2017-05-10 第193回国会 参議院 議院運営委員会 第21号
私は、原子力規制委員会の委員となる前、およそ二十五年間にわたって事故時の核燃料挙動などを中心に原子炉の安全研究に携わってまいりました。長年原子力に関わってきた者の一人として、あのような事故に至ってしまったことに対し、強い衝撃とともに、事故以前に強く声を上げることはできなかったのかという後悔と反省を覚えました。
私は、原子力規制委員会の委員となる前、およそ二十五年間にわたって事故時の核燃料挙動などを中心に原子炉の安全研究に携わってまいりました。長年原子力に関わってきた者の一人として、あのような事故に至ってしまったことに対し、強い衝撃とともに、事故以前に強く声を上げることはできなかったのかという後悔と反省を覚えました。
私は、原子力規制委員会の委員となる前、およそ二十五年間にわたって、事故時の核燃料挙動などを中心に、原子炉の安全研究に携わってまいりました。長年原子力にかかわってきた者の一人として、あのような事故に至ってしまったことに対し、強い衝撃とともに、事故以前に強く声を上げることはできなかったのかという後悔と反省を覚えました。
閉じ込めるということにつきましては、そこにございますように通常時の燃料挙動研究で、通常時に燃料の中でどのように閉じ込められているか、それから実際に使った燃料がどういうふうに健全性を保っているかの健全性試験、事故に遭ったような場合にどのように燃料が振る舞うかの事故時の研究、機器、構造物の信頼性がどういうふうになっているか、そういう項目について、まず閉じ込めに関する研究をしております。
あるいは軽水炉の原子力研究所のNSRRという原子炉によります事故時における燃料の挙動解析、こういったものの成果は、反応度事故時の燃料挙動についての指針でございます反応度指針の策定に活用するというようなことで今まで反映してまいっておりますが、安全性については、より一層の安全性を確保する、あるいはALARAの精神によりまして被曝評価の低減を図るという、今後ますます安全性の向上を図っていくという点からも引
さらに、これに関連をいたしまして、舶用炉の各種の解析研究といたしまして、舶用炉の動特性あるいは炉心特性、燃料挙動の問題、また遮蔽、伝熱流動等の問題についての研究開発、さらには、やはり舶用炉の研究開発の中心は、何と申しましても経済性のある燃料の開発でございますので、燃料についての試作試験を将来はやりたい、試作試験から照射試験までやりたいと思いますので、これの準備にかかりたい。