1957-03-04 第26回国会 衆議院 予算委員会 第12号
っくわしておったのでございますが、ちょうど一月の十二日でございましたが、偶然私がロンドンにおりましたときに、その時期に際会をいたしたのでありますが、今度の政変においてマクミラン内閣が一番力を入れるものは動力であるということでもって、今までは動力相という、動力の大臣というものは閣外の大臣であって、安く見積られておったわけでありますが、従来の閣内にあった大臣を二人ばかりおろして、動力大臣というか、これに燃料大臣
っくわしておったのでございますが、ちょうど一月の十二日でございましたが、偶然私がロンドンにおりましたときに、その時期に際会をいたしたのでありますが、今度の政変においてマクミラン内閣が一番力を入れるものは動力であるということでもって、今までは動力相という、動力の大臣というものは閣外の大臣であって、安く見積られておったわけでありますが、従来の閣内にあった大臣を二人ばかりおろして、動力大臣というか、これに燃料大臣
○西村(榮)委員 第三点に、消費者に対する保護の問題、これは英国あたりでは消費者審議会というものがつくられておりまして、工業用石炭の消費者並びに家庭用の消費者の消費者協議会というふうなものを持つて、燃料大臣がこれを統轄して、業者との間における利害の対立を調整して行くという制度があるのですが、将来これに対して何らかの考慮がされておるかどうか。
○淵上委員 これは他の國の話でありますが、イギリスのシンウエルという燃料大臣が、内閣交迭の場合左遷されたのであります。その左遷の理由は、アトリー首相の言をもつてすれば、共産黨につながりがあつて、イデオロギー張りである、殊にこの冬の石炭危機に對する處置が無為無策であつた、そういう攻撃の的になつたからといつて左遷されたのだそうであります。
これはいろいろ理由もありましようけれども、シユーエル燃料大臣は、今年は珍しい五十年來の寒波の襲來があつたために石炭が出なかつたが、これさえなかつたならば、石炭が出るのだということを述べて、世界の失笑を招いたという状態であるのでありますが、ここに注意しなければならぬ問題は、イギリスの石炭廳の性格であります。