1972-03-22 第68回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
そこで、そのことにつきまして、私どもは専門家でございませんが、通産省に置かれております総合エネルギー調査会というところで約半年余りにわたりまして技術の専門家の方がお集まりになりましていろいろ検討の結果、とりあえずリターンナフサというもの、これを、要するにナフサを燃料に使いますことにつきましては、まだ一般的にそれを認めていいかどうかは燃料界のほうに相当異論があっていろいろ問題があるようでございますが、
そこで、そのことにつきまして、私どもは専門家でございませんが、通産省に置かれております総合エネルギー調査会というところで約半年余りにわたりまして技術の専門家の方がお集まりになりましていろいろ検討の結果、とりあえずリターンナフサというもの、これを、要するにナフサを燃料に使いますことにつきましては、まだ一般的にそれを認めていいかどうかは燃料界のほうに相当異論があっていろいろ問題があるようでございますが、
一方、燃料界をめぐる現状につきましては、固体燃料から液体燃料への転化の傾向は今後もなお続くものと想定されるわけでございますが、ただ亜炭につきましては、地方燃料として古くから使用され、また家庭用燃料としての特質も持っているわけでございます。
○吉田(賢)委員 最近の石油の燃料界における進出はたいへん盛んなもののように聞いておるのでありまするが、石油に圧倒されてなかなか新しい開発研究などが民間には起こってこない。こういうような事象は全くないものなんでしょうか。
確かに油が燃料界といいますか、エネルギー界における一つの寵児というか非常に尊重されるような立場になってきておりますが、これは多賀谷さんも外国のことをよくお調べだからおわかりと思いますけれども、EECあたりでも今非常に困り出したのです。
それによって極力石炭を安く、また供給を確保し、そうして石炭の燃料界における地位を向上させていくことが先決問題だと私は考えます。
こうした炭鉱離職者の生活はきわめてみじめなものがあり、その対策はようやく大きな社会問題となって参ったのでありますが、こうした炭鉱労働事情の危機は、燃料界において固体燃料から液体燃料等に切りかえるという、いわばエネルギー革命によるものが多いのでありまして、この革命は、わが国だけではなく、主要工業国でも石炭危機対策が重要な政治問題となって参ったのでありまして、従って、その対策にはよほど徹底的かつまた合理的
越えて二十八日に住友から、二十九日に三菱から、先ほど大臣からお話がありましたように、燃料界の革命ともいうべき変転が予想以上にすこぶる深刻であって、志免炭鉱を譲り受けても、三菱のごときは、今大臣からお話のありましたように、総合経営をすれば他よりかよほど有利でありますが、それでも経営に自信が持てないからはなはだ遺憾ながら辞退をいたしたいということを書面で申し出て参ったのであります。
液体燃料という競争燃料があるのを知らなかったのじゃないか、こうおっしゃるのですが、やはり燃料界の傾向だと御了承願う方がいいのではないかと思います。
しかし配炭公團の方の関係から行きまして、亞炭は統制からはずすことに相なつたのでありますが、それによつてわが國の燃料界における亞炭の地位が毫も低下したわけではないのであります。できれば業者といたしましては、亞炭局というようなものを置いて、亞炭の採掘から加工、あるいは利用、あるいは販賣について、國家的に面倒を見てもらいたいというのが、亞炭業者の切実な希望であります。
ただいま議題と相なつておりまする昭和二十三年度予算歳出の中に、國立の亞炭の研究所関係において、約七百万円の予算が計上されておりまするが、さような國立の亞炭研究所を開設されて、亞炭をいかに加工し、いかに高度なるところのコーライトその他を生産をして工業燃料界に貢献せんとされるのであるか。この亞炭の研究所あるいは調査所を、全國何箇所に開設されんとする御意向をもつておられるか、どうかこれが第三点。