1997-11-17 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第4号
ここがやったマスタープランというのは、鷲見教授の批判によれば、国産技術に基づく木炭高炉による銑鉄をつくれというので、木炭だから木を全部切っちゃって熱帯樹林がだめになる、それから、この地域の一万数千人のインディオが生活基盤を失うということになったというんです。
ここがやったマスタープランというのは、鷲見教授の批判によれば、国産技術に基づく木炭高炉による銑鉄をつくれというので、木炭だから木を全部切っちゃって熱帯樹林がだめになる、それから、この地域の一万数千人のインディオが生活基盤を失うということになったというんです。
それはもう既に取り上げていまして、熱帯樹林の問題についての会合をやっているんだ。 その中の大きな課題は、日本というのは森林というのがあるけれども、なぜ東南アジアのラワン材だなんだを持っていくのか。こういうふうなことで、日本を捕鯨の問題の次の標的にしようとしている大きな一つの運動があるんです。
したがって、我々は、そういう意味でこの環境問題について一つの過去の経験を持っておりますから、今の世界環境の問題は、熱帯樹林であるとかあるいは緑地であるとか、我が国の問題とは少し異質でありますし、スケールも大きゅうございますけれども、我々にそういう経験と実績がございますので、貢献しなければならないし、殊に明年地球環境会議もございますので、余計そういうふうに思っております。
したがって、この世界の熱帯樹林を中心としたこの四割をも占めている我が国は、熱帯林喪失の一端の責任があるという点を確認できますね。
さてそこで、現在地球の森林は、北半球と南半球、御承知のように既にFAO、UNEPの調査その他で、木材の資源の配分の関係、どこの森林が喪失しているかなどについては世界的に一定の判断が出ておりますが、特に今問題なのは熱帯樹林、南方系であります。今我が国には南方系は、質問している時間がありませんから申し上げますが、かつてのインドネシア、フィリピンじゃなくて、圧倒的にマレーシアであります。
熱帯樹林をちょん切った問題につきましては、私の関係者の中に森林及びパルプの輸入業者がおりまして、詳細に私は存じ上げておりまして、議論できる用意がございますが、きょうはもう時間がなくなりましたからやめます。
しかしながら、そうした以外にフロンガスによるオゾン層の破壊であるとか、あるいは熱帯樹林の問題であるとかいっぱいございます。私はフロンなんかというものを考えました場合に、日本はどういう特色があるかなと。普通フロンはお互いに使いますスプレーから出ると、こういうふうに言われておりますが、我が国におきましては産業のIC、これをフロンによって洗浄する、これにほとんど大量に使われておる。
○国務大臣(宇野宗佑君) 我が国は木材需要国でございますから、当然いろんなことを考えなくちゃならないと思いますが、今さっき申されましたように、熱帯樹林ということに絞って考えると、やはりそうした地域の国々に対する要望に対しては、現在もそれぞれの国の自主的な願望のあるプロジェクト、そうしたことに対応をしておるわけでございます。
したがいまして、熱帯樹林というものに対しましては日本は他国に先んじて関心を持って、やはり環境を整えて将来にわたって熱帯樹林の保全を完璧ならしめ、なおかつ需要等々に対しましては円滑な需要ができて、現地国のためにもそれが一つの大きな貿易の拡大策につながる、そのかわりに保全は忘れちゃいけない、こういうふうな認識でございます。
この前ここで熱帯樹林のことについても伺いました。したがって、そのためには、資本主義社会でございますから、それぞれ私企業は商品をつくって売り出しておる、需要があればそれはなかなかなくならない。それが別の観点、つまり地球の環境保全という立場からこれを変えねばならない。片一方は生産を制限する、使用に対しても規制をするということを考えるならば、しかし似たような需要がある。
環境保全、熱帯樹林の保全ということは別の角度からする日本政府の大きな地球あるいは人類に対する責任問題でございますから、輸入政策に対して我関せずえんであるのか、それとも輸入に対して何らかの政府の関心を寄せ、あるいはこれに対して注文をつけるところがあると考える政策をおとりになるか、伺いたい。
そうしますと、日本政府は、今答弁があったように、フィリピンの樹木が熱帯樹林としての大きな環境保全の役割を果たしておるということには関心がなくて、おれは知らぬのだ、こういう態度をとっておると見られる。そんな国に木材機関の本部を置くということになると、日本政府が疑われますよ。いかがですか。 〔浜野委員長代理退席、委員長着席〕
全体として我が国がどのような熱帯樹林に対する考え方を持っておるか、日本政府の意向をひとつまとめてください。 そうしないと、本部を持っている我が国が一体どのような姿勢か、だれもわかりませんから、それは日本政府としてなすべきことだと思いますから、強く要請いたします。お答え願いたい。
それからもう一つ、熱帯樹林が世界じゅうで切られています。そして緑が丸裸になっている。熱帯樹林が切られていて丸裸になっているぞという話が続いています。それで、日本は国連の熱帯樹林に関する会議の本部を日本に招聘することに決めまして、この間会議までやりました。しかし、一番たくさん切っているのは日本だと言われている。
例えば熱帯樹林の御答弁を最後にやり玉に上げて恐縮ですが、一番最後だったのであれだけ批評いたしますが、熱帯樹林をどうして切るか、その熱帯地帯における庶民が薪炭がないという状況です。薪炭がなぜないのか、切る木が横にないと言ったって、ほかに何か料理の方法がないのかといいますと、かまどが非常にレベルが下がっております。
そういったものを踏まえ、また御指摘のような後進国におけるいろいろの問題、インドのボパール事故といったものもございましたけれども、あるいは地球的な環境規模の問題として熱帯樹林の減少とか、いろいろな問題が指摘されておりますので、そういった問題を幅広く検討して、できれば三年がかりで政府の開発援助を行う機関が窓口で机の横に置いて貸付審査の対象に使えるようなものをつくってみたいという意気込みでつくるわけでございますので
○久保田真苗君 農業を考える上で一つ問題とされておりますが、焼き畑移動農業の問題なんですが、これは熱帯樹林の消滅などとも関係して非常に地球内に憂えられていることなんですが、この点は東南アジアの場合、先生はどのようにお考えになりますでしょうか。
このままいきますと、今世紀中に動植物の豊庫である熱帯樹林は半減し、農地も砂漠化して、三分の一が失われると言われております。人類が節度を見失い、消費文化と軍拡に狂奔している間に、その生存基盤は確実にむしばまれているのです。