2015-12-08 第189回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
表現が大変難しいので恐れを知らずに平たく言わせていただきますけれども、健全性評価をするために最も熱影響の大きいサンプルを本来はチェックしなければならなかった、だけれども、示されたものが最も大きいものではなかった、それを指摘したんだけれども、それが直されていない、正しい評価ができないということで再度の評価が必要だったということを、きのう説明を受けております。
表現が大変難しいので恐れを知らずに平たく言わせていただきますけれども、健全性評価をするために最も熱影響の大きいサンプルを本来はチェックしなければならなかった、だけれども、示されたものが最も大きいものではなかった、それを指摘したんだけれども、それが直されていない、正しい評価ができないということで再度の評価が必要だったということを、きのう説明を受けております。
今回の浜岡の原子力発電所の一号機の問題につきましては、今原因究明中ではございますけれども、応力腐食割れ、溶接部におきます熱影響というようなことでございますれば、こうした経年変化の問題と直接関連するかどうかにつきましては、今後の原因究明で十分考えてまいりたいと思っております。
サーマルスリーブといいますのは、入ってきた水がその入るところの配管につきまして熱影響といいますか、それを下げるために設けているわけでございます。それで今御指摘のことにつきましては、安全注入管台の入り口のところについているというふうに聞いております。
○高橋(宏)政府委員 御指摘のように、応力腐食割れの例は、やはり溶接線に沿ったところで、熱影響部でございます。私どもまだよくわかりませんのは、これはカーボンスチールでございまして、御存じのように、応力腐食割れと申しますのはステンレスのパイプで発見されております。
それからさらに、応力、水環境、材質のさっき言いました三つの要素を考慮した実際規模に近い総合試験が行われなければ、現在実用化されている原子炉の現象にすぐに適用するわけにいかぬ、そういう点で原子力工学試験センターでも、溶接部等熱影響部信頼性実証試験の総合模擬試験が五十五年度から行われることになっているそうで、そういう点では、この重要な応力腐食割れ問題は、まさにこれからが本格的な実験段階だとわれわれ考えているのですが
たとえばセンターの場合には耐震実証試験、バルブの実証試験、燃料集合体の実証試験、ポンプの実証試験、溶接部分の熱影響部分の実証試験、こういうようなことをやって、原研の内容を調べてまいりますと、冷却材の喪失事故実験あるいは反応度事故実験、燃料体に関する研究、国際協力、内容はそういうふうに大まかに分けてありますが、それに対する予算措置はどうなっているのですか。それらを含めた全体の予算はどうなりますか。
主な業務は、信頼性の実証試験でございまして、現在やっております項目といたしましては、先ほど御指摘がございましたけれども、バルブの信頼性実証試験、燃料集合体の信頼性実証試験、溶接部等熱影響部の信頼性実証試験、ポンプの信頼性実証試験、それに原子力発電施設の耐震信頼性実証試験でございます。
少なくとも、ぼろきれが燃えたくらいで十五メーターにわたって十センチ径の電線を取りかえなければならぬということになりますと、熱影響があったろうというくらいのものじゃなかろうと思うのです。
一昨年になりますか、私は美浜にも私どもの所属党の調査団の一員として行ったことがあるのでございますが、この蒸気発生器の細管の上部にある揺れどめのためのストラップと細管との関係で一その部分が非常に熱影響を受けやすい、そのために腐食して穴があいた、そういう説明をしておりました。
ちょうど溶接しましたところの、溶接部の熱影響を受けます幅が溶接部の両側に幾分かございます。その熱影響を受ける部分にクラックが発生をしておるわけでございます。これは外見から見ますとはっきりしませんので、超音波試験等で確認したわけでございますが、今度は実際にその部分を切り出しまして、金属組織等について顕微鏡等で十分に調べたわけでございます。
○高橋説明員 なぜバイパス配管の溶接部だけを検査したかという御質問でございますが、ドレスデンの例、クォードシティーの例、あるいはミルストンの例等、すべて溶接部あるいは溶接の際に熱影響を受ける部分について生じたトラブルでございまして、そういう観点からバイパス配管の溶接部、これは実は二十四カ所ありますが、その部分を中心にその前後を調査いたした次第でございます。
曲げ加工した細管がストラップ部内にある箇所では、蒸気発生器二次側」——これは細管の外側のことでございますか、——「の蒸気と水の混合体の流動が局部的にさまたげられ、熱影響を受けやすいこと。」、もう一つは「上述のストラップ部では蒸気発生器の器内水に混在する微量の物質および水質管理のために注入した薬品が濃縮されやすく蒸気発生器細管の表面が化学的腐食を受けやすいこと。」
○説明員(井上力君) 御指摘の美浜発電所の第二号機の燃料棒の曲がりの問題でございますが、通産省といたしましては、本件に対しまして原子力発電技術顧問会の意見も参酌いたしまして、燃料棒が曲がりまして接触することによる熱影響についての公表されている十分な実験等がないということ、及び曲がり燃料棒の照射の試験等に関するデータも報告されておらないということで、接触するおそれのある燃料を炉内にとどめておくことは安全上好
それから、こういったことで前回の調査をやったわけでありますが、今回の蒸気発生器、燃料棒の事故原因は何か、こういうことでございますが、今回の蒸気発生器の減肉の原因は、先ほど申し上げましたような調査に基づきまして、蒸気発生器二次側の蒸気、水の二相流体の流動が局部的に妨げられる、そういうことで、熱影響によるものではないか、そういうふうに推定されておりますが、先ほどのように、さらに減肉現象の解明のための実験
○政府委員(岸田文武君) 原子力発電技術顧問会の意見もいろいろ参酌をいたしましたわけでございますが、私どもといたしましては、さきにも申しましたように、燃料体が曲がって燃料棒同士が接触することによる熱影響について公表されている十分な実験がないこと、それから曲がった燃料棒を取り出してそれ自体を解析をするというような面でのデータもまだ十分でないというようなことから、接触するおそれのある燃料を炉の中にとどめることは
○児玉説明員 ただいまの御指摘の点でございますけれども、通産省といたしましても、その細管漏洩の事故の原因につきまして、原子炉の技術顧問会にその審議をお願いいたしましていろいろ御検討いただいたわけでございますけれども、それによりますと、第一には、構造上ふれどめがございますけれども、そのふれどめと細管の間の流体が渦を巻きまして、そのため熱の伝達が十分でないところがございまして、そういうところが熱影響を受
現段階では原因としては二つ考えられておりますが、一つは、蒸気発生器の細管の管が曲がっている部分、いわゆる曲管部分でございますが、曲管部が、細管の振れどめ——ストラップと申しておりますが、そのちょうどストラップの部分に曲管部がかかっているものにつきまして、蒸気発生器の右側、これは細管の外側になりますが、蒸気発生器の右側の蒸気と、水の流体が二相あるわけですが、その二相の流体の流動が局部的に妨げられまして熱影響
その原因はいろいろのことが考えられますが、蒸気発生器の細管の曲がっている部分がありまして、ストラップと称して細管の振れどめがありますが、そこの部分がどうも蒸気発生器の二次側の蒸気あるいは水の二相流体の流動が局部的に妨げられまして熱影響を受けやすいというようなことが考えられましたので、それに該当する分を、さっき先生おっしゃったような、今後の運転の信頼性を確保するために約二割程度盲栓工事を実施しているのが
○和田説明員 先ほど申し上げましたように、第一回の定検から、先生のおっしゃいますように約六カ月で細管漏れの事故が発生して、修理のためとめたわけでございますが、第一回の定検のときにいわゆる渦流探傷装置によるチェックをしたかどうか、私先ほど申し上げたように、いま現在ここの段階では、ちょっと知りませんので何とも申し上げられませんが、こういう事故につきましては、これはもういろんな熱影響でございますとか、そういうことで
蒸気発生器の細管の状況でございますとか、あるいはその細管の減肉の位置でございますとか、あるいは事故後いろいろ実施した試験等から、現在では、さっきちょっと申し上げましたが、蒸気発生器の細管の曲がっている部分がございますが、そこにいわゆる細管の振れどめ、ストラップというのがございますが、その中にあるものについて、蒸気発生器の二次側の蒸気と水の二相流体の流動が、局部的にストラップがあるために妨げられまして、熱影響