2021-03-19 第204回国会 衆議院 環境委員会 第3号
これがインドネシアやマレーシアなどの熱帯林破壊の要因になっているわけです。 広大な熱帯林が消滅しています。それとともに、オランウータン、象などの野生生物が生息できなくなって、生物多様性も失われています。こうした現状をどういうふうに認識されていますか。
これがインドネシアやマレーシアなどの熱帯林破壊の要因になっているわけです。 広大な熱帯林が消滅しています。それとともに、オランウータン、象などの野生生物が生息できなくなって、生物多様性も失われています。こうした現状をどういうふうに認識されていますか。
先進国における第三世界からの資源取得の過程で発生する熱帯林破壊、換金作物栽培による土壌の疲弊と流出、そして砂漠化。この問題は、我々はえてして日本国内にのみ目を奪われる中で、私たちの経済と密接な関係を持ちながら刻一刻と進行しているというふうに考えています。
しかし、長年にわたる政府の外材依存政策が林業の衰退、山村集落の過疎化、林業就業者の激減を招き、我が国の貴重な森林資源を荒廃に導いただけでなく、東南アジアの熱帯林破壊に見られるような地球規模での環境破壊をもたらしてきたことは疑いのない事実であります。 我が国森林・林業の再建と環境保全の有機的結合を今後どのように政策化していかれるのか、農林水産大臣の見解をお聞かせください。
それから次に、薪炭材と森林破壊でありますけれども、焼き畑と並んで、熱帯林破壊の元凶と一般にされているものに薪炭の採取がある。しかし、薪炭などの燃料材の消費量と産業用木材の生産量を単純に合算して、そのうち薪炭材の占める割合をそのまま熱帯林損失に対して責任のある割合と考えるのであれば、それは正しくない。
また、アメリカ合衆国は日本政府に対し一部の日本民間企業及び政府援助機関がパプアニューギニアとの取引行為における法規の侵害や熱帯林破壊をもたらしている件についての調査を要請する。また、パプアニューギニア政府及び他の材木輸出国政府との間に交わされた関税条約その他の協定の法令を調べ、積極的に違法行為を禁止し、取引情報の偽造の禁止を早急に求める。
○木庭健太郎君 残されたわずかな時間で、最後に、熱帯林破壊の問題で今世界的に注目を集めておりますマレーシアのサラワクの問題について何点かお伺いしたいと思います。 先日、ITTOの理事会が開かれまして、熱帯林破壊ということからサラワクを守ろうという立場でITTOの理事会が開かれたというふうにお聞きしております。どういう決定がなされたのか、簡単に御説明をしていただきたいと思います。
世界自然保護基金、WWFが「熱帯林破壊と日本の木材貿易」という緊急レポートを英語版と日本語版でわざわざ出したんですね。この中にも、焼き畑が元凶だというのは違う。まず焼き畑による森林破壊が目立つ土地は、第一に過去に伐採が集中的に行われたところだ。第二にそこに政策的移民や自然移民が押し寄せて、伐採道路を伝って入植して、それで荒廃地にしてしまう場合が圧倒的に多いと、こう書かれているんですね。
それから二次林的な存在の熱帯林破壊の最大の原因は、今、山火事でございます。ですから、手つかずの自然というものはなかなか火が入らないのですけれども、再生してきた木の細かい二次林というのは山火事が非常にたくさん頻発するわけでございます。 そうすると、焼き畑が最も悪いのかというとまた話は複雑でございまして、焼き畑というのは実は純粋な熱帯林にはなかなか起き得ないものであります。
サミットにおきましても、地球の温暖化であるとか、オゾン層の破壊であるとか、さらに熱帯林破壊等の地球環境問題が焦点の一つになることは事実でございます。我が国といたしましては、その規模が非常に大きく、影響が国境を越え、全地球に及ぶことから、人類の共通の課題といたしまして地球環境問題に取り組みたいということを認識いたしております。
○中西珠子君 日本のODAが、熱帯林破壊に非常に役立つようなODAをやっているという国際的NGOの非難もあるわけでございますけれども、またこれも小委員会でそのうちぜひ突っ込んだ御意見を伺わしていただきたいと思います。ありがとうございました。