1952-06-26 第13回国会 衆議院 本会議 第61号
すなわち、日本経済再建のためには中小企業者五、六人は死んでもかまわない、金持は米を食つて貧乏人は麦を食え、また遺家族に対しては燈明代程度というところに冷酷無残なる経済政策が表現されておると言つても過言ではないと思うのであります。(拍手) われわれは、形式的には独立いたしました。しかし、それは形式的でありまして、領土を考えてみますならば、幕末より小さくなつたのであります。
すなわち、日本経済再建のためには中小企業者五、六人は死んでもかまわない、金持は米を食つて貧乏人は麦を食え、また遺家族に対しては燈明代程度というところに冷酷無残なる経済政策が表現されておると言つても過言ではないと思うのであります。(拍手) われわれは、形式的には独立いたしました。しかし、それは形式的でありまして、領土を考えてみますならば、幕末より小さくなつたのであります。
どうしても予算の修正はできない、しかも俗に言われておりますお燈明代程度で、まことに遺族の方々にお気の毒だけれども、ごめんしていただきたいということをおつしやつて来たわけでございますが、この二百三十一億に伴うところの今度出されます法律につきましては、これは永久的なもの、たとえば来年も再来年も、さらに続く年も、この法律によつて今年のような手を打とうとしておられるか。