1993-10-27 第128回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
それから、その内訳といたしましては、熱帯林等の保護のための植林を行う、こういったものが十一件、それから砂漠化の防止というものに活動分野を求めるものが六件、野生生物の保護などが十五件、大気汚染や水質汚濁の防止が十一件、その他四件、これが開発途上地域の環境保全活動の分野別のものでございます。
それから、その内訳といたしましては、熱帯林等の保護のための植林を行う、こういったものが十一件、それから砂漠化の防止というものに活動分野を求めるものが六件、野生生物の保護などが十五件、大気汚染や水質汚濁の防止が十一件、その他四件、これが開発途上地域の環境保全活動の分野別のものでございます。
しかし、ノルドベイク宣言で言われております千二百万ヘクタールという数値は、これは世界の森林面積の純増を年間千二百万ヘクタールとするということでございまして、劣化あるいは減少しておる熱帯林等の面積が千五百万から千七百万と言われておりますので、これを合わせれば二千七百万から二千九百万という膨大な造林をする、こういうことを目標にしているわけでございまして、ただいま申し上げました百八十万という数値に比較いたしますと
熱帯林等世界の森林が大規模に減少しているということが言われる中で、各国が一体となって世界的な造林に取り組んでいくということは極めて必要なことであるというふうに考えております。
それから、関係の深い熱帯林等の森林の問題でございますが、これにつきましては、今の減少傾向に何とか歯どめをかけ、増減をまずバランスさせ、さらに二十一世紀初頭からは純増に持ち込むことを目指すということで合意されたわけでございまして、その純増の暫定目標としまして年間千二百万ヘクタールということを掲げましたが、この目標につきましては、その実現可能性の検討をこれもIPCCに要請することになったわけでございます
特に、同宣言におきまして二酸化炭素等の温室効果ガス排出の安定化、それからこれと並んで熱帯林等の森林の造成、開発途上国への援助等について具体的な目標を含む提言がなされたことが大変有意義であったと思うのでございます。
それからさらに、この会議では、熱帯林等の森林の減少に歯どめをかける、そしてその熱帯林等の森林資源の増減をバランスさせ、さらに二十一世紀の初めからできるだけ年間千二百万へクタールという割合で増加させるという暫定目標を示しまして、その実現可能性をさらに検討することになったといったようなこと、非常に重要な成果が得られたというふうに思っております。
熱帯林等の地球の緑を守ることは、地球環境を保全する上で重要な問題であります。我が国は、これまでも二国間協力や国連環境計画等の活動を通じまして努力をしてまいりましたが、今後とも、各国と協力して、一層その役割を果たしたいと思います。 さらには、国内の森林資源の問題にも言及がございました。