2008-03-25 第169回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
しかし、別の面からいいますと、何といっても一日単位で仕事が区切られていますと、当然ながら毎日違う仕事をする場合もあるわけで、熟練形成というものもままならないわけで、やはり長い間働いていても質が向上しない、したがってなかなか正社員の道に行くことが困難であるという問題があります。
しかし、別の面からいいますと、何といっても一日単位で仕事が区切られていますと、当然ながら毎日違う仕事をする場合もあるわけで、熟練形成というものもままならないわけで、やはり長い間働いていても質が向上しない、したがってなかなか正社員の道に行くことが困難であるという問題があります。
もちろん、これは福島委員がいつも言っておられるように派遣の固定化につながるとすれば問題でありますが、同時にそれは、三年ごとにあるいは二年ごとに派遣労働者が企業を変わらなければいけないという状況になれば、なかなか熟練形成というのは進まないんじゃないか。
そのような能力形成や熟練形成は、継続した職業経験の蓄積とこれを可能とする安定した雇用がなければ達せられないと考えられます。 政府もこれを十分に認識し、キャリア形成を促進、支援するための事業主の講ずべき措置に関する指針を定めるものと理解をしておりますが、これでよろしいでしょうか。
しかしながら、そのような能力開発や熟練形成には継続した経験の蓄積が必要でありまして、そのための雇用安定を基盤とした長期的視点に立った能力開発を否定するものではないというふうに理解をしておりますが、それでよろしいでしょうか。御意見をいただきたいと思います。
例えば熟練労働、我々スキルフォーメーション、労働の熟練形成という言葉を使いますけれども、労働者の熟練形成の速度、これはやはり目立ったものがあると言っていいと思います。したがいまして、この地域に蓄積されている熟練労働者の層の厚さという観点から見ますと、やはりラテンアメリカとかインドを中心とした南アジアとか、もちろんアフリカ等に比べて、やはりこの地域は熟練労働者が抜群の力を持っている。
それから、雇用が保障されるいわゆる終身雇用制のもとでの雇用保障と、キャリア形成、熟練形成及び職業人としての労働力の形成が企業によって行われるわけでありまして、その結果、企業との一体感、企業意識、忠誠心が強いというようなことで、これが日本のこれまでの産業効率のよさにつながってきたということも改めて申し上げる必要はありません。
例えば熟練形成の面でも、職場を異動しまして多能工化していくとか、それから、技能というよりも技能の技術化といいますかね、そういう傾向もありましたし、それから、現場で例えば小さなトラブルが起こりますとそこで直しちゃうわけですね、実際には。
しかし、労働省の方からお話がありましたように、研修制度につきましては、今東京商工会議所におきまして、外国人労働者熟練形成制度ですか、こういうものも提案をされておりますので、ここらもひとつ含めながら今後の対策を御検討いただきたいと思います。
この御提案におきましては、外国人労働者が就労しながら一定の技術、技能を習得して熟練形成を図るということでございまして、受け入れの全期間を通じまして労働者として受け入れるということを前提にしておるわけでございまして、そうなりますと、外国人労働者の受け入れと区別することが基本的に大変難しいということが一番基本的な問題点ではなかろうかというふうに思っておるわけでございます。
また同時に、政府間協定の締結、受け入れの条件等について外国人労働者熟練形成制度というものを提唱しております。 このような要望書が提出されていることは、中小企業における人手不足の切実さを表現しているものと思われます。この点についてどのような御見解であり、また研修制度の受け入れ枠の拡大ということについてどのようにお考えか、お話を承りたいと思います。
東京商工会議所も、外国人労働熟練形成制度というものをつくって、やはりそのような方向である程度の単純労働等の導入を認めるべきである。関経連についても、やはり労働許可制度のもとにおいてそういう方向について検討すべきである。大体共通した御提言でございますが、私どももこういう御提言については、大変御勉強の成果でもあり、今後十分に御参考にさせていただきたいと思っております。
それは中小労働者の市場の特殊性から大企業よりも移動が激しいこと、それは中小企業の場合、熟練形成が渡り歩くことによって行われるという性質を持っておるというように指摘されておりますが、四十六年度の平均掛金が千三百五十七円、平均支給額が四万九千二百九十一円だというと、これ平均すると三年程度でやめておるという平均になるんです。