2004-05-25 第159回国会 衆議院 環境委員会 第14号
昭和五十年、一九七五年の十月一日から一九八〇年の三月三十一日まで、私は、石垣島にあります熱帯農業研究センター沖縄支所の導入研究室というところにいて、四年半の間に、アフリカのサバンナの草等々六百種ほどの外来種を導入して評価する仕事に携わっていたものですから、そういう加害者としての反省も込めて、きょうはやや自爆テロ的な質問をさせていただきたいというふうに思います。
昭和五十年、一九七五年の十月一日から一九八〇年の三月三十一日まで、私は、石垣島にあります熱帯農業研究センター沖縄支所の導入研究室というところにいて、四年半の間に、アフリカのサバンナの草等々六百種ほどの外来種を導入して評価する仕事に携わっていたものですから、そういう加害者としての反省も込めて、きょうはやや自爆テロ的な質問をさせていただきたいというふうに思います。
特に、研修員の受け入れにつきましては、委員御案内のとおり、例えば亜熱帯地域の作物の栽培、サンゴ礁の保全、それから青年海外協力隊の派遣前研修につきましても、熱帯農業など、沖縄ならという沖縄の特性を最も生かした研修を沖縄の関係機関と協力しつつ実施してまいりましたが、これをさらに格段努力をしてまいりたいというふうに考えている次第でございます。
まず、農林水産業に関する重要政策課題に対応するために畑作農業・農山漁村地域の振興、生態系調和促進型農業の推進に資する研究及び高度化・多様化する消費ニーズ、地球環境・熱帯農業問題に対応した研究を実施するとともに、農林水産業・食品産業等の生産性の飛躍的向上、農産物・食品の高付加価値化等を図るため、イネ・ゲノム解析研究をはじめとする基礎的・先導的研究等を実施いたしました。
○野中政府委員 お話しのとおり農林水産省では、昨年の十月に熱帯農業研究センターにかえまして国際農林水産業研究センターを設立をしたところでございまして、現在、我が国の研究者の開発途上国への派遣、それから開発途上国研究者の我が国への招聘といったようなことによりまして、アジアを初めとする十数カ国を対象といたしまして、現地の自然条件に適応したすぐれた作物品種の育成や栽培技術の改善といったようなことに関する研究協力
まず、近年における先端技術の著しい発展を踏まえ、農林水産業・食品産業等の生産性の飛躍的向上、農産物・食品の高付加価値化等を図るため、バイオテクノロジー等の基礎的・先導的研究及びその基盤となるジーンバンク事業を推進するとともに、地球環境変化に対応した研究、熱帯農業に関する研究、消費者及び食品産業のニーズに対応した研究等を実施いたしました。
農林水産省におきましては、九州農業試験場と熱帯農業研究センターの沖縄支所などにおきましてサトウキビの品種改良などの研究を推進しているわけでございます。また、沖縄県に国の指定試験地を設置いたしまして、サトウキビの品種改良ですとか病害虫の防除のための研究開発を実施しているところでございます。
これは熱帯農業研究センターを廃止いたしまして、これに対応するということでございます。 以上でございます。
第二日目は、西表島において、まず琉球大学農学部附属の熱帯農学研究施設を訪ね、沖縄の気候特性を生かした熱帯農業の研究について説明を聞きました。 次いで、島の西部を流れる浦内川を船でさかのぼり、淡水と海水のまざり合ういわゆる汽水域などに群生するマングローブや、熱帯、亜熱帯の植生などについて、環境庁レンジャーの説明を聞きながら視察をしました。
次に、農林水産省で熱帯農業研究推進ということで、熱帯、亜熱帯諸国との間に共同研究が進められておるということを承知してございます。次に、通商産業省でございますけれども、通商産業省の国際共同研究制度の一つといたしまして国際特定共同研究というのがございます。そのフレームワークのもとに米、独、英、豪、ノルウェーとの間に共同研究が行われていると承知してございます。
国際研究協力の推進につきましては、海外農業研究といたしまして、熱帯地域等における農林業生産力の飛躍的な向上に資するため、関係国と共同して革新的技術体系の開発基盤となる技術シーズを開発する基盤技術研究に新たに着手いたしましたほか、熱帯農業研究センターの基盤技術研究体制等を整備拡充いたしました。
また同時に、日本がおくれをとっておる面もございますけれども、特に開発途上国からは日本からの協力に期待するという面が大きいものでございますから、特に農林水産省に熱帯農業研究センターを設けまして、そこが中心になりまして研究者を派遣して、開発途上国との共同研究というようなものを行っておるところでございます。
サトウキビの品種改良並びに病害虫の防除に関する研究につきましては、私どもの熱帯農業研究センターの沖縄支所、これは石垣島にございます。沖縄支所と、さらにまた沖縄県の試験場、これに指定試験事業もございますけれども、これが協力をして推進しているところであります。
国際研究協力の推進につきましては、熱帯農業研究といたしまして、アフリカの食料問題等に対処した技術開発を推進するため、アフリカ緊急海外研究調査に着手いたしましたほか、半乾燥、乾燥地域における主要畑作物の天水利用型栽培技術の開発に関するプロジェクト研究に着手いたしました。
また、御案内のとおり科技庁以外でも、例えば、農林水産省では熱帯農業研究センターというようなものを設け国際研究交流事業を推進しておられますし、通産省では国際産業技術研究事業というものを展開されております。文部省の日本学術振興会においても途上国との協力というものをいろいろやっているわけでございます。
試験研究に関する国際協力の推進につきましては、研究職員の派遣等により熱帯農業プロジェクト研究等を実施するとともに、先進国等と国際研究交流を引き続き実施いたしました。
○政府委員(畑中孝晴君) パイナップルの育種でございますが、現在熱帯農業研究センターと県の農業試験場が連携をとりながらやっておりまして、最近では、非常に大きくて、糖度が高くて、生食用にも向くという品種として、N六七—一〇というのが育成をされております。
このようになっておるわけでありまして、我が省としましても、沖縄県においては亜熱帯地域としての温暖な気候を生かした農林水産業の振興を図るために、干害防止のためのサトウキビあるいはパイナップル等の畑地かんがいを初めとする生産基盤の整備や中央卸売市場の整備、熱帯農業研究センター沖縄支所による研究開発等を積極的に進めてきておるところでありまして、四全総における沖縄の農林水産業の位置づけというものは妥当なものである
○政府委員(櫛渕欽也君) サトウキビに関する試験研究の現状と今後の見通しということでございますけれども、現在サトウキビの研究につきましては、国立の機関では九州農業試験場、これは種子島に試験地がございますが、それから熱帯農業研究センター、これは石垣島にございます沖縄支所、それから鹿児島県、沖縄県の各農業試験場、ここが分担をしながら試験研究を進めている状況でございまして、昨今いろいろな面で成果を得ておりますが
○櫛渕政府委員 農林水産省の試験研究機関には、先生も御承知のように農業生物資源研究所のようにいわばバイオテクノロジーの中核的な研究所から、農業土木試験場のように直接的にはバイオテクノロジーと余り関係のない試験場、あるいは熱帯農業研究センターのように研究の場を熱帯に求めておるところとか、いろいろな試験研究機関があるわけでございまして、それぞれの研究機関がそれぞれの研究目標に向かって精いっぱい研究を続けておるのが
次に、またこの沖縄に結びつけて要望したいんですが、沖縄農業における国の果たす役割、これは決してセクト的な考え方で私申し上げるのではなくて、日本国土の開発の一環という立場から沖縄をまずとらえるという、こういった観点から、沖縄は亜熱帯地域である、そうして我が国における熱帯農業の中心地域である、その沖縄で生産されておりますサトウキビとかあるいは花弁、野菜、果樹等は、だんだん沖縄の開発にマッチして消費者の嗜好
特に、熱帯、亜熱帯の植物遺伝資源の確保については、熱帯農業研究センター沖縄支所の機能の充実に合わせまして、沖縄さとうきび原原種農場におきましても遺伝資源の保存機能の充実を図ることといたしております。またジーンバンクの一層の充実を図るため、熱帯、亜熱帯を中心とする海外遺伝資源について国際協力を積極的に進めつつ、その導入に努めているところでございます。
次にパイナップルの品種改良でありますけれども、これにつきましては、沖縄県農業試験場がその育種を実施しておりますが、熱帯農業研究センターの沖縄支所におきましても、諸外国から多様なパイナップルの遺伝資源の収集を行いまして、そこで有用ないろいろな特性の調査をしまして、沖縄県の試験場の品種改良の素材として提供する、そういうような関連の研究を行っております。