2021-04-21 第204回国会 衆議院 内閣委員会 第20号
例えば三・一一のとき、最も心配されたのは使用済み燃料プールの中の燃料棒で、ここが何らかの形で露出をしてしまう、そしてそういうことのきっかけは、例えばですがテロリストがそこに侵入をしてそういう行動を起こすなどありますので、移動させないということはあり得てよいですが、その中には核物質の防護されるべき対象はいろいろあって、果たしてこれで十分かどうかという懸念を私は持っております。
例えば三・一一のとき、最も心配されたのは使用済み燃料プールの中の燃料棒で、ここが何らかの形で露出をしてしまう、そしてそういうことのきっかけは、例えばですがテロリストがそこに侵入をしてそういう行動を起こすなどありますので、移動させないということはあり得てよいですが、その中には核物質の防護されるべき対象はいろいろあって、果たしてこれで十分かどうかという懸念を私は持っております。
また、大間原発のような建設中の原発の場合には、当該原発に初めて燃料棒が装荷される時点までに作成が必要であると思っております。
だから、保安院は、三月十一日の夕方に、既に十時に、燃料棒が溶融する可能性があると予測をしています。ですから、次の日、保安院に電話したときに、もう爆発するかもしれないからベントしなくちゃいけない、でも放射性物質が高いから、人海戦術でいくのか、遠隔操作で弁を開けるしかないと、必死でしたよ。 で、さっきの委員長の発言で、ベントの、規制庁の話で、ベントの役割を果たしていない。十年目の真実ですよ。
そして、原子炉内の核燃料棒とプールの使用済み核燃料を冷却する水がなくなって、空だき状態になってしまった。そして、原子炉はメルトダウンして、ベントなどによって放射性物質が流出、拡散し、大変な、大規模な核物質の汚染が引き起こされたわけであります。
廃炉をした、終わったというのは更地に全部なったときになるのか、あるいは燃料デブリを取り出し使用済燃料棒を取り出して、それを最終処分場に入れて全ての廃炉が終了したとなるのか、そういう基準は何ですかと聞いているんです。分かります、質問の趣旨が。もちろんプロだから分かりますよね。決まっていなければ決まっていないでいいんです。東電としてはまだ考えていないというならそれでいいんです。端的に答えてください。
その最終段階は、燃料棒の被覆管やあるいはペレット、こういうもので囲まれているから安全だというわけですが、再処理施設の場合には、工場に入るなり燃料棒の被覆管というのは切断されるわけです。ペレットは硝酸で溶解されてしまうわけです。裸の放射能が工場内を流れるわけです。そのために容器や配管は硝酸でしばしば腐食をしたり漏えいしたりする、異質の危険を持っているのが再処理施設だと。
○宮川委員 これも、燃料棒の位置というのが重要だと思います。実際にある燃料棒の位置よりも低いところの数字が使われていたために、例えば水の高さ、水位計の設定がおかしくて、ですから、本当は燃料棒がちゃんと水に埋まっていると思っていたのに、実際は低くて、頭が出てしまうというような懸念もこの間違いにはあったんじゃないかと思いますが、委員長、この問題についてどのように思われていますでしょうか。
日本とロシアの北方領土の問題、沖縄の米軍基地の問題、また、総理の御地元も入っておりますが、イージス・アショアの配置問題、原発は使用燃料棒の最終処分の問題、そして、政府で今行われています全世代型社会保障改革の問題、こういった大きな、五十年後、百年後の日本をコントロールするような、大きな影響を与えるような難題が、今幾つも幾つも私は山積をしていると思います。
要は、燃料棒の被覆が溶けなければ放射性物質の飛散はなかったわけです。そして、冷やすことができていれば、燃料棒が溶け落ちるということ、原発のメルトダウンは起きなかったということだと思います。つまり、ブラックアウト、仮に原発全体の停電が起きたということが生じたとしても、冷却が継続できていれば事故にならなかったということも言えるわけであります。
まず、日本原子力開発機構の倉田さんという方が番組に出てこられて、ビデオを見て、制御棒の破片か、ひっくり返すと厚さが二ミリぐらいだ、これは、燃料棒は、中心にウランで、チャンネルボックスが乗っかっている、このすき間に制御棒がある、今回の調査でつかんだのはチャンネルボックスと制御棒ではないのか、床の表面はデブリというより金属中心なんじゃないかというふうな疑問を呈されていました。
先ほど来ありますように、ナトリウムというのは、水と反応しますと少し化学的に機微なことになりますので、当然、少しのナトリウムが、取り出したものは塊であるわけではございませんので、燃料棒に付着しましたナトリウムを、今考えてございますのは、アルゴンガスと、これは不活性なガスでございます、それから少々の水蒸気を含めまして、このナトリウムを反応させまして取り除く。
○杉本委員 済みません、質問の趣旨は、ちょっと御説明が私、不足していたかもしれないんですけれども、冷やすとかそういったための容器としての安全性というのはわかるんですけれども、それこそ、うがった見方かもしれませんが、大きな地震なのか、あるいはテロリストが入ってきて破壊工作をするとか、冷えている核燃料棒であっても危険なものであるという認識を庶民感覚では持っているんですけれども、そういった点での保管状況というのは
原子炉から取り出した使用済核燃料を一本ずつ、細い燃料棒じゃなくて、それをたくさん束ねた四角い燃料棒の集合体として取り出すと。その燃料棒の集合体をプールで収納する四角柱のケースをラックと言うらしいんですけれども、これをリラッキングすると。リラッキング、改めてラッキングし直す、改造する、ラックの構造を変えるということですよね。
○山崎委員 更田委員長、いらしていますので、やはり技術的な見地からいって、今オンサイトで行われている廃炉の作業自体のリスクというもの、冷温停止状態ということですから、運転中の原発が爆発するような、そういう事象ではないかもしれないですが、例えば、作業のミスが起こって何かしら燃料棒を取り出しているときに事故が起きる、そういったいろいろなリスクがまだ続いていると思いますが、どのようにその辺のリスクを評価されていますか
この問題の恐ろしさは、もし使用済み燃料棒がばらまかれるようなことになれば、先ほど言ったように、東日本全体が汚染されるぐらいの、そういった大きな影響がある、そういう問題だ。したがって、そういうことにならないように、政治としては、少しでもリスクを減らしていかなきゃいけない。 もちろん、原発を全部とめろとか、そういう議論もありますよ。
水が抜けていると、これも時間の経過とともに、燃料棒の表面、被覆管の表面の温度は上がっていって、これは米国での研究の事例等がありますけれども、ジルコニウムに火がつくと、いわゆるジルコニウム火災のような形に、そうすると急激に温度が上がりますので、燃料の溶融を伴って大量の放射性物質が環境に放出されるおそれがある。 ですから、懸念であったことは事実であります。
もし燃料棒が全部下に崩落したということになった場合に、どういう事態が予想されたか。お答えいただけますか。
いずれにしても、いろいろなこういった作業、非常に難しい作業になりますので、安全性を確保しながら、きちっと、できるだけ速やかに燃料棒、燃料集合体の取り出しが進むように、我々としても監視し、指導していきたいと思います。
この廃炉に向けての手順として、まずは使用済み燃料プール内の燃料棒を取り出すことが大事でありますが、これで四号機の燃料棒の取り出しは完了して、今は三号機に取りかかっている、このような状況だと思うんですけれども、ここで現場を見させていただいて、相当な被害の中でも着実に今その取り出しに向けての準備が進んでいる中で、燃料棒の、三号機、二号機、一号機、この燃料プール、安定的な状態に入ったというんですけれども、
これは発信が三月十一日の午後十時二十分、二十二時二十分というふうになっておりますが、この中で、下の方でちょっと見えにくいですが、一号機、TAFプラス五百五十ミリメートル、これは燃料棒の上よりさらに五百五十ミリのところまで水があるという説明だったと思いますが、こういうものがまず東電から出されたか、そして、現時点で、この時間においてTAF二百五十や五百五十ミリというのは正しい数字だという、その後の検証で
そして、八九年、九〇年、九一年に、数十日間運転が止まって燃料棒が取り出され、再処理が行われればプルトニウムができてしまうということをアメリカが察知したわけであります。 しかし、そのとき日本はどうしていたのか。金丸訪朝がありました。しかし、そこでは核問題も議論しませんでした。拉致問題も議論しませんでした。
原子力研究所という形で残していて、他の大学の学生とかあるいはほかの学部の学生が使っているという状況でありますけれども、私も当時経営の一角にいた人間として、やはり大学教育において原子炉の実機、たった一ワットなんです、何が起こっても全然どういうことにもならないどころか、燃料棒をそのまま目の前で見ることができるぐらいのものなんですけれども、それでも、そういう原子炉であっても、やっぱり実際学生がボタンを押してみる
最終処分場の問題は、使用済燃料棒と燃料デブリのいわゆる保管、貯蔵の問題と、この中間から最終に行くという三つのいわゆる最終処分場という課題が重くのしかかっているんですね。この最終処分場、本当に三十年以内にできるのかどうかという物すごい不安とやっぱり不信があるんですね。