございますが、今先生の御質問の中にありましたようなまさにそういう傾向があらわれておりまして、世界平均で見ますと、日本の窒素、燐酸、カリの施用量はずば抜けて高いわけでございますが
これはなかなか比較が難しゅうございますが、FAO統計等を使いまして主な窒素、燐酸、カリについて消費量の試算等をしてみますと、客観的に申しますと、日本の使用量は世界平均から見て極めて高うございます。
○政府委員(小島和義君) 通常の場合の土壌診断は大体その土壌のPH度、それから主要な養分、燐酸、カリ、苦土、それから石灰ですか、大体そういった主要成分につきましての分析ということが通常の場合ですと行われる方法であるというふうに考えておりますが、そのほか各種の微量成分の豊否と申しますか、そういった問題でありますとか、それから場合によりましては土壌の通水性、通気性と申しますか、そういう耕作に直接関係あります
○小島(和)政府委員 お話しのございました三要素と申しますのは、植物の栄養の中の最も主要なるものが窒素、燐酸、カリということで表現されておるわけでございまして、その中には例えば地力窒素というふうな自然の土地の生産力に由来するものも含まれてはおるわけでございますが、大別いたしますと、地力の問題と栄養素の問題は別であるという理解をいたしておるわけでございます。
そこで、そういう都市ごみなり下水汚泥なりは資源的に当然利用できるものですけれども、窒素、燐酸、カリだけで、あるいはその他の肥料的な養分、植物養分の価値だけで評価できない。あるいは、それが持っている有機物だけでも評価できない。それだけで評価するならば、これは大変よいものになり得るわけです。
○政府委員(小島和義君) 最近の化学肥料の需要、これは五十七肥料年度の数字でございますが、肥料の三成分、窒素、燐酸、カリ別に見てみますと、燐酸肥料が一番多うございまして年間約七十二万トンでございます。次いで窒素肥料が六十九万トン、カリ質肥料が五十八万トンとなっております。
具体的には窒素系あるいは燐酸、カリ、このいずれにつきましても今後の国内消費の伸びは一%を超えることもないという厳しい横ばい状況の見通し、かつ輸出関係につきましては、たとえば尿素でございますと、かつては二百万トンを超える輸出をしておりました。最近まで百万トンという輸出もしておりましたが、これは四十万トン以下という厳しい状況を想定しなきゃならない。
まず第一点の内需の問題でございますが、これは、私ども、農林水産省の方の長期的な見通しをもとに生産面の問題を検討しておるわけでございますが、それによりますと、今後国内の肥料需要は、窒素、燐酸、カリ、この肥料三要素のいずれをとりましても一%に満たない年率の成長である、横ばいないし微増、こういう数字でございまして、生産業界の構造改善対策におきましても、国内の需要はそういう厳しい想定のもとで、なお合理化された
四十五年に比べますと、窒素、燐酸、カリ、いずれも五十四年で六%ないし七%ふえておるという姿でございます。それに対しまして堆厩肥の方は、四十五年を一〇〇といたしますと、裁断した稲わらまで田に還元したものを織り込んで五四%ということで、半減しておるということでございます。したがいまして、確かに地力の低下という問題が懸念されるわけでございます。
それは、いわゆる略奪農法で土壌の成分を喪失してからと申しましたが、また、作物が土壌から吸収したものを窒素、燐酸、カリ以外にいろいろあるわけですから、そういった作物の欲するものを土地に還元してやる。すなわち、持ち逃げした栄養を土地に戻せば連作障害は起こりません。
○瀬野委員 もう一つの原因としては、現行の窒素、燐酸、カリの三要素農法では、どう考えても非合理であり、栄養偏重の略奪農法であることが指摘されねばなりません。病虫害多発の最大原因はここにあると言っても過言ではありません。
しかも全農の場合には燐酸カリの原料の主たる輸入者になっておりますね。ですから燐鉱石にしてもカリの原料にしましても、大分向こうから輸入をする力を持っている。そういうところがこういう業界に乗り出すということについては非常に心配があるわけです。これらについて現状の把握をどういうふうにしておられるか、まずお聞きしたいと思います。
それから、肥料成分につきましては、大まかに言えば一般の堆厩肥と極端に変わることはございませんけれども、窒素、燐酸、カリについて見ますと、窒素と燐はわりあいに同じようでございますが、カリの含量は少ない、それからカルシウムはコンポストの方が比較的高い、そういうことが成分的には見られております。
○二瓶政府委員 肥料の国内需要の今後の見通しでございますけれども、現在、水田利用再編対策等の農業施策を推進いたしておるわけでございますが、これに伴います今後の農業生産動向等につきましてはまだ不確定な面が見られますけれども、肥料の国内消費につきましては窒素、燐酸、カリ、各肥料とも今後横ばいないしは微増傾向で推移するものと考えております。
さらに、それに関連いたしまして複合肥料の問題が出たわけでございますが、御指摘のとおり、単肥でございますれば、窒素、燐酸、カリ、それぞれの価格というものがきまっているわけでございまして、理屈上は、配合肥料はその価格のいわば組み合わせというわけでございますが、実際問題といたしまして、配合肥料の種類が非常に多いわけでございます。
ただし、その場合に、化成肥料のいわば原単位と申しますか、これは窒素、燐酸、カリに分解されるわけでございまして、そのうち窒素肥料はこの法律によって価格の安定がはかられている。それから、もうあと二つの燐酸肥料及びカリ肥料につきましては、これは輸入原料のウエートが高いわけでございまして、しかも、この輸入原料の過半は需要者たる全農が輸入している。
したがって、この作物別の面積と収量の見込みをベースにいたしましていろいろ試算をいたしておるわけでございますが、その場合、一つは反収の増加と肥料の増加の関係がなかなかむずかしい問題がございますが、一応両者がパラレルに動くというふうに前提をいたしまして試算をいたしてみますと、荒っぽく申し上げまして、四十五年を基準といたしまして、窒素、燐酸カリ全体を通じまして二割強程度はその間でふえるだろうと思っております