2019-02-28 第198回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
しかしながら、近年、穀類の単位面積当たりの生産性の増加は伸び悩み、水問題が深刻化し、土地や水の利用をめぐり食料作物とバイオ燃料作物との間に競合が生じております。また、せっかく生産されても、世界の食料の約三〇%が生産、加工、貯蔵、消費などの異なる工程でロスされたり棄却されています。
しかしながら、近年、穀類の単位面積当たりの生産性の増加は伸び悩み、水問題が深刻化し、土地や水の利用をめぐり食料作物とバイオ燃料作物との間に競合が生じております。また、せっかく生産されても、世界の食料の約三〇%が生産、加工、貯蔵、消費などの異なる工程でロスされたり棄却されています。
これまで、農地で燃料作物を作るということに農林水産省は私は今まで後ろ向きだったというふうに感じてきましたけれども、是非これを後押しをしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
食物として営農を続けられないということでありますれば、例えば口に入れないもので、例えば燃料作物みたいなものへ一時的にも転換するような、そういった支援みたいなものを行うことはできないでしょうか。こういったことをちょっと提案をして、しっかり営農を何らかの形で再開させることを支援していただきたいと思いますが、農水省の見解を伺いたいと思います。
トウモロコシを植えて、下水とか食品廃棄物も利用しますが、トウモロコシというのは燃料作物として非常に有効であるということがもう分かっています。
中国やインドを始めとする新興国の人口増加と経済発展、地球規模の気候変動の影響、バイオ燃料作物の需要拡大などを要因として、世界の食料需給は逼迫基調にあり、いわゆる農地争奪の懸念も生じてきています。また、農林水産物貿易については、WTOドーハ・ラウンド交渉など、我が国の農林水産業にも大きな影響を与えかねない厳しい国際交渉が続いています。
中国やインドを初めとする新興国の人口増加と経済発展、地球規模の気候変動の影響、バイオ燃料作物の需要拡大などを要因として、世界の食料需給は逼迫基調にあり、いわゆる農地争奪の懸念も生じてきています。また、農林水産物貿易においては、WTOドーハ・ラウンド交渉など、我が国の農林水産業にも大きな影響を与えかねない厳しい国際交渉が続いています。
近年、途上国の人口増加と経済発展、地球規模の気候変動の影響、バイオ燃料作物の需要拡大などを要因として、世界の食料需給が逼迫基調となる中、食料の多くを海外に依存している我が国において、将来にわたって国民への食料の安定供給を確保するためには、国内農業の食料供給力を強化し、現在四〇%であるカロリー自給率を向上させることが必要であります。
近年、途上国の人口増加と経済発展、地球規模の気候変動の影響、バイオ燃料作物の需要拡大などを要因として、世界の食料需給が逼迫基調となる中、食料の多くを海外に依存している我が国において、将来にわたって国民への食料の安定供給を確保するためには、国内農業の食料供給力を強化し、現在四〇%でありますカロリー自給率を向上させることが必要であります。
例えば運輸部門等になるわけでございまして、当該の燃料作物を生産した農業部門の排出削減にはなりません。 それから二つ目には、農業部門のエネルギー起源CO2は約八百九十万トンということでございまして、数億トン単位の排出量が計上される他の部門に比べて少ないということからそうなっておるわけでございます。 ただ、荒井委員から御指摘のとおり、いろいろ次期枠組みについて様々な議論がございます。
それは、途上国の経済の発展あるいはバイオ燃料作物への需要の拡大、地球規模の気候変動による農業生産への影響といった構造的な要因を背景といたしまして、一昨年の秋ごろから急激にこの需給が引き締まっている傾向になってきております。
ただし、太陽エネルギーも先ほど申しましたように太陽光電池だけに頼らないで、燃料作物という非常に優秀な作物を遺伝子の組みかえを使って開発するとか、そういうことが非常に必要になるんではないかと思っているんです。
それから、先生さっきおっしゃった燃料作物、これも私は余りよく知らないんですよ。だから、燃料作物というものが、これもちょっとアメリカの例なんか参考人の先生から伺ったんだけれども、具体的にこれが実用化されているというようなのは、一番進んでいるのは、どこの国でどういう作物が使われているかというのを教えていただければと思います。